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20世紀少年最後の希望

この前、映画『20世紀少年<第2章>』を観に行ったのですが、
その前に金曜ロードショウで放送されたスペシャルドラマ
『20世紀少年~もう一つの第1章~』も観ておきました。
第1章の完全版かと思っていたのですが、どちらかといえばダイジェストでした。
第2章を観る上での大切な部分だけ繋いだようなドラマなので、
あれだけ観た人は全然面白くなかっただろうけど、
復習としては大いに役に立ったと思います。
で、今日はその第2章の感想です。

20世紀少年<第2章>最後の希望

2009年1月31日公開。
浦沢直樹の人気コミックの劇場版3部作第2弾。

なぞの教祖"ともだち"が、救世主として崇められている2015年。テロリストに仕立て上げられたケンヂ(唐沢寿明)の姪・カンナ(平愛梨)は、そんな社会に反抗し、学校で問題児扱いされてしまう。そのころ、"よげんの書"の続きである"しんよげんの書"の存在が明らかになり…。

正直、原作漫画は第1章のラストである"血の大晦日"がピークで、
あとは惰性で続いていたような印象は否めないのですが、
映画版はむしろ第1章よりもドラマチックに描かれているので、
相対的に前作よりも面白くなっている気がします。
とにかく原作を踏襲することに固執していた前作は、それゆえ息苦しさもあったけど、
今作は原作を踏襲しつつも、無理なくストーリーの改変もされていて、
ややこしくなっていた原作よりもわかりやすくなってました。

いや、もはや原作通りとは言いがたいほどの改変でしたね。
中盤には判明したはずの"ともだち"の正体も謎のまま次へ持ち越しだし、
その死に方、復活の仕方も全然違う。
原作通りローマ法王暗殺となるといろいろ諸問題があるから
そこを変更するために逆算した結果かもしれないけど、
ストーリーの流れとして、原作よりよくなりましたね。
それに"ともだち"の正体が持ち越されたことで、
"ともだち"が原作通りあの人なのかもわからなくなりました。
とりあえず、原作の「21世紀少年」のラストとは違うラストになりそうかも。
原作通りというのも大事だけど、この作品に関しては嬉しいことです。

総額60億円という制作費が費やされる邦画最大級のプロジェクトである本3部作、
キャストもかなり豪華です。
とはいえども、前作からのレギュラーキャラを除いて、
今作で新たにキャスティングされた俳優さんたちは比較的小粒ですね。
集客力ありそうな人といえば、蝶野刑事役の藤木直人くらいかな?
まぁどれだけ原作のキャラに似た人を配役することも本3部作のテーマのひとつです。
そうゆう意味では、なかなか及第点なキャスティングな気もします。
中でもカンナの同級生の小泉響子役の木南晴夏は
浦沢の描く女学生を具現化したような雰囲気を持っていてよかったです。
主役級キャラであるカンナ役の平愛梨は、原作のカンナに比べると性格がキツそう。
カンナというよりも柴咲コウぽいなと思いました。
サダキヨ役のユースケ・サンタマリアは特殊メイクなので卑怯です。
"ともだちランド"のナビゲーター高須役の小池栄子とその仲間たちの
カオスっぷりは面白かったです。

さて本3部作<最終章>は8月29日公開です。ほぼ7ヶ月先ですね。
今作は前作からは5ヶ月で公開されたのでそれに比べると長い気がしますが、
楽しみ度は前作を見たときよりも高まっています。
8月28日の金曜ロードショーでは『~もうひとつの第2章~』が放送予定??

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