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チェンジ・アップ オレはどっちで、アイツもどっち!?

ボクは、映画は逸早く劇場で観たい派なので、劇場公開を見逃して、
数カ月後にビデオで観賞する作品は、新作でも古く感じてしまいます。
レンタルなので劇場よりも安く観賞できるのは魅力的ではあるんですが、
その安くなった割合以上に興味の割合も低くなってしまう気がします。
でも、ビデオスルー作品だとそんなことは感じません。
劇場公開されなかったのは残念だけど、ボクにはどうすることもできないことだし、
劇場公開されてないので、新作ビデオで観賞することが逸早く見たことになります。
なので劇場に映画を観に行くのとそんなに変わらないモチベーションで、
ビデオスルー作品の新作ビデオは楽しむことができます。
むしろ料金が安い分、お得な気もします。

ちょっとここで近々リリースされる注目のビデオスルー作品を紹介します。
本国で全米ボックスオフィス上位になったハリウッド映画のビデオスルー作品です。
初登場3位『セクレタリアト 奇跡のサラブレッド』6月20日リリース。
初登場1位『デビル・インサイド』7月13日リリース。
初登場3位『空飛ぶペンギン』8月3日リリース。
初登場2位『アルビン3 シマリスたちの大冒険』8月3日リリース。
初登場2位『伝説のロックスター再生計画!』8月3日リリース。
ハリウッド映画好きの人は劇場ばかりに注目しないでビデオスルーもお見逃しなく。

ということで、今日は全米ボックスオフィス初登場4位のビデオスルー作品の感想です。

チェンジ・アップ オレはどっちで、アイツもどっち!?

2012年6月11日DVD・BDリリース。
ライアン・レイノルズ、ジェイソン・ベイトマンほかの共演によるコメディ。

正反対の人生を送る弁護士のデイヴと俳優志望のミッチ。ふたりで酒を飲んだ翌朝目覚めると、お互いの体が入れ替わっており…。



ボクは初登場4位は立派な気がしますが、期待よりも少々物足りない成績だったみたいで、
その結果もあってか日本ではあっさりDVDスルーになってしまいました。
そこそこいいキャストだから日本で公開してもよさそうだと思ってましたが、
いざ観てみると予想以上に下ネタの多いコメディで、
これでは日本公開しても振るわなかったかもしれませんね。

尾道三部作のようなサブタイトルの本作ですが、内容もそのままで、
2人の人間の体と心が入れ替わってしまい、戻れるまでの間、
相手になりきって性格をしなければならなくなるという物語です。
しかし入れ替わるのは男女ではなく、親友の男同士です。
一方のデイヴは一流大学出の一流法律事務所に勤める一流弁護士ですが、
既婚者で3人の幼い子どもの世話と多忙な仕事で自由な時間が持てないことに不満です。
もう一方のミッチは時間はイケメンですが、ほとんど仕事がない俳優で、
高校も中退しており、父親からも「何もやり遂げたことがない」とバカにされています。
デイヴは何もストレスがなく自由気ままなミッチの人生に、
ミッチは立派なステータスや幸せそうな家族を持つデイヴの人生を羨ましく思っています。
ある日、2人は街中の女神像のある泉で「人生を交換したい」と願いますが、
翌朝目が覚めると、本当に体と心が入れ替わっていた…、という物語です。
まぁ入れ替わりもの作品としては、ありがちな話ですね。

羨ましかった人生も、いざ体験してみるとそう楽しいものでもなく、
デイヴになったミッチは、デイヴの代わりに出た大切な会議を台無しにし、
ミッチになったデイヴは、ミッチの代わりにライトポルノ映画に出演するはめになり、
2人ともすぐに相手の人生に嫌気がさします。
しかし女神像のある泉は修繕工事のため、どこかに撤去されてしまい、
その泉が見つかるまでの数日から数週間の間は、元に戻る手段はありません。
2人は嫌々ながらも、相手の人生を壊さないようにそのまま暫らく過ごすことに…。
端から何も失うもののないミッチの人生にはたいして問題はありませんが、
長年積み上げてきたものがあるデイブの人生の方はダメージが大きいです。
入れ替わりネタをするなら、もうちょっと人生の重みを対等にした方がいいと思います。
ボクにしてみればミッチの人生に羨ましく思える要素は全くなく、説得力を感じません。
イケメンといっても、セックスフレンドは苦労して落とした妊婦だし、
ちゃんとした恋人もいなくて、めちゃめちゃモテるわけでもありません。
デイヴはたしかに老け顔ですが、なかなか渋いし、奥さんはかなり美人です。

デイヴがミッチの人生で最も羨ましく思っているのは、未婚なことです。
彼の秘書は美人なのですが、自分は既婚者なので手が出せないことを残念に思っています。
そのため恋愛も自由なミッチが羨ましいのです。
3人の子持ちなのにお盛んなことだと思いますが、全然そんなことはなく、
普段の彼はかなりの仕事人間で、夫婦生活すらとんと御無沙汰で、
そのことを妻が思い悩むくらいの状態です。
もう仕事が好きなのか女性が好きなのか、はっきり理解できません。
まだ数カ月の双子の父親なので、家庭でもやってることはやってるはずだし、
デイヴのキャラ設定がご都合主義というか、いまいち定まっていない気がするんですよね。
余談ですが、美人秘書役のオリヴィア・ワイルドは、ヌードになることを拒否したらしく、
美人秘書の裸のシーンは代役を使っているんだそうです。
この程度のお気楽コメディでは脱ぎたくないってことかもしれませんね。

2人は入れ替わったことにより、傍目から見ることで自分の人生を省みます。
ミッチは何もやり遂げたことがないことを反省し、
デイヴは妻の大切さを再認識することになるのです。
しかし元に戻っても、何も失うものがなかったミッチは得るものも少なく、
父親との関係が少し改善され、恋人を得たくらいのもので、
生活自体に大きな変化はありませんでしたが、
デイヴの方は夫婦関係が修復されただけではなく、勤め先の共同経営者になれ、
ますます高いステータスを得て、親友ミッチとの格差が広がったように思います。
これもちょっとバランスが悪い気がしますね。
せめてミッチには俳優としての大きな仕事が決まるくらいのことがあってもよかったです。
結局ミッチのお陰でデイブは大出世したり出来たのに、
デイヴは入れ替わり中にミッチの体に変なタトゥーを彫ったりと、
あまりミッチのためになることはしてない気がします。
(恋人が出来たのも父親との関係改善も、思い返せばミッチの独力でした。)
はじめはデイヴの方が災難だと思ったけど、最後は逆の印象に変わったことは、
ある意味興味深い展開とも思えますが、不公平でスッキリしない幕引きだとも思います。

ストーリー的にはありがちだし、納得しにくい展開が多かった本作ですが、
ギャグは下ネタ以外もなかなか面白くて、それなりに楽しめました。
特にデイヴになったミッチの、双子の赤ちゃんの扱いの雑さが笑えましたね。
(下ネタだとミッチになったデイブがポルノ映画に出演するシーンが笑えました。)
レンタルでこれだけ楽しめれば十分だったと思います。

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