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伝説のロックスター再生計画!

音楽は日本語ラップばかり聴いていたボクですが、
全く盛り上がる様子のないシーンに、いい加減飽き飽きしてきました。
でも音楽がない生活はちょっと寂しいので、最近は再びJ-POPも聴くように努めています。
ただ、アラサーにもなってくると、新しいアーティストに出会うのは難しく、
やっぱり昔から活動している定番のアーティストの曲を聴くことが多いです。
先月はベタに桑田佳祐のベスト盤『I LOVE YOU -now & forever-』を買いました。
来月はコブクロのベスト盤『ALL SINGLES BEST 2』でも買おうかなと思っています。
で、そのコブクロのCDについてネットで調べたら、なんでも「復帰作第一弾」だそうで、
コブクロが活動休止していたことを今更ながら初めて知ってビックリしました。
病気で一時療養していたみたいですね。元気になってよかったです。
そういえば、桑田さんも2年くらい前に病気で活動休止してましたね。

ということで、今日はある意味病的な理由で活動休止していた人気アーティストが、
活動再開する物語の感想です。

伝説のロックスター再生計画!

2012年8月3日リリース。
ラッセル・ブランド、ジョナ・ヒル主演のコメディ映画。

レコード会社で働く若きアシスタントのアーロンにビッグチャンスが舞い込んだ! かつて“ロックの神様"と呼ばれた伝説的スター、アルダス・スノー復活ライブの実現に向けて、アーロンは即ロンドンに飛び、72時間以内にアルダスをロサンゼルスに呼び寄せる大役を務めることに! しかし、肝心のアルダスは、恋人ジャッキーと別れ自暴自棄。おまけに渾身の自信作が酷評を受け落ちぶれる一方、ソロ活動を始動したジャッキーは人気の頂点に上り詰めていた。嫉妬と焦りと不甲斐なさから、酒&ドラッグ&パーティ三昧で現実逃避に走るアルダス。破天荒な言動に振り回されながらもなんとか食らいついて走り続けるアーロン。果たして、アルダスの復活ライブを成功に導くことはできるのか―! ?(公式サイトより)



本作はジェイソン・シーゲル主演の『寝取られ男のラブ♂バカンス』の登場人物のひとり、
アルダス・スノー(ラッセル・ブランド)を主演にしたスピンオフ作品です。
アルダスは寝取られ男から恋人を寝取った男で、スタジオがそのキャラを気に入ったのか、
オリジナルの公開後すぐにスピンオフの製作が決まったみたいです。
その恋人(クリスティン・ベル)も本作にちょっとだけ登場しています。
しかしボクは、そのオリジナルである『寝取られ男のラブ♂バカンス』も見てません。
普通ならオリジナルも見ないでスピンオフだけ見るなんてことしないのですが、
本作のパッケージや公式サイトなどにも、オリジナルのことは明記されておらず、
本作がスピンオフ作品であることに全く気が付きませんでした。
なぜ明記しないかは、オリジナルが日本では2本立て上映された程度の注目度だったから、
そんな人気薄な作品のスピンオフを謳うのはマイナスでしかないと考えたのかも…。
それにオリジナルとは販売元も違うって理由もあるかも…。
何にしてもちょっと不親切(不誠実)なリリース方法だと思います。
もし明記してくれていれば、ちゃんと前作を見てから借りたのに…。

そんな日本で人気薄な作品のスピンオフなので、本作の日本での注目度も低く、
当然のようにビデオスルーになってしまいましたが、
本国アメリカでは全米初登場2位の大ヒットを記録しています。
ボクもその情報だけは知っていて、本作を借りたのです。
で、見てみたのですが、見終わるまでまで本作がスピンオフ作品だったことに気付かず、
後々本作について調べて見て、その事実に気が付きました。
なので、一本の映画として比較的独立したストーリーになっていると言えます。
しかし、一本の映画として全く面白くないので、やはりオリジナルのキャラに頼った、
スピンオフらしい映画だったのだろうと思いました。
オリジナルのキャラを知らず、アルダスに何の想い入れもない人にとっては、
彼はただウザいだけのキャラで、それほど面白味を感じないのではないかと思います。

