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ドラえもん 2009

何度か書いてますが、ボクは『クレヨンしんちゃん』以外のアニメは一切見ません。
アニメが嫌いなんじゃなくて、そっち系にハマりやすい傾向があることを
自覚しているので、あえて見ないようにしてます。
ただ劇場版アニメはけっこう見ちゃいますね。
まぁ全く知らない作品はさすがに見ませんが…。
今日はそんなアニメのひとつ『ドラえもん』の最新作の感想です。

映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史

2009年3月7日公開。
春休み映画『映画ドラえもん』新シリーズ第4弾。
旧シリーズ第2弾『ドラえもん のび太の宇宙開拓史』のリメイク。

ある日、部屋の畳が突然跳ね上がりドラえもんとのび太は驚くが、のぞき込むと、そこははるか宇宙の彼方を航海する宇宙船につながっていた。宇宙船を操縦しているロップルと宇宙ウサギのチャミーは、「コーヤコーヤ星」という星に移り住んで開拓している途中で、その資源豊かな星をガルタイト鉱業の一味が狙っていると告げる。(シネマトゥデイより)

旧シリーズの『宇宙開拓史』はまだボクが生まれる前に公開されてるし、
全然記憶にないです。
ただ、うちに映画ドラえもんの原作である大長編ドラえもんシリーズのコミックが
(『ねじ巻き都市冒険期』までは)揃っていたので、ストーリー自体は知ってます。
知っているどころか、大長編の中では一番好きな物語だったかも。
なので今回のリメイクには密かにものすごく期待していました。

この話が他の話に比べてどこが一番好きなのかといえば、
ドラえもんの淡い恋が描かれているところですかね。
他の話では、ドラえもんは専らのび太たちの保護者的立ち位置なのですが、
この話ではひとりの男として、好きなウサギや彼女の星を守るために敵と戦います。
こんなドラえもんはテレビ版も含めて滅多に見られないでしょ?
そこは今作のリメイク版でもちゃんと描かれていたのでよかったです。

でもやっぱり原作を改変することで不満に思う点もチラホラ…。
そもそもこの原作って構成的にすごくよくできた作品なんですよ。
そこに新キャラいれたり新エピソード追加したり…。
まぁ追加する分はまだいいとしましょう。
でも最終決着のつけ方を変えてしまうのはどうかなぁ…。
そこに至る伏線は原作通りにしてるのに、ラスト変えたら伏線回収できませんよ。
例えば、今作では"ひらりマント"と"タイムふろしき"の2つの秘密道具が活躍しますが
この2つが似たような形状の秘密道具なのは偶然ではありません。
最終的に星を救うことになる伏線だったんです。原作ではね。
今作では原作以上にこの2つの使用頻度が高かったにもかかわらず、
見事に伏線回収されませんでした…。

あと、これは映画どらえもん新シリーズのリメイク作に共通して言えることですが、
新エピソードや新しい要素を追加することで、本筋を追うのが忙しくなってます。
それにより、感動シーンなんかは水増しされているのですが、
大長編ドラえもんの楽しみのひとつである異世界への旅情感が薄れています。
つまり旅先の世界感の説明シーンが、大幅に削られてるんです。
本作でいうと、たまご鳥のエピソードとか、トカイトカイ星の存在ですね。
特にトカイトカイ星は今作の舞台であるコーヤコーヤ星に住む人たちが
移住してきた先進都市です。
"宇宙開拓史"と銘打つなら絶対に避けて通れない設定だと思うんですけどね。

まぁ不満はあるものの、前作のオリジナル作『のび太と緑の巨人伝』の
ダメさ加減に比べれば、ホントに些細な不満です。
やっぱり藤子・F・不二雄あってのドラえもん。オリジナル作はダメです。
オリジナルって言い方はおかしいですね。正確には二次創作物ですか。
次回作は完全オリジナル…、じゃなくて完全二次創作物らしいので、かなり不安です。

余談ですがドラえもんの新シリーズは、内容以外のことで批判されることが多いです。
作画の変更とか声優の変更とか…。
もう今の体制になってから随分経つんだから、みんな慣れたらいいのに…。
とはいうものの、ボクも未だにドラミちゃんの声だけは違和感が…。
声優には興味ないので誰が誰の声演じてもいいけど、
やっぱり芸能人は声優業しないでほしいな…。
でも本作ではチュートリアルがゲスト声優してたけど、
エンドロールまで気がつかなかったなぁ…。
アヤカ・ウィルソンにも気がつかなかったけど、彼女はそれ以前に演技力に問題が…。

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