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21ジャンプストリート

最近は職場と映画館の往復で、家にはブログの更新と寝に帰るだけみたいな感じです。
映画のせいで時間がなく、テレビもそれほど見れなくて、
ハードディスクには40時間分くらいの見たい番組が溜まったまま放置されています。
ボクのテレビのハードディスクはホントに容量が少ないので、
空き領域確保のため、見ないまま消去する作品も…。
『八重の桜』も1話からずっと撮り溜めていましたが、
10話超えて今更見始めるのも大変だと思ったので、思い切って消しました。
主演の綾瀬はるかは好きなので期待していましたが、あまり評判も聞かないし、
面白いという確信がないものを10時間近くも見るのは精神的に無理です。
今後もし盛り上がってきたら消したことを後悔しそうですが…。

もう少し大容量のハードディスクを買おうかな?
なんて思ったりもしますが、そもそもテレビ鑑賞なんて優先順位は低く、
家にいる時はそれよりも買ったばかりのテレビゲームがしたいです。
ただゲームよりも更に優先順位が高いのは、やはり映画で、
家にいる時は映画のビデオを鑑賞したいです。
しかし最近はそれすらもあまりできないほど映画館通いが忙しく…。
でもそれも春休み映画が出揃う今週末くらいで一段落しそうなので、
またビデオ鑑賞する余裕も作れそうかな?

ということで、今日は久しぶりに鑑賞した映画ビデオの感想です。

21ジャンプストリート
21 Jump Street

2013年3月6日リリース。
チャニング・テイタム、ジョナ・ヒル主演のアクション・コメディ。

高校時代の敵役シュミットとジェンコの2人が新人警官としてコンビ結成。 青年犯罪を撲滅するために高校で潜入活動する犯罪特別捜査課「21ジャンプストリート」に配属され、高校にはびこる凶悪犯罪の実態を知る…。(公式サイトより)



ジョニー・デップが主演し、彼の出世作でもある80年代のテレビドラマを、
ジョナ・ヒルとチャニング・テイタム主演でリメイクしたコメディ刑事ドラマです。
ボクにとってジョニデは1990年のシザーハンズで出世しているので、
それ以前の出世作なんて知るはずもなく、そのテレビドラマも知りません。
たぶん日本ではテレビ放映もされていないと思われるので、
そのドラマのリメイクである本作が、日本で劇場公開されなかったのも仕方ないか。
…なんて思いそうなところですが、本作は全米初登場1位の大ヒット作であり、
公開前からシリーズ化が決まっているような作品です。
その1作目をビデオスルーにしてしまったら、2作目が全米で更に大ヒットして、
世界的な話題作になっても、日本では劇場でかけにくくなると思います。
それに本作は日本で横行するようなテレビドラマの劇場版ではなく、リメイクなのだから、
観客がオリジナルであるテレビドラマを知らなくても全く支障はありません。
まぁオリジナル版の登場人物が何名かカメオ出演しているので、
知らないとその大ネタだけは取り零す惧れはありますが…。
それにコメディ映画だし、日本で劇場上映しても客が入るとは思えませんが、
学園コメディとして史上1位の大ヒットを記録するほど人気があり、
意外にも批評家のウケもすこぶるいい作品なので、ある程度の面白さは保証済みですし、
とりあえず全米1位の作品くらいは日本でも劇場上映しときましょうよ。

高校の同級生であるシュミットとジェンコ。
ジョナ・ヒル演じるシュミットは、頭はいいけどデブで全くイケてないナード少年。
チャニング・テイタム演じるジェンコは、脳筋の典型的なジョックで、
ほとんど接点もなかった2人だけど、その7年後、警察学校で再び同級生になった時に、
卒業するためにお互いの苦手をフォローしあう、最高の親友となります。
無事卒業した2人が配属先の公園をパトロールしていると、
暴走族「ワン・パーセンターズ」がたむろしているのを発見し職質をかけ、
ジェンコがその中の一人を薬物所持で逮捕。
初手柄に興奮する2人ですが、ミランダ警告(被疑者の権利の読みあげ)を忘れてしまい、
起訴取り下げざるを得なくなり、彼らは特別捜査課「21ジャンプストリート」に左遷。

