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アルビン3 シマリスたちの大冒険

先月は新作DVD(ビデオスルー作品)を10本ほど見たのですが、
劇場映画の感想を書くのに手一杯で、新作DVDの感想は4本しか書けませんでした。
ぶっちゃけ新作DVDの感想は劇場映画の感想よりもアクセス数が稼げるので、
そのために多少無理してでも書いていたところもあったのですが、
ちゃんと確認してみると、先月の総アクセス数は例月に比べてもほとんど落ちておらず、
むしろ若干増えていたので、無理してまで新作DVDの感想を書く必要もないなと…。
実際、ビデオスルー作品なんて言うのは、劇場で公開してもらえなかった作品なので、
駄作の割合も高く、ロクに感想も書けないような内容の作品も多いので、
執筆にはけっこう苦労することもあるんですよね。
その割には報われてないことがわかったので、今月からはあまり書きません。
書くとしても、例えば全米ランキング上位のハリウッド映画とか話題作だけに絞り、
毎月沢山リリースされる低予算B級ホラー映画みたいなのはやめときます。
まぁ書くつもりはなくても見るには見るので、
中には感想を書いてしまう作品もあると思いますが…。

ということで、今日は全米ランキング2位のビデオスルーになった話題作の感想です。

アルビン3 シマリスたちの大冒険
Alvin and the Chipmunks 3

2012年8月3日リリース。
『アルビン 歌うシマリス3兄弟』シリーズ第3弾。

休暇を楽しむため豪華客船にやってきたアルビン、サイモン、セオドアのシマリス3兄弟&ザ・しまペッツ3姉妹とデイブ。しかし、はしゃぎすぎのアルビンのせいで船内はどこもかしこもトラブルだらけ。きつく叱られるアルビンたちだったが、デイブが昼寝している隙に、カイトで空を飛んで大はしゃぎ。しかしそのまま風に飛ばされて、6匹は無人島に行きついてしまう! 果たして無事に帰れることができるの!?(公式サイトより)



世界では大人気なのに、日本では人気の無い『アルビン 歌うシマリス3兄弟』シリーズ。
ガキっぽいとか、つまらなそうとか、食わず嫌いなだけで、
日本人でも一度見てみればその魅力に気付くと思うのですが…。
シリーズ1作目が日本で見向きもされなかったため、
2作目からはビデオスルーとなってしまい、尚更注目されなくなったのは残念です。
いくら無視されても1作目も2作目も、全米だけで2憶ドル以上稼いだ大ヒット作だし、
それに見合うだけの面白い内容なのは間違いなく、
ボクもことあるごとに、このシリーズを人に薦めたりしていました。
しかしシリーズ3作目となる本作は…。

本シリーズは、歌う(喋る)シマリス3兄弟(アルビンとサイモンとセオドア)が主人公。
そこに前作からシマリス3姉妹(ブリタニーとジャネットとエレノア)も加わり、
6匹のシマリスが歌って踊って大冒険を繰り広げます。
本作ではとある無人島を舞台に6匹が大冒険をするわけですが、
はっきり言って、本シリーズのストーリー的な面白さは、
なぜか喋ることができるシマリスが、人間の世界で大活躍するという奇抜な設定です。
1作目はショービズ界、2作目は高校と、人間の世界が舞台の物語だったのに、
本作の舞台は大自然に囲まれた無人島です。
人間の世界ではなく、むしろシマリスたち野生動物の世界と言えるでしょう。
その中でシマリスが冒険したとしても、それって普通のアニマル映画で、
シリーズの特色が全く活かされない舞台だと思います。
なのでシリーズの中では最もイマイチな作品だと思います。
そう考えるのはボクだけではなく、本作は全米でも前作の半分ほどしか稼げず…。
(それでも十分に製作費の元を取って余りある成績なので、コケたとは言えませんが…。)

