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2014年の総括と2015年の展望。

あけましておめでとうございます。

元旦は夜明け前からヨドバシカメラに並び、福袋を買いました。
(昼から雪が降りましたが、めちゃめちゃ寒かったです。)
今年も充実した映画ライフを送りたいと思って、
ブルーレイレコーダーを買おうと決心したので。
今までは恥ずかしながら我が家にはまともなBD再生機がなく、
プレイステーション3でレンタルしたBDを見ていましたが、
そろそろちゃんとしたものが欲しいなと。
ついでに今までは裏番組録画も出来なかったので、
トリプルチューナーのブルーレイレコーダーの入った福袋を買うことに。
中身がわからないのに40000円もしたのでドキドキでしたが、
50000円以上はするソニーのBDZ-ET1100が入っていたので、ひとまず安心。
いや、4000円相当のポイントも付いていたので、大成功だったかも?
でも本当はウチのテレビが東芝なので、メーカーを合わせたかったけど、
まぁソニーのPS3からバトンタッチしたと思えばいいかな。
これで今年は充実した映画ライフが送れるはずです。

…いや、映画じゃなくて主に海外ドラマライフかな。
映画は映画館で観るのが醍醐味なので、テレビで観るのはBDスルー作品くらいです。
昨年、2014年は計200本の映画を劇場鑑賞しました。
一昨年、2013年は生涯最高250本も鑑賞したので、2割ダウンで少し抑え目ですが、
映画も含め物価が上昇しているので、削らざるを得ませんでした。
内訳は外国映画142本、日本映画58本と7割以上が外国映画でした。
これは円安なので、同じ料金で観るなら外国映画の方がお得だから。
…と考えたわけではなく、ただ日本映画を観る機会が減ったためです。
本数を削るとなると、どうしても日本映画から削りがちになるので…。
削らないまでも、とにかく少しでも料金を節約しなくちゃいけないので、
割高なデジタル3D映画も昨年は1本しか観てません。

そんな感じで頑張って節約しましたが、年間映画鑑賞費は19万8800円…。
あまり節約しなかった一昨年(19万8600円)よりも高くなってしまいました。
消費増税に伴う映画料金の実質値上げ(ムビチケ導入、サービス改悪)です。
今年も物価上昇は続くだろうし、もっと節約を迫られるのは間違いないので、
更に2割ダウンの160本を目安に鑑賞しようかなと思っています。
いいBD再生機も買ったし、日本映画なんてレンタルを待てばいいや。

最後に絶対に削れない今年公開の注目作を書いておきます。
というか、今年はこんな映画が公開されると知っておいてほしいものを集めました。
はじめはベスト10にするつもりだったけど、絞り切れなくて20選にしましたが、
それでも絞り切れないほど今年は大豊作で、日本映画が入る余地はないです。
あの大ヒット超大作の続編が続々と公開される予定で、
邦高洋低な日本でもハリウッド映画復権となる一年になりそうな予感です。
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2013年外国映画ベスト10

前回の2013年日本映画ベスト10に続いて、今回は外国映画ベスト10です。
昨年観た実写洋画は138本で、自己最高本数を観た年でした。
やっぱり、数を観ると、いい作品も沢山見つけることができるので、
そこから10本に絞るのは至難の業でしたが、なんとかベスト10を決めました。
でも正直かなり流動的で、明日また決め直したら、全然違う結果になるかも。

今年、最もヒットした実写洋画は『テッド』です。
年間興行成績も『風立ちぬ』『モンスターズ・ユニバーシティ』に次ぐ3位で、
トップ5で唯一の実写映画で、今年最もヒットした実写映画でもあります。
日本ではハリウッドのコメディ映画が劇場公開されることすら珍しいのに、
まさかR指定コメディ映画が1位に輝くなんて驚きですが、
日本でハリウッド・コメディがヒットしないなんてのは、
配給会社の勝手な思い込みであることを証明してくれた功績は大きいです。
ボクのベスト10にも入れたかったのですが、ギリギリ及ばず、
『テッド』は次点の11位ということにしておきます。