「21ジャンプストリート署」は青少年犯罪撲滅のため、
若い警官を高校に潜入させ、おとり捜査を行っています。
2人は新型合成ドラッグ「HFS」が蔓延し、過剰摂取で死んだ生徒も出たセイガン高校に、
高校生のフリをして転入し、おとり捜査を行うことになります。
うーん…、向こうの高校生は日本の高校生より老けた(大人びた)印象があるとはいえ、
さすがにジョナ・ヒルとチャニング・テイタムは高校生には見えませんね…。
どちらもアラサーですが、ヒルは実年齢よりも老けてるし、テイタムもゴツすぎます。
もっと高校生に見えなくもない若い俳優を起用する方がいい気がするし、
シリーズ化するつもりなら尚更だと思います。
ただ、コメディだし、「高校生に見えない」というのもネタにされていたし、
そもそもテイタム製作、ヒル脚本の作品なので、彼らありきの企画だったのでしょう。
それに次回作からは、舞台が大学に移りそうな感じだったので、
大学生なら彼らでもある程度通用するかもしれませんね。
それ以外にも妙な設定だと思ったのは、「21ジャンプストリート」が、
「韓国のイエス様」を祀る「キリストの香り教会」なる教会に設置してあること。
そんなインチキ臭い所には誰も近づかないから、おとり捜査の拠点には最適ってことかな?
なんでも自国発祥を唱える韓国起源説って、アメリカでも(悪い意味で)有名なんですね。

それぞれの能力に合わせ、学業優秀なシュミットは上級科学クラスのブラッドとして、
社交的で目立ちたがりなジェンコは演劇クラスのダグとして転入する。
…はずだったのですが、ちょっとしたミスで設定が逆転してしまい、
シュミットがダグ、ジェンコがブラッドの設定になってしまいます。
人見知りなシュミットが演劇クラス、脳筋なジェンコが上級科学クラスになり、
適性とは正反対な役を演じるはめになるわけで、彼らにとってはかなり辛い設定ですが、
そもそもダグとブラッドが兄弟という設定からして厳しいですよね。

ナード系で、高校時代にいい思い出がないダグことシュミットは、
高校への潜入捜査で、再び高校生になることで気が重いですが、
逆に元ジョックでプロムキングだったブラッドことジェンコは、
またイッパツかましてやろうと初日から意気揚々と登校します。
しかし、高校の様子は彼らが高校生だった頃とは若干変わっていて、
当時の典型的なジョックのような、体育会系で無神経なグループが人気者ではなく、
環境オタクのエリックを中心とした非暴力的で草食系なグループが人気者で…。
やっぱり7年以上も経つと、世代間にギャップも生じるものですが、
たぶん今のアメリカの一般的な高校も、こんな感じになってきてるんじゃないかな?
ジョックを頂点とした典型的な高校ヒエラルキーが崩壊しているのでしょう。
ジェンコは「『glee』の影響だ」と嘆きますが、それは今に始まったことではなく、
2009年の映画『セブンティーン・アゲイン』でも、似たような現象が描かれていました。
明確な階層化がなくなり、ちょっと日本の学校的になったと思うし、
アメリカの典型的な高校ヒエラルキーは、変な社会文化だと思っていたので、
学生たちにとってもいいことだと思う反面、アメリカの学園もの映画では定番の設定で、
面白いポップカルチャーだとも思っていたので、完全になくなるのは残念かな…。
とにかく、新しい学校社会では元ナードのシュミットは溶け込み、
元ジョックのジェンコは空回りすることになります。

