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バイオハザード ダムネーション

今月末に発売されるゲーム『レイトン教授VS逆転裁判』に興味があるので、
ついにニンテンドー3DSを買おうかなと思っています。
どうせだから画面サイズが通常の1.9倍なニンテンドー3DSLLにするつもりです。
でもゲーム機本体は2万円を切る値段で、なかなかリーズナブルだと思うのですが、
ACアダプタは別売りだし、妙に高い画面の保護フィルムも実質必須だし、
ゲームソフトも同時に買うとなると、総額2万5千円は下らず、
貧乏で生活がカツカツなボクにとってはけっこう痛い出費です。
なのでまだ本当に買うのかどうかわかりませんが、資金を捻出するために、
今月は遊興費を抑え目に生活しなくてはならず、映画を観に行ける回数が減るかも…。
2万5千円もあれば映画20本以上は観れますが、
面白そうだけどそのゲームにそれだけの価値があるかどうか…。
まぁ来年発売予定のゲーム『逆転裁判5』は絶対プレイしたいので、
ゲーム機本体は買っても無駄になることはなさそうかな。

ということで、今日はゲームメイカーが制作したテレビゲームの劇場版の感想です。

バイオハザード ダムネーション

2012年10月27日公開。
カプコンの人気ゲームをフルCGで映像化した映画の続編。

アメリカ合衆国大統領直属のエージェントのレオンは、東スラブ共和国の内戦で、生物兵器「B.O.W.」が使用されているという情報を受けて、一人で潜入を試みる。しかし、ほどなく東スラブ共和国から手を引くことが決定し、同国からの撤退命令が下る。だがレオンは「B.O.W.」の脅威によりこれ以上犠牲者を出さないため、撤退せずに単独で同国内での戦闘を継続することにし……。(シネマトゥデイより)



前作『バイオハザード ディジェネレーション』は全国3館で2週間限定の上映でした。
関西では梅田ブルク7で上映していて、劇場に行った際に少し気になっていました。、
しかしボクはフルCGのアニメ映画は大好きなんだけど、
ピクサーやドリームワークスのような、かわいいキャラのアニメ限定で、
フルCGで写実的に描くと不気味の谷に落ちることが往々にしてあるし、
写実にするくらいなら実写にすればいいと思っていたので、結局観るに至りませんでした。
それだけじゃなくて、邦画のCGアニメの技術に全く期待が持てなかったし、
ゲームメイカーであるカプコンが制作しているというのも不安で、
全編テレビゲームのムービー並の映像なのではないかと決めつけていたので。
それでも『バイオハザード』自体には興味があったし、続編が公開になることもあり、
今年になってDVDレンタルで見たのですが、これが予想外に面白く…。
やはりハリウッドのCGアニメと比較すれば、技術的にはかなり落ちますが、
『ホッタラケの島』など和製CGアニメが本格的に公開される以前の作品と考えると、
そのクオリティは当時の日本では最高峰だったのではないかと思いました。
なにより写実的なフルCGの違和感が思ったほどなく、すんなり楽しめました。
それ以来、続編である本作の公開を期待して待っていました。

『バイオハザード』に興味がある、と書きましたが、
それは主にミラ・ジョヴォヴィッチ主演のハリウッド映画版に対するもので、
原作ゲームは第1作目と「CODE:Veronica」をプレイしただけです。
(「CODE:Veronica」は何故か途中から進むことができなくなりクリアを断念しました。)
ハリウッド映画版は主人公もストーリーもオリジナルで、
シリーズを重ねるごとに原作ゲームとの乖離が激しくなっている気がしますが、
本作は原作ゲームの劇場版という位置づけで、ゲーム版『バイオハザード5』と、
先月発売された最新作『バイオハザード6』の間に起こった出来事を描いたものです。
なので『バイオハザード5』もプレイしていないのに内容が理解できるのかと不安でした。
でも、前作も『バイオハザード4』と『バイオハザード5』の間の物語だったらしいけど、
「空港を舞台にしたゾンビ映画」として普通に楽しめたし、
本作はそれの続編だと考えれば全く問題はなかったです。
ストーリーが未完のままゲーム版最新作に続くんじゃないかという懸念もありましたが、
少々の含みは残しつつもキッチリ完結していて、独立した作品として十分楽しめます。
また、ハリウッド映画版4作目で、ゾンビの口から急に触手が生えた時は、
その理由もわからず「なんでこんなことに?」と困惑しましたが、
原作を踏襲した本作を見ると、その由来もわかり、ハリウッド映画版の補完にもなります。
今更ゲーム版をプレイするつもりはありませんが、こうしてたまに劇場版が作られ、
原作ゲームの世界観だけでも味わえるのは有難いので、今後も作ってほしいです。

ソ連が崩壊し、独立した東欧の産油国・東スラブ共和国ですが、
オルガヒルという富裕層を優遇する共和国政府に対し、
貧困層の民衆が反政府勢力として蜂起し、内戦が勃発します。
そこに政府側としてアメリカが軍事介入し、
ホワイトハウス直属のエージェント、レオンが派遣されますが、
アメリカが東スラブ共和国から手を引いたため、彼にもすぐに撤退命令が下ります。
しかしこの内戦で、使用禁止のB.O.W.が使用されていると睨んだ彼は、
そのまま現地で調査を続行しますが、B.O.W.と思われる怪物リッカーに襲われ、
ある反政府組織に拘束されてしまいます。
B.O.W.とは「バイオ・オーガニック・ウェポンズ(有機生命体兵器)」の略称で、
簡単に言えば怪物を意のままに操ることができる生物兵器です。
レオンを襲ったリッカーはゾンビの突然変異で、原作ゲーム1作目から登場していて、
ハリウッド映画版最新作にもリッカーの超巨大なやつが登場しており、
『バイオハザード』シリーズを代表する人気敵キャラのひとつでしょう。
ボクはゲームで何度もリッカーの強襲に泣かされましたが、
今ではそんなリッカーを操るテクノロジーが開発されていたのですね。
プラーガという人間をゾンビ化させる寄生体を意図的に自分の身体に埋め込むことで、
リッカーなどゾンビと主従関係を結べるそうです。
しかしプラーガを埋め込まれた主人も、いずれはゾンビ化してしまうようで、
使う方にもかなりのリスクを伴う生物兵器ですね。

