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ヤッターマン

洋邦問わず、アニメや漫画が原作の映画が多いですが、
どうも最近の漫画が面白くないためか、有料コンテンツが少ないためか、
往年の作品を引っ張り出してきて映画化する傾向が目に付きます。
例えば『釣りキチ三平』の実写化。大長編ドラえもんの焼き直しもそうですね。
『クローズ』なんかもいつの漫画だよって感じです。
そういえば漫画も読まなくなったなぁ…。
てことで、今日は往年のアニメ作品の実写映画の感想です。

ヤッターマン

2009年3月7日公開。
国民的アニメ『ヤッターマン』が30年の時を経て実写映画化。

ガンちゃん(櫻井翔)は父の遺志を継ぎ、犬型の巨大ロボット“ヤッターワン”を完成させた。そしてアイちゃん(福田沙紀)と力を合わせ、愛と正義の味方ヤッターマン1号・2号としてドロンジョ(深田恭子)率いるドロンボー一味と戦うことに。ある日、一味が探しているのは何でも願いがかなう伝説のドクロストーンだと判明し…。(シネマトゥデイより)

原作アニメは見てません。まだボクが生まれる前に放送していた作品だし。
現在もリニューアルしたものが放送されてますが、もうアニメって歳でもないので…。
『ヤッターマン』はおろか、タイムボカンシリーズは見たことないです。
それでもなんとなく概要を知っているんだから、国民的アニメなんでしょうね。
あ、でも学生時代に『タイムボカン2000』とかいうアニメを2~3度見たかも。
でもあれはどこの雑誌の特集でも省かれてるし、シリーズの黒歴史なのかな?

数年前に『マッハGoGoGo』がハリウッドで実写映画化されて
『スピード・レーサー』として逆輸入されたわけですが、
それに気を良くしたのか、同作のアニメ製作会社であるタツノコプロが、
同じく自社製作のアニメ『科学忍者隊ガッチャマン』と本作『ヤッターマン』の
実写映画化を発表しました。
ボクは"今更そんなレトロな作品、どこに需要があるんだ?"とバカにしていました。
数年前に同社から実写映画化された『CASSHERN』は、邦画屈指のカス映画と評判だし、
どうせ今回もコケるに決まっている、と。

でも『ヤッターマン』のキャストが発表されてちょっとビックリ。
主演が稀代のアイドル・嵐の櫻井翔くんではありませんか。
もしかしてかなり力入れて作るのかも…、と。
その後も各映画雑誌で意外なほどの高評価を得ているのを見て、
これは見に行くしかないだろう、と。
原作知らないのはちょっと不安でしたが、思えばボクの好きなアメコミ映画だって、
原作のコミック読んだことないし、同じヒーローモノなので大丈夫だろうと。

で、実際に観賞してみると、かなり概要は知っている気でいたけど、
けっこう思ってたような作品じゃなかった、と驚きました。
まず全然ヒーローモノじゃなくて、脱力系コメディなんですね。
それにヤッターマンが主役じゃなくて、ドロンボー一味が主役なんですね。
しかもボヤッキーとトンズラーって、かなり強いんですね。

しかもやたらとセクシー…。
ヤッターマン2号(福田沙紀)や博士の娘(岡本杏理)の意図的なチラリズムが…。
でもドロンジョ(深田恭子)の格好はもっと奇抜だと期待してたので、残念かも?
まぁ深田恭子はコメディエンヌとして、好きな方だから出演してるだけで満足。
しかもあの変なダンスに歌。『ゲゲゲの鬼太郎』の田中麗奈を越えました。

でもセクシーと卑猥は紙一重。ちょっとこれはないだろうと思う演出も。
特にヤッターワンとドロンボーの巨大メカ・バージンローダーとのバトルシーン。
巨乳女型メカに鼻血出しながら抱きつきカクカク悶える犬型メカ…。
目からはやたらと生々しい血(オイル)が垂れ流れてるし、
あそこまでいくとエロいを通り越して、グロいよ…。
日活制作っぽいとは思いましたが、子供向けアニメが原作とは思えないほどです。
まさか原作アニメもあんな感じ?
ボクの隣には就学前くらいの子供が座ってたけど、あんまり見せたくなかったなぁ。
ボク自身は面白かったからいいけど…。

出演女優もみんな可愛いし、ちょいエロで男としては楽しめる映画だけど、
大筋では女性向けのストーリーになっていると思います。
基本的にはガンちゃん(桜井翔)ドロンジョ(深田恭子)とアイちゃん(福田沙紀)の
三角関係に、ちょっと博士の娘(岡本杏理)も加わったラブストーリーです。
まぁ桜井翔くんが滑稽な芝居してるってだけでも女性ファンは充分でしょうが。
それにしても桜井翔くんが岡本杏理の毒を吸い出すシーンはエロいですねー。

話は変わって、邦画の弱点ともいえなくない特殊効果のことですが、
"CGがスゴイらしい"と各所で囁かれているだけあって、たしかによかったです。
人物以外すべてCGといった感じで、もはやCGアニメといえるほど使用してます。
メカは(狙っているのかもしれないけど)オモチャっぽいと思いましたが、
背景等の描き込みはすごかったです。

けっきょくほとんど予備知識なしで観てしまったわけですが、
それでも普通のコメディとしては充分楽しめたとは感じてますが、
当然のことだけど、やっぱり原作知ってる方が面白いんだろうな、と思います。
そもそもちょっと意味のわからない部分がチラホラ…。
中でもドクロストーン絡みのことがイマイチ理解できません。
泥棒の神ドクロベーの詳細もわかりにくかったです。
あと原作アニメのファンサービスも多そうな感じでした。
原作アニメのドロンジョとトンズラーの声優さんもカメオ出演してましたが、
ボクにとってはのび太とジャイアンの声でした。

エンドロールの後に、次回作の存在を予期させるシーンが入ってますが、
あれもギャグのひとつだろうから、逆に次回作は絶対にないと思えますね。
2度やっても面白いものでもないし、潔い引き際で好感です。
でもこれが成功すれば『ガッチャマン』も期待できるかも。
その時はもう少し予習してから見に行きます。

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