上司から「売人に接触し、元締めを探し出せ」と命令を受けている2人。
登校初日からあっさりと売人と接触に成功しちゃいます。
売人の正体は人気グループのリーダー、エリック。
シュミットは彼らのグループにも馴染み、エリックから信頼を得ることに成功し、
元締めに会わせてもらえるように頑張ります。
一方ジェンコは、上級科学クラスのナード生徒の協力を得て、
エリックのケータイに盗聴器を仕掛けて捜査します。
別に意図して分かれて捜査しているのではなく、ジェンコはエリックに嫌われたので、
別々に捜査せざるを得なかっただけですが、高校時代とは逆転して、
シュミットは人気者グループ、ジェンコはナードのグループに属することになり、
お互いの溝が深まってしまい、友情にもヒビが…。
疑似高校生活なのに、高校時代にいい思い出がないシュミットが、
同じクラスの女子と恋したり、大学の願書まで取り寄せるなど、
ここぞとばかりに高校生活をエンジョイして、捜査を忘れていることに、
ジェンコは我慢できなかったのでしょうね。
トラブルメイカーで脳筋のジェンコの方が危なっかしいと思ったのに、
真面目なシュミットが脱線するとは、意外な展開です。

ジェンコの盗聴により、エリックが誰かと接触する情報をゲット。
彼は嫌がるシュミットを引っ張って、エリックを尾行します。
はじめは学校の教習車で尾行するのですが、アメリカの教習車って、
助手席にブレーキだけじゃなくてハンドルも付いてるんですね。
目下ケンカ中の2人がのれば、当然運転の主導権の奪い合いになりますが、
なんだか日本ではまず見ることがない、面白い画でした。
エリックが接触したのは、残念ながら元締めではなく客の方。
しかしその客は、なんと例の暴走族「ワン・パーセンターズ」で…。
うっかりミスで尾行がバレてしまい、銃撃戦を含むカーチェイスが発生します。
公園パトロールの時は「刑事ドラマのような派手な仕事がしたい」と不満を言ってたけど、
まさか左遷先でそれが叶うとはラッキーですね。
まぁいざ本当に経験することになった彼らは、かなりビビリ気味でしたが…。
捜査が台無しになり、学校で掴み合いの大ゲンカになる2人。
そのケンカが問題になり、2人は退学になってしまいますが、
退学になるのは潜入捜査の掟にも違反しており、ジャンプストリート課もクビに…。
掟には他にも「生徒・教職員との性交渉禁止」なんてのもあります。
なので同級生の女子と仲良くなったシュミットも、どうせそれ以上は進めないんですね。
一方イケメンのジェンコも、上級科学の女教師に一目惚れされますが…。

学校は退学、課もクビになり、親友関係にも終止符が打たれたかに思われた2人ですが、
まだ彼らが潜入捜査官だったとは気付いていないエリックが、
プロムで行われる客との取引にボディガードとして同行してくれないかと彼らに依頼。
その場には元締めもくるそうで、ここで手柄を立てれば復職のチャンスと考え、
2人は再び団結することになります。
そしてプロムの日、2人は元締めのまさかの正体に驚きます。
合成ドラッグなんて作れそうにない人物だったので、ボクも意外でした。
しかし彼らにとってそれ以上に予想外だったのは、
取引客が三度登場のワン・パーセンターズだったことです。
彼らには警官として顔が割れている2人は大ピンチ。
なんとか誤魔化そうとするも、思わぬアクシデントもあり、銃撃戦になります。

しかしまたしても予想外な展開が!
ワン・パーセンターズのメンバー2人が、実は潜入捜査官であり、
それがオリジナル版のジョニデらが演じる主人公たちだったのです。
オリジナル版は見たことがないボクも、こんなところでジョニデが登場するとは予想外で、
驚いたというか、はじめは彼だと気が付かなかったくらいです。
その後、元締めが人質をとって逃走しますが、その時の車がリムジン。
それを追跡する2人が乗るのもリムジンで、Wハンドルの教習車に続き、
リムジンでのカーチェイスも初めて観る光景だった気がして、楽しかったです。
…で、見事に元締めを確保、今度はミランダ警告もバッチリ通告して、一件落着です。

意外なゲストあり、意外な展開ありの、学園コメディ刑事アクションで、
見どころの多い、かなり面白い作品だったように思います。
こんな面白いハリウッド映画でも、劇場上映されない日本の映画事情は残念ですが、
ビデオスルーになり安価でレンタルできるので、多くの人に鑑賞してほしいです。
すでに製作が決定している続編も、ビデオスルーになると思いますが楽しみに待ってます。

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