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マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語

昨日観た映画『アーティスト』で主人公の愛犬ジャックを演じたアギーが、
とても素晴らしくて感動しましたが、アギーはカンヌのパルム・ドッグだけでなく、
アメリカのドッグ・アクターに贈られる賞、第1回ゴールデン・カラー賞も受賞しました。
アギーの他にノミネートされたのは、『ヒューゴの不思議な発明』のブラッキーや、
『人生はビギナーズ』のコスモ、『50/50 フィフティ・フィフティ』のデンバーなど、
強豪ぞろいでしたが、納得の結果だったと思います。

アギーが受賞したのは劇場映画部門ですが、ゴールデン・カラー賞には他にも部門があり、
外国語映画部門では日本のドラマ『犬の消えた日』から2匹ノミネートされていました。
惜しくも受賞は逃しましたが、日本の犬がノミネートされただけでも嬉しいですね。
『犬の消えた日』は単発のテレビドラマだたそうですが、完全に見逃していました。
是非見たいので、いつかDVD化されることを期待しています。

ということで、今日はゴールデン・カラー賞ビデオ映画部門を受賞した作品の感想です。

マーリー2 世界一おバカな犬のはじまりの物語

2012年4月4日DVDリリース。
大ヒットしたホーム・コメディ映画の第2弾。

仕事が忙しい母を持つボディは、夏の間だけ預かっている子犬のマーリーと共に、祖父の家で過ごすことに。しかし、やんちゃすぎるマーリーのせいで、どこへ行ってもトラブル続き。そんな中、子犬の競技会があることを知ったボディはマーリーと大会に出場することにするが、練習はまったく上手くいかず、出場できるかも怪しい状況に。でもボディは、この “世界一のおバカな犬”と過ごした夏を通して、大切な何かに気づいてゆく―。(公式サイトより)



本作は『マーリー 世界一おバカな犬が教えてくれたこと』の続編です。
前作は全米で犬映画史上歴代2位となった超大ヒット映画でしたが、
その続編である本作は、なぜかビデオ映画として製作されました。
まぁ前作は完全に完結している物語だし、主人公犬マーリーも前作で死んじゃってます。
なので続編というよりは、オマケ的に製作されたと考えた方がいいかも。
本作の主人公犬マーリーは、前作のマーリーの子犬のころという設定です。
前作でも子犬のマーリーは登場しましたが、展開上すぐ成犬になったので、
その描かれなかった子犬時代に焦点を当てた話ですね。

前作は人間の夫婦ジョンとジョニーが、子育ての練習で犬マーリーを飼い始めるという、
どちらかといえばその夫婦が主役の、大人向けのコメディ・ドラマでしたが、
本作は完全に子ども向けコメディとして作られています。
そのわかりやすい変更点として、本作はトーキング・ドッグ映画となり、
マーリーや他の犬たちも言葉をしゃべる設定になりました。
(もちろん犬語という設定なので、人間とは会話できませんが。)
これにより物語は主にマーリー視点で進むことになり、
犬が主人公の子ども向けファミリー映画になっています。
前作を見てからだと、はじめはちょっと違和感があるかもしれないけど、
全く別の犬映画だと思って見れば大丈夫です。
特に前作と話が繋がっているわけでもなく、単品として成立した映画なので。

ラブラドール・レトリバーの子犬マーリーは飼い主ジョンとジョニーが出張中なので、
ジョンの甥っ子ボディの家に預けられますが、ボディの母親も仕事が忙しいため、
ボディとマーリーはおじいちゃんの家に暫らく遊びに行くことになります。
ボディは自分も犬を飼いたいのですが、母親から「まだ早い」と反対されているので、
マーリーのしつけをちゃんとすることで、犬を飼うことを認めてもらいたいと考え、
子犬の障害物競走イベントに参加することを決めます。
その競技会は1歳未満の子犬3匹1組で出場しなくてはいけないので、
近所のお宅で飼われているラブラドールの兄妹ムースとフューシャを誘って、
チームを結成し、障害物競走の訓練を始めます。
マーリーとムース&フューシャ兄妹は、いずれもイエローカラーのラブラドールの子犬。
多少毛色の濃淡はあるものの、はじめは下手すると見分けがつかなくなりそうでした。
でもトーキング・ドッグなので、声でなんとか識別することができます。

その競技会で入賞すれば、スポンサーが付いて、お金になるため、
前年優勝者の飼い主ハンスが、最強チームを引き連れ、今回も優勝を狙っています。
しかし、今回はオーストラリアから強豪チームが参加するので、ハンスも戦々恐々。
なんとか優勝してスポンサーを逃すまいと、豪州チームに妨害工作を仕掛けますが、
そこにマーリーたちのチームも巻き込まれてしまい…、という話です。
ハンスは強欲で性質の悪い飼い主なので、彼のチームの犬たちも、
エリート面したいけ好かない犬かと思いきや、全然そんなことはなく、
むしろハンスに電流の流れる首輪を絞められ、厳しい調教を課される可哀想な犬です。
小さいドーベルマンみたいなカラーだけど、実際はスムースコートのチワワなので、
目がクリっとして、プルプル振るえていて、とても可愛いです。
まぁおそらくチワワの成犬なので、いくら小さいとはいえ、
1歳未満の子犬の大会に出るのはおかしいのですが…。
だからもしかすると、ドーベルマンの子犬のつもりなのかもしれませんね。

他にも一見悪そうなジャーマン・シェパードの番犬2匹も登場しますが、
彼らも本当は気のいいやつらだったりと、本作には悪い犬は登場しません。
そこに本作の犬に対する愛情を感じたし、犬好きとして好感を覚えました。
競技も結果が全てではなく、各々の犬が頑張ればそれでいいという描き方で、
なんとも清々しい印象の物語です。
子ども向けのビデオ映画なので過度に期待をしてはいけませんが、
犬好きや子どもが見る分には、けっこう楽しめる作品ではないかと思います。

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