反政府勢力の専売特許だと思われていたB.O.W.ですが、
レオンの調査で共和国政府も開発していたことが判明します。
しかも政府側のB.O.W.はリッカーではなく支配種タイラントです。
タイラントもゲーム1作目から登場する人気敵キャラで、
ハリウッド映画版でも3作目のボスキャラとして登場しました。
クライマックスで、レオンは反政府組織のサーシャ(通称バディ)と共闘し、
共和国大統領が嗾(けしか)ける複数のタイラントと戦うことになります。
リッカーのような強めの雑魚キャラと違ってボス級キャラなのでかなり強いですが、
それが何体も複数で襲ってくるのだから絶望的な状況です。
ロケットランチャーや戦車を使用して戦いますが、それでもかなり押され気味。
そこで役に立つのが、サーシャと主従関係を結んだリッカーたちです。
ボス級キャラであるタイラントにとっては、リッカーなんて相手にもならず、
リッカーは次々と殺されますが、それでも果敢にタイラントに挑みかかります。
主人であるサーシャを助けるために命を掛ける健気な姿に、ちょっと胸が熱くなりました。
ゾンビの中でも禍々しいデザインだし、ゲームではリッカーに何度も殺されたので、
ボクにとっては怖いキャラってイメージがあったけど、
まさかそんなリッカーを愛(いと)おしいと感じることがあるなんて…。
そんなリッカーの頑張りもあって、数体のタイラントを倒すことに成功しますが、
新しいタイラントが次々投入され、リッカーの頑張り虚しく、やっぱり絶体絶命です。
でもそんなタイラントも、レオンを救出に来た軍用ヘリのミサイル攻撃で、
あっさり倒されてしまい、B.O.W.なんて近代戦争ではあまり脅威じゃない気がしました。

登場人物では反政府組織でサーシャの友人であるJDがなかなかいいキャラで、
反米の組織なのに、ハリウッド映画が大好きで、アメリカ人に憧れる変わった男です。
米軍のミリタリーも好きだけど、自分ではゾンビを撃つこともできない臆病者ですが、
友人想いの優しい男で、とても好感を持ちました。
彼がゲーム版にも登場するなら、最新作をプレイしたかもしれませんが、
残念ながら本作でゾンビ(正確にはガナード)化しちゃって…。
今のゾンビって、ウィルス感染じゃなくて、プラーガが寄生することでなるんですね。
可愛らしい女の子ゾンビが、自分の口からプラーガを抜き出して、
人間の男に無理やり飲み込ませるシーンはなかなか衝撃的でした。
JDは本作のオリジナルキャラですが、レオン同様シリーズのレギュラーキャラとして、
ハリウッド映画版の最新作にも登場した謎の東洋人女性エイダも登場します。
ハリウッド映画版では香港の反日女優が演じていたので不愉快なキャラでしたが、
アニメである本作では、なかなかセクシーでよかったと思います。
国連の対バイオテロ組織BASSの調査員を名乗っていましたが、それは嘘のようで、
実際は彼女がどこの組織の人間なのかは本作では明らかにされておらず、
彼女の行動の目的もイマイチ不明です。
レオンとは面識があるようですが、過去にいい仲だったことでもあるのかな?
あと、前作でヒロインだったクレアが登場しなかったのはちょっと残念です。

エンドロールではクリスなんかも登場する映像が流されていましたが、
あれはたぶんゲーム最新作のプロモーション映像だったのでしょうね。
それを観る限りでは、やっぱり劇場版の方がCGは緻密で綺麗ですね。
やっぱりゲームのムービーと劇場版では、CGの作り方も違うんだろうなと思いましたが、
本作では襲ってくるリッカーをレオンの主観映像で撃つというような、
ファーストパーソン・シューティングゲームを彷彿とさせるショットが多用され、
ゲームをやっているような気分もちょっと味わえて面白かったです。
でも確か原作ゲームって、FPSではなくサードパーソン・シューティングゲームですよね?
そういえば、何かの番組で鈴木史朗がFPSの『バイオハザード』をプレイしているのを
見たことがあったような気もするけど…。

ハリウッド映画版の監督であるポール・W・S・アンダーソン監督は、
カプコンのゲーム『モンスターハンター』の実写映画化も考えているそうですが、
きっとミラ・ジョヴォヴィッチの出演する全くのオリジナル作品になりますね。
カプコンは自社ゲームが映画化されることを歓迎する傾向になりますが、
寛容すぎて『ストリートファイター』や『逆転裁判』の実写版は酷い有様でした。
本作のように、これだけしっかりしたアニメ映画が自社で制作できるなら、
他人任せにしないで自分でどんどん制作してほしいです。
でも本作冒頭で流れた『デビル・メイ・クライ』の告知映像は酷かったなぁ…。
ゲームの告知なのかアニメの告知なのかはわかりませんでしたが、
あのクオリティで本編が始まらなくて、本当にホッとしました。

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