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HIT&RUN

昨日書いた映画『チョコレート・ガール』の感想もそうですが、
「未体験ゾーンの映画たち」絡みの感想を書くのは、今日で7本目となります。
…で、今更わかったのですが、「未体験ゾーン~」の感想って需要がないですね。
ページ毎のアクセス数が、他の映画の感想の1割程度です。
「未体験ゾーン~」は全国で2館でしか上映していないから、やっぱり分母の差かな?
アクセス数が多い他の映画の感想と執筆に費やす時間と労力は変わらないのに、
ちょっとモチベーションが下がりますね。
まぁミニシアター系は、公開時よりもDVDリリース時にアクセスしてもらえるので、
長い目で見るとそれほど大差はないのですが…。
ちなみに最近よく読んでもらえているのは、劇場映画『ライフ・オブ・パイ』と、
オリジナルビデオ作品『ティンカー・ベルと輝く羽の秘密』です。
なぜか昔書いた『感染列島』のアクセス数が急激に伸びたと思ったら、
昨日テレビ放送されたみたいです。

ということで、今日は7本目の「未体験ゾーン~」作品の感想です。
どうせアクセス数も期待できないので短めに…。

HIT&RUN
Hit and Run

2013年2月16日日本公開。
ブラッドリー・クーパーら出演のアクション・コメディ。

証人保護プログラムのもと、身の上を隠して田舎で恋人(クリステン・ベル)と過ごす元ギャングのチャーリー(ダックス・シェパード)。ある日、恋人に大切な用事ができ、チャーリーが保護観察から抜けて彼女を車でロサンゼルスまで送ろうとしたところ、かつてのギャング仲間(ブラッドリー・クーパー)が彼の居場所を嗅ぎつけてやってくる。さらに連邦保安官も加わり、ハチャメチャな逃走劇が始まる……。(公式サイトより)



ボクはハリウッド映画ファンとして、全米トップ10の作品くらいは
なるべく観ようと思っていますが、本作は全米初登場ギリギリ10位でした。
ちょっとイマイチな成績にも思えますが、それほど予算がかかっているわけでもないし、
小さくてマイナーな映画製作会社の作品だと思えば、けっこう善戦した方かも。
本年度オスカー主演男優賞候補のブラッドリー・クーパーが出演してますが、
主演やヒロインは(日本では)あまり有名な俳優でもないし、
これはビデオスルーも已む無しかと思われましたが、
「未体験ゾーンの映画たち」の一本に選ばれ、日本での劇場公開が決まりました。
といっても、全国2館での限定上映なので、ビデオスルーをギリギリ免れただけですが…。
やっぱりブラッドリー・クーパーの出演が選出の決め手だったんですかね?
選出された時点では、まだオスカー候補にもなってなかったはずですが、
本作を買い付けた配給会社はなかなか先見の明があると思います。
いや、むしろクーパーのオスカーノミネート後に公開が決まっていれば、
もう少し大きな規模(全国5館くらい)で通常上映されていたかもしれません。

日本でヒットする見込みもないのに、限定上映とはいえ劇場公開に踏み切られるだけあり、
なかなか楽しくて面白い作品だったと思います。
コメディ映画ですが、スラプスティック(ドタバタ喜劇)な展開の他に、
同性愛や人種に対する差別ネタが多く、好き嫌いの分かれそうなところですが、
ノーマルな日本人なら不愉快さを感じるほどでもないかな?
むしろ少しレイシスト気味でヤンチャな主人公チャーリーと、
紛争解決学の講師で非差別非暴力主義者の恋人アニーのカップルがアンバランスで、
その掛け合いなどが笑いを誘います。
ちなみにチャーリー役ダックス・シェパードと、アニー役クリステン・ベルは、
私生活でも本当に婚約中のカップルなのだそうです。
なんでも2人は同性愛婚が合法化されるまで結婚しないことにしているそうで、
役柄とは正反対で同性愛に対する理解がかなりあるみたいですね。

また、すぐ事故ったり発砲するかなりドジで無能な連邦執行官ランディや、
ゲイを捜すナンパ用スマホアプリを活用する地元警察官テリー、
アニーをストーキングする嫌味な元カレのギルなど、個性的なキャラが満載で笑えます。
本作の目玉キャストであるブラッドリー・クーパーが演じるのは、
チャーリーに恨みを持つギャングのアレックス。
今回はドレッドヘアで、すぐにはブラッドリー・クーパーとは気がつきませんでしたが、
なかなか強烈なキャラで、イカれた悪役だけどどこか憎めない面白い奴です。
飼い犬に安物の餌を与えようとする黒人男性を撃ち殺そうとしたりと、
黒人よりも犬を大切にするレイシストですが、それにも面白い理由があり、
実は拘置所で他人種の男にレイプされたのがトラウマになってるんですよね。
そのことをチャーリーに話す時の二人のやりとりもかなり可笑しかったです。

ただボクが本作を評価しているのは、そんなコメディの面白さではなく、アクションです。
恋人アニーをカリフォルニアからロサンゼルスまで送り届ける道中で、
ギャングのアレックスや、ストーカーのギル、連邦執行官のランディから追われる、
逃亡劇となっていますが、そのカーチェイスがなかなか見応えがあります。
ボクはカーアクション映画が大好きなので、それだけで満足です。
低予算なので、車が宙を舞ったり、大炎上するようなアクションはないけど、
ハイウェイを逆走したり、廃空港でドリフトしまくったりと、
なかなか骨太なカーアクションを見せてくれます。
主人公の愛車も700馬力の改造リンカーンコンチネンタルで、男のロマンが詰まってます。
リンカーンでカーチェイスって、けっこう珍しい気がします。
しかしあまりに男のロマンを振りまいているため、車オタクに狙われ、
道中でエンジンを盗まれてしまい、乗り換えを余儀なくされるんですよね…。
乗り換えたのは盗難したシボレー・コルベットですが、カッコいい車だけど、
スポーツカーなんでカーチェイスとしては当たり前すぎるかな?
でも最後にオフロードバギーで公道を走ったりするところは楽しかったです。

ストーリー的にはそれほど見るべきところもないけど、
コメディ映画や車好きにはオススメです。

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