本作は無人島がメイン舞台ですが、当然はじめから無人島にいるわけではありません。
6匹はマネージャー兼親代わりの人間デイブに連れられて、
国際音楽賞に出演するついでに、豪華クルーザーで家族旅行をします。
しかしデイブの言いつけを守らないアルビンの悪ふざけにより、
6匹はクルーザーから落ちてしまい、無人島に漂着するのです。
なので冒頭は豪華クルーザーを舞台にしたシマリスたちの大騒動が描かれます。
そこは前作と同様に、とても楽しい感じになっていると思います。
特に3姉妹がクラブで3人の女性ダンサーとダンスバトルを繰り広げるシーンなどは、
シマリスと人間のあり得ない戦いで、シリーズの魅力をよく出せていて楽しいです。
その時の音楽に使われた有名ナンバーのマッシュアップの選曲も最高でしたが、
そんな音楽やそれに合わせたシマリスのキュートなダンスもシリーズの魅力のひとつ。
だけどステージも人間もいない無人島では、展開上ダンスする機会なんてまずなく、
無人島に舞台が移ってからは(歌うシーンは多少あるが)ダンスシーンはあまりなく、
作品トータルでのダンスシーンはかなり少ないような気がして、物足りないです。
(少ないだけではなく、個々のダンスが短いのも残念…。)
中盤で3姉妹の末っ子エレノアが足を怪我した時には、
「あ~、もうダンスは出来なそうだ…」とガッカリしてしまいました。
(特にエレノアのダンスは可愛いので。)

とはいえ、ただ動いているだけでも可愛いシマリスたち。
マンゴーを奪い合って大自然の中をチョコマカ走る姿を見るだけでも癒されます。
ピラニア(?)やアナグマと戦うという、今までのシリーズにないアクションも楽しい。
そういう意味では、シマリスの他にほとんど誰もいない無人島が舞台なのは、
必然的に彼らが出ずっぱりになるので、可愛さを堪能するだけなら最高なのかも?
特にエレノアとセオドアの末っ子2匹は悶絶しそうなほどラブリーで、
ずっと見ていたいくらいなので…。
ただ本作で特に活躍が目立つのは、末っ子2匹ではなく、サイモンです。
お利口キャラでいつもトラブルメイカーのアルビンに振り回され、
3兄弟の中では比較的地味なポジションだったサイモンですが、
本作では毒グモに噛まれ、その神経毒の副作用で性格が豹変。
シモーンと名乗るフランス人冒険野郎の人格が現れ、
逆にアルビンを振り回すほどのイケイケキャラになってしまいます。
3姉妹のジャネットとのロマンスもあり、大活躍です。
これはこれで面白い展開だけど、ボクはいつものサイモンの方が好きかな…。

キャラが変わったと言えば、前作まで悪者だった悪徳プロデューサーのイアンが、
毒グモに噛まれてもないのに、急にいい人になりましたよね。
登場時にはまた今回もシマリスたちの邪魔をするのかと思っていたので、
かなり意外な展開でしたが、かつての敵と協力するような展開は嫌いではないです。
デイブと友情も芽生え、絶妙なコンビが誕生したと思います。
しかしやはり悪者は必要で、今回その役になったのがゾーイという女性。
シマリスたちより以前から無人島に漂着していた人で、
なんと9年も無人島生活をしているのですが、そのわりには化粧もバッチリでしたね。
登場時には熟練のサバイバーとして、シマリスたちの助けになってくれる人で、
デイブと恋に落ちるヒロインなのではとさえ思いましたが、
その正体は強欲なトレジャーハンターで、シマリスを利用して島の宝を探そうとします。
そんな彼女に説教して改心させたのが元悪者イアンというのも面白いです。
「憎しみは人生を破滅させる」なんて、経験者のイアンだからこそ説得力のある説教です。

ワガママ放題だったアルビンも、シモーンになったサイモンに振り回されたことで、
いつも自分に振り回され苦労しているデイブの気持ちを理解するようになります。
それでも助けに来てくれたデイブとの再会シーンには、ちょっと感動しました。
マネージャーとタレントというだけではない、親子の絆って感じで。
だから前作や1作目と比較すると、かなり落ちるのは否めないものの、
本作も十分に楽しめる作品だとは思います。
可愛らしく健全で道徳的なので、子どもが見る映画としても最適です。
ラストの国際音楽賞でのステージで歌った「Born This Way」のマッシュアップも、
特殊な境遇であるシマリスたちが歌うと、また違った感動があり、盛りあがりました。
そういえば無人島でもレディー・ガガの「Bad Romance」を歌ってましたね。
ボクもレディー・ガガが好きなので、本作の音楽のチョイスは最高でした。
続編(4作目)も製作してほしいけど、右肩下がりだから難しいかな…?

コメント

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  • 2015/09/08(火) 11:29:50 |
  • |
  • #
  • [ 編集 ]

Re: 曲名が知りたいです。

シマリス3姉妹と女性ダンサー3人のバトルですよね?
「We No Speak Americano」と「Conga」のマッシュアップかな。

  • 2015/09/08(火) 14:40:25 |
  • URL |
  • BLRPN #-
  • [ 編集 ]

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