実写洋画2位は『アイアンマン3』でしたが、コチラは全体の15位…。
如何に日本人の洋画離れが進んでいるかがわかる、悲しい結果です。
3位以下、『ダイ・ハード』『ローン・レンジャー』『ワイルド・スピードEM』
『ライフ・オブ・パイ』『ワールド・ウォーZ』『オズ』『パシフィック・リム』
『オブリビオン』と続き、全体的に低調ながらも日本でヒットする洋画は、
超大作ばかりだということがわかります。
まぁその傾向は全米年間ボックスオフィスでも同じですけどね。
ちなみに全米の年間1位は『アイアンマン3』でした。
『アイアンマン3』も悪くはなかったけど、ボクのベスト10からは落選…。
『アベンジャーズ』後、一発目のMCU作品で期待が高かっただけに、
この程度の出来では満足できなかったので…。

2013年外国映画ベスト10

1位『ワイルド・スピード EURO MISSION
Fast Furious 6
昨年末、主要キャストのひとり、ポール・ウォーカーが交通事故死して、
本当に悲しかったので、正直その補正が掛かっての1位なのは否めませんが、
J・ステイサムの登板など、その補正を差し引いても上位は間違いないです。
今年、続編が公開されるはずでしたが、不慮の事故により延期です。
でも今月18日にウォーカー主演の『スティーラーズ』が公開されます。

2位『世界にひとつのプレイブック
Silver Linings Playbook
昨年度のオスカー主演女優賞を受賞作品ですが、
作品賞を取ってもおかしくなかった傑作ロマコメです。
俳優部門に全てノミネートされるだけあって、出演者の演技が素晴らしい、
というか、登場人物がとても魅力的な作品だったと思います。
主演二人は今月公開『アメリカン・ハッスル』でも共演し、コチラも期待。

3位『終戦のエンペラー
Emperor.jpg
マッカーサー元帥の部下ボナー・フェラーズを主人公に、
終戦直後の日本を題材にした歴史ドラマで、日米の友好が描かれた感動作。
ハリウッド映画でありながら、日本のトンデモな描写が全くなく、
当時の日本人のメンタリティがちゃんと描かれていますが、
ほとんど日本人が作ったも同然のハリウッド映画だから当然か…。

4位『ウルヴァリン:SAMURAI
The Wolverine
コチラは日本のトンデモ描写が満載な作品ですが、そんなのは些末なこと。
あのアメコミ屈指の人気者ウルヴァリンが日本を舞台に暴れるだけで幸せです。
悔やまれるのは日本人ヴィランを、またしても韓国系俳優に取られたことと、
全米では評価は高かったものの、興収は『X-MEN』シリーズ最低だったことです。
でもラストには今年公開のシリーズ最新作に繋がるシーンがあり必見です。

5位『ゼロ・グラビティ
Gravity.jpg
本年度のオスカー作品賞候補は間違いなく、その大本命とも言われている傑作。
SF映画ですが、まるで宇宙空間でロケをしていると錯覚してしまうほど、
とにかく映像が素晴らしく、この映像美は絶対に映画館で観るべきです。
未鑑賞の人も、まだ絶賛公開中なので間に合いますよ。
全体の2/3はサンドラ・ブロックのひとり芝居なのも興味深いです。

6位『パシフィック・リム
Pacific Rim
芦田愛菜ちゃんなど、日本人俳優も出演しており、
日本の怪獣映画とロボットアニメに対するオマージュが満載のSF超大作です。
さすがは親日家のギレルモ・デル・トロ監督、痒い所に手が届く演出で、
これだけ日本贔屓のハリウッド映画なんだから、日本人なら観ましょうよ。
今年は怪獣映画『ゴジラ』の再リメイクも公開ですが、当然みんな観るよね?

