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テイカーズ

アメリカで話題沸騰の映画『ハンガー・ゲーム』が、ついに4週連続1位だそうです。
作品選びが保守的な日本では、最近でも『ドラえもん』が5週連続1位になったりと、
3~5週くらい連続で1位になることはそう珍しくもないのですが、
アメリカではかなり珍しく、あの史上最高のヒット作『アバター』以来なんだとか。
もう『ハンガー・ゲーム』に対する期待が高まりまくっています。

日本のランキングに目を落とすと、
イチオシの映画『バトルシップ』が初登場2位になったのは、かなり嬉しいです。
最終的には20億円にも届きそうな勢いだそうで、
日本贔屓で製作してくれた『バトルシップ』に対する恩返しになりそうです。
1位は『名探偵コナン』でしたが、これは風物詩なので仕方ないです。
(興行収入にダブルスコアも差があったのは、ちょっと残念ですが…。)
アメリカでの公開はまだ先ですが、大ヒットしたらいいなぁ。

ということで、今日は全米初登場1位になった映画の感想です。

テイカーズ

2011年11月19日日本公開。2012年4月3日DVDリリース。
豪華俳優共演のクライム・アクション。

銀行強盗犯ゴードン(イドリス・エルバ)とジョン(ポール・ウォーカー)、A.J.(ヘイデン・クリステンセン)、ジェイク(マイケル・イーリー)とジェス(クリス・ブラウン)の兄弟は完ぺきなチームだった。彼らは年に1度仕事をし、後は強奪した金で優雅に暮らしている。だが、彼らは次第にロサンゼルス市警の刑事(マット・ディロン)に追い詰められる。(シネマトゥデイより)



本作は全米初登場ナンバー1の大ヒットを記録した強盗アクション映画です。
日本ではかなり遅れての小規模公開だったため、上映中は観に行けず、
DVDがリリースされてようやく観賞することができました。
ストーリーとしては、至って真っ当な強盗もので、
銀行強盗グループが現金輸送車を襲撃に成功し大金を得るも、
その金をめぐってグループ内で裏切りがおこり…、というベタな内容です。
これでそんなにヒットできたとは、俄かに信じられませんでしたが、
全米での成績について、納得のデータがあります。

本作の観客のうち、過半数が女性客であり、しかも観客の多くは25歳以下とのこと。
なんだか学園ロマンスのような構成比で、強盗アクション映画としては少し異様です。
このデータが示すのは、本作はアイドル映画のように消費されたのだろうということです。
若い世代に人気のある俳優やミュージシャンを集め、
全員を主演級として起用したアンサンブル・プレイで、
各々のキャストのファンを動員したら、全米ナンバー1になったパターンでしょう。
若い強盗団「テイカーズ」のメンバー6人と、刑事コンビの計8人による、
ダブル主演ならぬ、オクタプル主演です。

クレジットの順序でいえば、ウェルズ刑事役のマット・ディロンが筆頭ですが、
メインキャストの4分の3は強盗団テイカーズであるため、
物語はテイカーズよりに展開します。
中でも元テイカーズで、本作のキーパーソンであるゴーストを、
人気ラッパーのT.I.が演じているというのが一番の売りじゃないかな?
現テイカーズもヘイデン・クリステンセンや歌手のクリス・ブラウンなど、
若手人気スターで構成されていますが、アメリカではいくら人気でも、
日本での人気はまだまだこれからなメンバーで、
ボクもポール・ウォーカーくらいにしかピンときません。
妙に黒人キャスト率も高く、顔と役名が一致するまでが大変でした。
全米ナンバー1のフレコミなのに、日本で小規模公開になるのもわかる気がします。
ちなみに一応のヒロインは『アバター』のヒロインだったゾーイ・サルダナです。
生身の彼女は初めて見た気がしますが、扱いはかなり小さいです。

主犯格ゴードン(イドリス・エルバ)率いる5人組強盗団テイカーズの元に、
仮釈放になったばかりの元仲間ゴースト(T.I.)が現れ、
テイカーズに現金輸送車強盗の仕事を持ちかける。
ジェイク(マイケル・イーリー)を筆頭に、ウソ臭さを感じるメンバーだが、
その話に乗ることにするも、案の定、ゴーストの裏切りにあい…。
一方、テイカーズを追うウェルズ刑事(マット・ディロン)だが、
ついに彼らのシッポを掴めそうになった矢先、
相棒ハッチャー(ジェイ・ヘルナンデス)の不正の事実を知ってしまい…、という話。

ゴードンには薬中の姉がいるなど、各々のキャラにストーリーがあり、
ポール・ウォーカー演じるジョンにはカー・アクション・シーンを作るなど、
各々に見せ場も用意されていて、アンサンブルプレイとしてはよくできた脚本ですが、
メインとなる現金輸送車強盗とその顛末については、順当すぎると思います。
テイカーズとウェルズ刑事の対決にしても、横やりが多すぎてなんだか消化不良に…。
やはりメインキャストが多すぎて、話が散らかり気味になってるんだと思います。
あまり多角的に描かず、テイカーズのメンバーに内容を集中させた方がいい気がします。
ボクも本作を警察視点で見るべきか、強盗団視点で見るべきか、判断できずに、
イマイチ物語に気持ちが入りませんでした。

アメリカでは大ヒットしたので続編も企画されているようですが、
だとするとゴードンもウェルズ刑事も、なんとか致命傷は免れたってことでしょうね。
どうやら撃ち殺されたゴーストも、生きていたということになりそうです。

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