一世を風靡したイギリスのロックバンドのヴォーカリスト、アルダス・スノーですが、
「アフリカン・チャイルド」という曲をリリースしたことで状況が一変します。
その曲が差別的で不愉快だという理由で、全くヒットせず、スターダムから転落。
恋人のポップスター、マギーQとも破局してしまい、酒とドラック浸りの生活に…。
マギーQもその曲に客演していたのに、彼女はなぜかその後も人気は衰えることなく、
オーウェン・ウィルソンやジョニー・デップと浮名を流したりするんですよね。
ちょっと納得のできない展開です。

そんな中、音楽不況に苦しむピナクル・レコードの戦略会議で、
人気絶頂時のアルダスのグリークシアターでの伝説的ライブから10周年を記念して、
彼にグリークシアターで復活ライブをさせようという案が出ます。
それを発案したスカウトのアーロン(ジョナ・ヒル)が、
ロンドンに住んでいるアルダスを連れてくるように上司から命令されます。
アルダスの大ファンであるアーロンは喜び勇んでロンドンまで行きますが、
アルダスは予想を遥かに上回る破天荒でワガママな男で…。
アルダスはどんなに落ちぶれているかと思いきや、
印税があるのか、お金には困っていないみたいで、悠々自適に暮らしてました。
まだ人気もあるみたいで、「アフリカン・チャイルド」以降は新譜を出さないから、
過去の人みたいになっているけど、その気になればアーロンの計画に乗らなくても、
再ブレイクできそうな感じで、邦題から連想されるイメージとはちょっと違いますね。

アルダスは別に復活ライブをしたくないわけでもないようですが、
とにかく適当な性格で、スケジュールなんてお構いなしに酒を飲みに繰り出します。
ボクはこういう時間にルーズな人間は大嫌いなので、無性にイライラします。
そもそも彼のようなウザキャラは、脇役としては活きるけど、主役だとかなりくどいです。
そんな彼のお世話係を仰せつかったアーロンは、なんとか復活ライブを実現させようと
ひとり奮闘しますが、アルダスのペースに巻き込まれ、終始振り回されっぱなし…。
結局毎夜、酒に飲まれてアルダスと一緒に乱痴気騒ぎするんだから、
アーロンのあまりの頼りなさにもイライラさせられます。
ライブまでの3日間、毎夜乱痴気騒ぎになるんですよ。
アルダスの身勝手さもウザいけど、アーロンもいい加減少しは学習しろよと。
そんなドタバタっぷりも中盤まではまだ楽しめるが、
日中は移動で振り回され、夜は乱痴気騒ぎというパターンがずっと繰り返されると、
いい加減ウンザリするし、飽きてきます。

ホントに感動も教訓もなにもない、ただドタバタするだけのコメディですが、
下ネタかドラッグネタばかりなので、あまり笑えるわけでもなく…。
見どころと言えば、『ハリポタ』シリーズのマルフォイ役の俳優や、
メタリカのドラマーが本人役で出演したりと、スターが多数カメオ出演することくらい。
それだって一瞬「おっ」と思うくらいのもので、別に面白いわけではないし、
友情出演みたいなものでストーリーにガッツリ絡んでくるわけでもないので、
単なるラッセル・ブランドのお友達自慢という印象です。
しかもそんなゲストに、作品を牽引してもらおうという企みが見え見えです。
ポップカルチャー絡みのネタは好きだけど、それ頼りってのは物語として問題です。

一番まずいのはアルダスの音楽がイマイチ説得力に欠けることです。
彼の人気ナンバーという「ザ・クラップ」も、これが人気あるの?って感じだし、
逆に差別的だと酷評された「アフリカン・チャイルド」は、
ぜんぜん温い内容で、この程度でそこまで批判されるのかって感じです。
ラストの渾身の一曲「毛皮の壁」は、作品を感動で締めたいところなのに、
完全にコミックソングで、しかもちょっと滑り気味…。
音楽コメディとして(ボクの生涯ベスト映画)『スクール・オブ・ロック』に次ぐ、
史上2番目の興収を稼いだ音楽コメディ映画として認知されていますが、
ボクとしては本作を音楽コメディだと認めたくはないです。

唯一よかったのは、アーロンの恋人ダフネ(エリザベス・モス)が、
キュートなキャラで魅力的に感じられたことですが、
それも終盤の3Pの展開で、ぶち壊されたように思います。
結局は何も褒めるところがない作品ですが、全米ではかなり評価が高いんですよね…。
本作にはボクの気付かなかった魅力があるんでしょうか?

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