7位『インポッシブル
The Impossible
2004年のスマトラ島沖地震が題材で、主に津波被害について描かれ、
東日本大震災で津波被害を経験した日本人としては他人事ではない物語。
津波のシーンがリアルで衝撃的で、恐怖と興奮で震えました。
津波で家族がバラバラになりますが、震災映画は辛い展開のものが大半だけど、
本作はハッピーエンドで終わり、救われた気持ちになったのもよかったです。

8位『きっと、うまくいく
3 Idiots
本国で歴代最高の興収を樹立したインド映画ですが、
歌って踊るだけじゃないインド映画の魅力が詰まった傑作コメディです。
上映時間が170分もあるのは少々辛いものがありますが、難点はそれだけ。
前半はドタバタ喜劇ですが、後半は感動のドラマで、ラストも痛快です。
もっとインド映画も劇場公開してほしいですね。

9位『タイピスト!
Populaire.jpg
続きましてはフランス映画、『アーティスト』『最強のふたり』など、
昨今のフランス映画は佳作揃いですが、本作も傑作フレンチ・ロマコメです。
タイプライターの早打ち大会という独創的な題材も興味深いですが、
なにより主演女優デボラ・フランソワのキュートな魅力が堪りません。
まさに「現代のオードリー・ヘップバーン」でした。

10位『人生、ブラボー!
Starbuck.jpg
最後はカナダのコメディドラマですが、カナダ映画としては生涯ベストかも。
安易に精子提供し、533人の生物学上の父親となってしまい、
うち142人の子供から名乗り出るように訴えられるという話で、
メチャクチャなドタバタ喜劇かと思いきや、超感動の家族ドラマでした。
なんでも、スピルバーグ製作でハリウッド・リメイクするみたいです。

外国映画の今年の展望ですが、今年はとにかくアメコミ映画が豊富で、
マーベルだけでも『マイティ・ソー』『キック・アス』『キャプテン・アメリカ』
『アメイジング・スパイダーマン』『X-MEN』のシリーズ最新作と、
新シリーズ『ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー』が公開になります。
ちなみに実写映画ではないのですが、ディズニークラシックス54作目となる
『Big Hero 6(原題)』もマーベル原作のアメコミ映画です。
なお原作ではBIG-HERO6は、シルバーサムライなどが名を連ねる、
日本公認の超人諜報員だそうで、どんな内容になるのか楽しみです。
(全米11月公開なので、今年中に日本で公開されないとは思いますが…。)
DCコミック原作アメコミ映画は今年公開しないみたいなので残念ですが、
マーベル映画ファンには堪らない一年になりそうですね。
(一応、LEGOのDCキャラが登場する『レゴ(R)ムービー』はあります。)
ボクもアメコミ映画が大好きなので、どれも期待していますが、
最も期待しているのは件の怪獣映画『GODZILLA』です。
ボクは子供の頃からゴジラが本当に大好きだったので、
何とか『GODZILLA』を大ヒットさせて、ハリウッドでシリーズ化してもらい、
あわよくば日本映画でもゴジラが復活してくれたら嬉しいです。
まぁボクだけの力ではどうにもならないことですけどね…。

明日はアニメ映画、日本映画、そして外国映画を合わせた、
2013年の総合ベスト10を書こうかと思ってましたが、
結局これまでの3つのベスト10の上位作を並べるだけなので止めます。
最後に、2013年の外国映画のワースト10も書きますが、
例によって、不愉快な気持ちになるかもしれないので注意です。
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2013年日本映画ベスト10

昨日の2013年アニメ映画ベスト10に続いて、今日は実写邦画のベスト10です。
昨年観た実写邦画は69本で、実写洋画の138本に比べると丁度半分ですが、
本数的には過去最高本数の実写邦画を観た年だったかな。

