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シルク・ドゥ・ソレイユ3D

今年はデジタル3Dで7本の映画を観ました。
3Dは苦手なので極力避けてはいるのですが、それでもなかなか全ては避けられません。
7本中『アメイジング・スパイダーマン』『プロメテウス』『アベンジャーズ』の3本は、
3Dでしか先行上映されてなくて、仕方なく3Dで鑑賞することになったし、
『貞子3D』『ファインディング・ニモ3D』『シルク・ドゥ・ソレイユ3D』は
タイトルの通り3Dでしか上映されず、2Dを選択する余地はありませんでした。
残る『バイオハザードV リトリビューション』は2Dで見ることもできましたが、
一緒に観に行った子が用意してくれた前売券(ムビチケ)が3D専用で…。
でも3Dで観た映画は全鑑賞映画の約4%程度なので、かなり避けれた方だと思います。
去年は17本(約10%)も観ちゃいましたが、最近の3D映画の不人気により、
ほとんどの3D映画が2D版と同時上映されるようになったので、避けやすくなりました。
3D映画には、この調子でどんどん廃れていってほしいものです。

ということで、今日は今年最後となるであろう3Dで鑑賞した映画の感想です。
もしかしたら史上初の白黒3D映画『フランケンウィニー』は、
折角だから3Dで観に行こうって話になるかも…?

シルク・ドゥ・ソレイユ3D 彼方からの物語

2012年11月9日日本公開。
世界的に著名な「シルク・ドゥ・ソレイユ」のショーをモチーフにしたファンタジー。

田舎町のサーカスにやって来たミア。ミアの視線を感じ、見つめ合っていた空中ブランコ乗りの青年が、突然ブランコを握り損ねて下に落ちてしまう。駆け寄ったミアだったが、青年は地面に吸い込まれてしまい、それを見たミアも後を追う。やがて目を覚ましたミアは、まったく知らない世界にいることに気付く。その後ミアは、消えてしまった青年を捜すために歩みを進めるが……。(シネマトゥデイより)



本作は一応ハリウッド映画のようなのですが、全米での公開は来月になるようです。
第25回東京国際映画祭で初演した縁か、日本で先行上映しているみたいです。
シルク・ドゥ・ソレイユは日本にも常設劇場を持っていたし、
「サルティンバンコ」「アレグリア」「キダム」などツアーも度々していて、
日本でもかなり有名なサーカス団だと思います。
でもボクはまだ一度も見に行ったことはありません。
子どもの頃、親が木下大サーカスに連れて行ってくれたのですが、
その時、酷く退屈だった記憶があり、以来サーカスに苦手意識を持つようになりました。
それでも本作を観に行く気になったのは、アニメ映画『マダガスカル3』の影響です。
『マダガスカル3』の物語は、シルク・ドゥ・ソレイユのような新サーカスの隆盛で、
動物曲芸などを見せる(木下大サーカスのような)昔ながらのサーカスの人気がなくなり、
サーカス団から見捨てられた動物たちが、自分たちだけでサーカス団を作るというもの。
そこで動物たちが新サーカスをするのですが、そのシーンがホントにファンタジックで、
「新サーカスって面白いかもしれない」と思ったのがキッカケでした。

で、本作で初めて新サーカスを観たのですが、これが驚くほど退屈で、
まぶたが鉛のように重くなり、何度も意識を失いそうになりました。
でも、それで新サーカス自体が退屈なものと決めつけるのは早計でしょう。
きっと同じ内容でもパフォーマンスを生で見ていたら、楽しめたかもしれません。
しかし本作は生ではなく、録画されたパフォーマンスなので、
一応3Dとはいえ、その臨場感は比べるまでもありません。
録画なので、失敗すれば次のテイクを撮ればいいだけだし、
スロー再生など、生で見ていたら絶対にありえないシーンもあり、
生で新サーカスを見ているような臨場感や緊張感は全くないです。
どんな超人的なパフォーマンスでも、結局はCGなどの映像加工技術には敵わず、
普通のファンタジー映画やSF映画の作りもののアクションの方が見応えがあります。
大道芸やマジックなんかもそうだけど、サーカスなんていうのは、
生で目の前で見るから感動するのであって、映像化したら価値がないとわかりました。

本作のオフィシャル・ナビゲーターの上戸彩が、
「これはドキュメンタリーではなく、(中略)驚きと感動の物語です。」と
本作を紹介していますが、それは全くのデタラメで、
本作には物語と呼べるほどの、ちゃんとしたストーリーはありません。
なんでもラスベガス公演の演目「O」「KA」「LOVE」を中心に構成されているようですが、
つまり全く別の独立した演目を無理やり1本に繋いでいるわけです。
本作のストーリーはそのスキットでしかありませんが、
ちゃんとスキットとして繋ぎの役割を果たせているとも言えず、
何の脈絡もなく次の演目が始まる感じです。
新サーカスなんて前衛劇のようなものなので、ストーリーは重視してないのでしょうが、
映像化された新サーカス自体に価値がないため、ストーリーもダメなら何も残りません。
特にボクはアート気取りの前衛劇が全く理解できないので…。
あと主演の女優、というかパフォーマーがあまり可愛くないのもイマイチでした。

サーカスに限らず、演劇や音楽コンサートにしてもそうだけど、
生での臨場感を楽しむものを録画して映画館で流すような勿体ない事は、
もう止めた方がいいんじゃないかな?

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