今年最もヒットした実写邦画は『映画 謎解きはディナーのあとで』。
それでも30億円程度で、年間興行成績の6位という結果。
邦画は洋画に比べると客が多い印象がありましたが、
ヒットする邦画もアニメばかりで、実写は全然ですね。
それでも嵐の主演作は頑張っている方で、実写邦画だけのランキングなら、
実写邦画4位が『プラチナデータ』、11位が『陽だまりの彼女』でした。
さらにジャニーズ主演であれば、実写邦画9位に『劇場版 ATARU』、
12位に『図書館戦争』、15位に『脳男』という結果で、
実写邦画15位以内にジャニーズ映画が6本も入っています。
ジャニーズ以外でひとり気を吐いていたのは、福山雅治です。
主演映画『真夏の方程式』は実写邦画2位、『そして父になる』が3位と、
今年の実写邦画は福山雅治の年だったといっても過言ではないです。
あ、一応断っておきますが、年間興収は集計期間などによって結果が違うので、
実写邦画1位が『真夏の方程式』になるランキングもあるみたいです。

また、実写映画上位10本のうち、5本がテレビドラマの劇場版でした。
上記の『謎ディ』『真夏の方程式』『ATARU』もそうですが、
他は6位『ストロベリーナイト』、7位『SPEC』という結果でした。
劇場版しか客が入らないと言われて久しいですが、実際にそうで、
生粋の映画ファンとしては、とても寂しい気持ちになります。
実写邦画上位10本の残りは三谷幸喜の時代劇コメディ『清須会議』が5位、
朝ドラ『あまちゃん』で再注目されたクドカン脚本の『謝罪の王様』が8位、
カンヌにも出品された三池崇史の『藁の楯』が10位でした。
以下は、ボクの個人的な実写邦画ベスト10になるのですが、
不思議と年間興行成績ベスト10からは1本しか選ばれませんでした。
なんだか世間との感性の齟齬を感じてしまいます。

2013年日本映画ベスト10

1位『永遠の0
永遠の0
やっぱり最近観たものの方が印象が強くて有利になるので、
12月末に公開された本作を1位にするのはどうかと思いましたが、
それを差し引いたとしても、実写邦画の生涯ベスト10に入るかもしれない傑作。
同じ零戦を題材にした『風立ちぬ』の宮崎駿が批判したことも話題になり、
アンチ『風立ちぬ』のボクとしては、更に本作の評価が上がりました。

2位『舟を編む
舟を編む
新しく中型国語辞典を作る出版社の辞書編集部を舞台にした物語ですが、
辞書を作る過程がとても興味深く、とてもその作業の大変さに感銘を受けて、
それ以来、何かと紙の辞書を引くようになってしまいました。
大ブレイク中の松田龍平演じるちょっと変人の主人公が魅力的で、
お仕事ものとしての面白さだけでなく、喜劇としても最高な傑作です。

3位『不安の種
不安の種
こんなに面白いJホラー映画に出会ったのは何年ぶりでしょうか。
ホラーというよりは、不条理なブラックコメディって感じもしますが、
シュールで笑っちゃうところも多いけど、怖いところはかなり怖く、
どんでん返しまであり、なんとも不気味な世界観に引き込まれます。
抜群の構成力で、おそらく原作漫画を超える出来なのではないでしょうか。

4位『そして父になる
そして父になる
大好きな是枝裕和監督の作品なので、傑作になることは確信してたけど、
期待を裏切らぬ傑作で、本当に素晴らしい映画でした。
カンヌ映画祭審査員賞なんて、本作の評価としては低すぎます。
興収30億円で年間興収8位となりましたが、福山雅治効果であって、
作品の出来が素晴らしいからヒットしたのかは微妙なところか…。

5位『みなさん、さようなら
みなさん、さようなら
日本一好きな監督である中村義洋の作品ですが、特に濱田岳と組んだら最強。
昨年、一番初めに観た実写邦画でしたが、その印象は1年たった今でも顕在で、
当時は2013年最初にして最高の邦画じゃないかと思ったものです。
コメディから徐々にシリアスな展開になっていくのが秀逸で、
ちょっとノスタルジックで、なんだか切なさが胸を締め付ける傑作青春映画です。

6位『凶悪
凶悪
かなり衝撃的な殺人事件が描かれますが、事実に基づいているんだから驚き。
主演の山田孝之は好きな俳優のひとりなので、それだけでも期待はしてたけど、
むしろ殺人犯のひとりを演じたリリー・フランキーが最高でした。
同時期に公開された『そして父になる』でも助演を務めていましたが、
真逆の役なのに、どちらも違和感を覚えない彼の演技の幅には感心します。

7位『地獄でなぜ悪い
地獄でなぜ悪い
メジャー監督になった途端に日和見になった園子温監督でしたが、
久々に彼らしいバイオレンスなブラックコメディを撮ってくれました。
まだまだ本調子とは言えないけど、それでもかなりの佳作に間違いはなく、
ダメな時期にウンザリしながらも園監督の作品を見続けてよかったと思います。
でも一般ウケはイマイチで、大島優子は本作を観て吐きそうになったとか…。

8位『はじまりのみち
はじまりのみち
最も好きなアニメ映画監督である原恵一が初めて撮った実写映画です。
才能のある映画監督は、実写、アニメ問わずに面白い作品を作りますね。
戦時中に国策映画を無理やり撮らされた映画監督・木下恵介を描いた作品で、
いわば反戦映画なのですが、全体的に心温まる喜劇として作られています。
素晴らしい実写映画ですが、原監督には今後もアニメ映画も作ってほしいです。

9位『ばしゃ馬さんとビッグマウス
ばしゃ馬さんとビッグマウス
関ジャニ∞の安田章大主演の作品ですが、ジャニーズ映画は大人気なのに、
なぜか関ジャニ∞勢の主演作は振るわなかったような気がします。
でも本作は『永遠の0』以外では昨年最高のジャニーズ映画だったと思います。
ドラマや映画の脚本家のタマゴたちを描いたロマコメ(?)ですが、
ボクもそうだけど、特に映画が好きな人間には興味深い内容のはずです。

10位『くちづけ
くちづけ
知的障害者の自立支援のためのグループホームを舞台とした物語ですが、
とにかく知的障害者を演じた宅間孝行の演技が半端ではないです。
その完璧な演技が内容にリアリティをもたらしており、
知的障害者なんてセンシティブな題材を、ただお涙頂戴にすることなく、
綺麗事ではない社会派ドラマになっており、とても考えさせられます。

実写邦画の今年の展望ですが、正直、何もありません。
現在公表されている年間公開スケジュールを見ても、期待できる作品はなく、
すでに今年の実写邦画の不調が懸念されます。
強いて挙げるなら万城目学原作の『偉大なる、しゅらんぼん』は面白そうかな。
まぁ期待できるかはともかくとして、動向の気になる作品を挙げるなら、
三池崇史監督でクドカン脚本の『土竜の唄』は生田斗真主演だしヒットするかも。
あくまで原作小説の実写映画化だと言い張る『魔女の宅急便』。
前作が大ヒットした『テルマエ・ロマエII』と『るろうに剣心 京都大火編』。
朝ドラ『あまちゃん』の能年玲奈主演の『ホットロード』。
年末公開の『寄生獣 PART1』くらいでしょうか。
まだ全く出揃っていないので、今後発表されるラインナップに期待です。
明日は実写の外国映画のベスト10を書きたいと思います。

以下、2013年実写日本映画のワースト10も書いておきますが、
例によって、不愉快な気持ちになるかもしれないので注意です。
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2013年アニメ映画ベスト10

今週末には新作映画の公開が始まるので、金曜からは映画の感想になりますが、
それまでの今日から4日間は、昨年の映画の個人的ランキングを書きます。
アニメ映画、日本映画、外国映画、そして総合のベスト10をそれぞれ書く予定。
まずは例年通りアニメ映画のベスト10から書きたいと思います。

昨年は年間興行成績のベスト10にアニメ映画が7本もランクインしており、
年間ランキングだけ一見するとアニメ映画が人気があるように思えますが、
実際は実写映画がさっぱり振るわなかっただけで、
例年通り稼働したアニメ映画が相対的に上位になっただけのようです。
とはいえ、その中にもバケモノ級の大ヒット作があり、
年間1位だった宮崎駿監督の『風立ちぬ』は120億円の超絶ヒットを記録。
2位のピクサー作品『モンスターズ・ユニバーシティ』も89.5億円の大健闘で、
昨年50億円を超えた映画は、実写含めてもこの2本だけだったようで、
どれだけ飛び抜けた存在だったかがわかりますよね。

ボクは昨年37本のアニメ映画を観ましたが、外国アニメは3割にも満たず…。
本当は海外アニメの方が好きなので、たくさん観たいのですが、
日本でまともに公開が決まるのはディズニーかイルミネーション作品だけで、
ドリームワークス作品やブルースカイ作品は公開を見送られる傾向にあり、
日本で観れる海外アニメの絶対数がかなり減ってしまい残念です。
逆に日本のアニメ映画は増加傾向にありますが、依然オリジナル作品は少なく、
テレビアニメの劇場版が次から次へと公開されている印象です。
特に深夜アニメの劇場版は、作品自体の出来ではなく、
劇場の物販で儲けたいのではないかと思われるものばかりで懸念されます。
興行的には堅調なアニメ映画ですが、この状態が続けば長くはもたないかも…。
やっぱり良作揃いの海外アニメ映画が日本でも公開されて、
日本のアニメ映画と競合して、切磋琢磨してくれないとダメですね。

2013年アニメ映画ベスト10

1位『かぐや姫の物語
かぐや姫の物語
昨年はジブリ作品が2本も公開される異例の年でしたが、
方や120億円で年間1位の『風立ちぬ』、方や15.5億円の本作と、
同じジブリ作品でもここまで差があるのかと驚きます。
高畑勲の本作は線画による挑戦的な作品で、その映像は本当に素晴らしく、
出来は圧倒的に優るのに、駄作でもヒットする宮崎駿のブランド力って…。

2位『シュガー・ラッシュ
Wreck-It Ralph
日本でも30億円のヒットでしたが、それでも控えめすぎる成績です。
任天堂をはじめとする日本のテレビゲームへのオマージュが満載な作品で、
それだけでも日本でヒットするには十分な理由ですが、物語もとても面白く、
本作を観た時(3月)には、今年はこれ以上のアニメ映画は出ないと思いました。
今回は僅差で『かぐや姫』に軍配を挙げましたが、同率1位でもいい傑作です。

3位『DRAGON BALL Z 神と神
ドラゴンボールZ 神と神
任せきりで駄作となった実写版『DRAGONBALL EVOLUTION』の教訓から、
原作者・鳥山明が初めて脚本を手掛け、17年ぶりとなる劇場版アニメです。
さすがは原作者、作品のことを誰よりも理解しているといった印象で、
バトルものではなくコメディになっており、原作初期の楽しさが味わえます。
興行的にも30億円の大ヒットとなり、年間10位の好成績を残しました。

4位『くもりときどきミートボール2 フード・アニマル誕生の秘密
Cloudy with a Chance of Meatballs 2
前作から4年ぶりとなるシリーズ最新作。
とにかくポップでキュートなキャラクターが魅力的なアニメで、
ハリウッド・アニメらしい楽しさに溢れた佳作です。
昨年末に公開となった本作なので、初週末の成績もまだわかりませんが、
ぜひともヒットしてほしい面白い作品で、絶賛公開中なのでオススメです。

5位『劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ
銀魂 完結篇
「NO MORE 映画泥棒」のパロディや、映画を使ったメタネタは最高でした。
アニメもドラマも単なるレギュラー放送のスペシャル版的な劇場版が多い中、
映画でやることの面白味を追求した劇場版は他にはないです。
ボクはレギュラー放送は見たことがなかったけど、とても楽しめました。
巨匠・宮崎駿の『風立ちぬ』をコケにする製作サイドの勇気にも脱帽です。

6位『スーサイド・ショップ
The Suicide Shop
フランスの国民的監督パリトス・ルコントが初めて手掛けたアニメ映画。
脚本、映像、音楽、テーマの独創性が素晴らしく、
『はじまりのみち』の原恵一もそうですが、本当に腕のある監督は、
実写でもアニメでも、プラットホームは選ばないんだなと感心しました。
自殺を題材にしたブラックな作品ですが、とても清々しい鑑賞後感です。

7位『サカサマのパテマ
サカサマのパテマ
ジブリ以外のアニメ映画は劇場版ばかりで、ほとんどオリジナル作品はなく、
あってもあまり出来がいいとは言えないものばかりだった昨年ですが、
そんな中で本作は抜きに出た存在だったと思います。
王道のボーイ・ミーツ・ガールなSFですが、予想外の大どんでん返しもあり、
本当によくできた作品でしたが、如何せん公開規模が小さいのが悔やまれます。

8位『怪盗グルーのミニオン危機一発
Despicable Me 2
『怪盗グルーの月泥棒』の続編で、マスコットキャラだったミニオンが、
今回は大活躍するとても可愛くて楽しい作品です。
前作は劇場公開時はイマイチでしたが、口コミでその面白さが波及し、
本作は前作の2倍、23億円以上を稼ぐ大ヒット作になりました。
でも正直、前作の方が面白かったので、ここでの順位は控えめに8位です。

9位『鷹の爪GO 美しきエリエール消臭プラス
鷹の爪GO
FLASHアニメ『秘密結社 鷹の爪』の劇場版の実質第4弾となる第5弾です。
バジェットゲージ、プロダクト・プライスメントなど、
仕掛けの面白さに拘ったシリーズでしたが、本作は物語も秀逸で、
まさか本作に、ちょっとウルッとさせられるとは思ってもみませんでした。
今年は実質第6弾となる劇場版第7弾が公開される予定で、楽しみです。

10位『モンスターズ・ユニバーシティ
Monsters University
昨年ナンバー2ヒットとなった本作ですが、もちろん面白かったものの、
前作『モンスターズ・インク』に比べるとかなり落ちる印象は否めず、
やはり結末を知っているプリクエルの難しさを痛感します。
過去の話より、ブーを含めたキャラたちのその後の方が気になるしね。
でも今年はピクサー作品は公開されないようで寂しいです。

今年の展望ですが、ディズニー最新作の『アナと雪の女王』は期待できます。
前述のようにピクサー作品の公開はないのは、とても残念ですが、
『カーズ』のスピンオフ『プレーンズ』の続編は公開されます。
もしかするとディズニーの『ビッグ・ヒーロー6』も今年中に間に合うかも。
全米ではブルースカイの『ブルー 初めての空へ』の続編や、
ドリームワークス作品4本も公開される予定ですが、日本ではビデオスルーかな。
傑作『ヒックとドラゴン』の続編だけでいいので公開してほしいのですが…。
イルミネーションの『怪盗グルー』シリーズのスピンオフ『ミニオンズ』は、
前作がヒットしたので公開されるはずです。
日本のアニメ映画の方では、まず気になるのは宮崎駿と高畑勲が引退し、
両巨頭を失ったジブリの今後を占う作品『思い出のマーニー』の動向です。
春の『ドラえもん』『名探偵コナン』『クレしん』も毎年楽しみですが、
特に今年はCGIアニメ『STAND BY ME ドラえもん』も公開されるようで、
それがどんな作品に仕上がっているのか、とても気になります。
あとは昨年公開予定だった『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』の最新作が、
今年中に公開されるかどうかですが、まぁ無理でしょうね。
明日は実写の日本映画のベスト10を書きたいと思います。

以下、2013年アニメ映画ワースト5も書いておきますが、
不愉快な気持ちになるかもしれないので注意です。
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2013年の総括と2014年の展望。

あけましておめ…、って時期でもないですね。
気づけばもう2014年も5日が過ぎてしまいました。
いろいろテンテコ舞いな正月で、パソコンに触る余裕もありませんでしたが、
4日には初出勤で平常に戻ったので、今日からまたブログの更新を始めます。

といっても、ウチは映画の感想ブログなので、
とにかく映画を観ないことには、何も書くネタがありません。
昨年公開分は昨年のうちに鑑賞し、感想も書いてしまったので、
今は今年公開の映画が封切られるのを待っている状態です。
初鑑賞は10日(金)になると思うので、感想はそれ以降ですね。
それまでの数日間は、昨年の映画の総括みたいなものを書きます。

昨年、2013年は自分史上最高本数250本の映画を観に行きました。
その内訳は洋画153本、邦画97本でした。
一昨年は洋画133本、邦画67本の計200本だったので、
邦画を観た本数がかなり増えたみたいです。
自分では邦画はなるべく避けたつもりだったので意外な結果でした。
どうも、実写邦画はあまり増えてないけど、アニメ邦画を沢山観たようで、
計250本のうち、アニメ映画は37本もありました。

過去最高本数観ましたが、いろいろな割引サービスや招待を利用したので、
平均鑑賞料金は800円未満に抑え、年間映画代も20万円を切ってます。
月平均で1万7000円弱なので、趣味にかかる費用としては安い方かな?
割高な前売り券ムビチケの登場や、MOVIXやテアトルの会員サービス変更で、
映画を安く観るのは難しくなってきていますが、かなり頑張った方です。
(追加料金で平均鑑賞料金を吊り上げる憎き3D映画は5本しか観てません。)

とはいえ、今年はもう少し観る本数を抑えるつもりです。
なんて毎年言ってるけど、現実は毎年右肩上がりで増えてますが、
今年こそは本当に減らさないとヤバいです。
過去最高本数だった昨年は、本当に映画ばかり観ていた一年で、
思い返してみると映画鑑賞以外、何もしてなかったと気づいたので、
今年はいろいろ挑戦するために観る本数を控えたいです。
それでも100本は超え…、150本…、やはり180本くらいにはなるかな。
今月だけで絶対に観たい映画は二桁を超えるし、
現在発表されている年間公開スケジュールだけでも、
すでに60本以上は観る予定だし、なかなか控えるのは難しそう…。
特に今年は、昨年のラインナップ以上に注目作が多い年で、嬉しい悲鳴です。
最後に、2014年公開の注目作ベスト10を書いて終わりたいと思います。

2014年公開 期待の新作ベスト10(公開順)
『マイティ・ソー/ダーク・ワールド』(2月1日公開)
『キック・アス/ジャスティス・フォーエバー』(2月22日公開)
『ロボコップ』(3月14日公開)
『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(4月19日公開)
『アメイジング・スパイダーマン2』(4月25日公開)
『X-MEN:フーチャー&パスト』(5月公開)
『GODZILLA』(7月28日公開)
『トランス・フォーマー/ロストエイジ』(8月公開)
『ガーディアン・オブ・ザ・ギャラクシー』(9月13日公開)
『エクスペンダブルズ3』(未定)

うーむ、趣味がもろに出て、ほとんどアメコミ映画になりました。
まぁアメコミ映画が豊富な年だから、ボクとしては最高な年なんだけど…。
でも最も期待しているのは、アメコミ映画ではなく怪獣映画『GODZILLA』です。
期待作ベスト10には邦画は1本も含まれていませんが、
現時点で邦画にはあまりピンとくる作品がなかったかも…。
あえて1本挙げるとすれば、ジブリの『思い出のマーニー』かな。
期待はしてないけど、興行成績など動向が気になる作品です。

では、今年もよろしくお願いします。

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