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エクスペンダブルズ2

三十路を迎えてから、急に身体の衰えを感じるようになりました。
ボクはまだ外見はけっこう若く、20代前半の容姿をキープしているのですが、
体力の衰えがかなり酷く、特に怪我や病気がなかなか完治しなくなりました。
ボクは仕事の一部にちょっとした肉体労働も伴うので、日々怪我は絶えないのですが、
20代では数日で完治したのに、最近は何週間も痕や痛みが残ります。
もともと身体が丈夫な方ではなかったとはいえ、
30歳になった途端、こんなに急に衰え始めるなんて…。
鎮痛剤やテーピングでかかる薬品代もバカにならず、身体だけでなく財布も痛いです。
この調子だと今後どんどん歳を重ねた時に、どれだけ身体にガタがくるのか怖いです。
今でこんなにガタガタだと、40歳まで生きられないんじゃないかな?

ということで、今日は還暦を超えても元気なアクションスターたちの映画の感想です。
主要キャストの最高年齢は70歳を超えていますが、平均年齢でも50歳は超えてるかも…。

エクスペンダブルズ2
The Expendables 2

2012年10月20日日本公開。
新旧アクションスターが一堂に会したコンセプト超大作第二弾。

東欧バルカン山脈の山岳地帯に墜落した輸送機からデータボックスを回収する仕事を引き受けた、バーニー(シルヴェスター・スタローン)が率いる傭兵部隊エクスペンタブルズ。だが、ヴィラン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)をリーダーとする武装グループの襲撃を受け、データボックスを奪われた上に、メンバーの一人を失ってしまう。ヴィランたちが、ボックスに収められたデータから旧ソ連軍の埋蔵プルトニウムを見つけ出し、他国に売ろうとしていることを知ったエクスペンタブルズは、仲間の復讐(ふくしゅう)を果たすためにも彼らに戦いを挑んでいく。(シネマトゥデイより)



シルヴェスター・スタローンの呼びかけにより、
新旧アクションスターが集結したことで話題になった前作ですが、
本作はそれを遥かに上回る超豪華な共演、…いや、奇跡的な共演が実現しています。
前作は大御所アクションスターであるスタローンと、
若手筆頭のジェイソン・ステイサムの新旧アクションスター共演が見どころでした。
ボクはステイサムの大ファンなので、スタローンとの共演だけでも十分楽しめましたが、
やはり世間では、アーノルド・シュワルツェネッガーやブルース・ウィリスの出演による
スタローンとの大御所アクションスターのビッグ3共演が話題になりましたよね。
しかしシュワちゃんとウィリスはアクションシーン全くなしのカメオ出演で、
かなり出し惜しみされた感じの物足りないものでした。
でも本作では、2人武器を手に、戦場でスタローンと肩を並べて戦うシーンもあり、
ビッグ3の共演を満喫することができます。
日本でも、前作同様にビッグ3の共演が宣伝の目玉になっていますが、
前作時点で予測できたこの共演よりも注目すべきは、
新たにキャスティングされた大御所アクションスターたちでしょう。
今回はキャストのことを中心に感想を書きたいと思います。

まずはボクが最も注目していたジェイソン・ステイサム演じるクリスマスですが、
本作でもスタローン演じる主人公バーニーの相棒として活躍するものの、
やはり大御所アクションスターの人数と活躍シーンが増えたことの割りを食ってしまい、
W主演同然だった前作ほどは重要性が高くなかったように思います。
それにチャック・ノリス演じるブッカーの登場シーンなどでは、別行動していたりと、
スタローン以外の大御所と絡む機会もあまりなく、ちょっと残念です。
クリスマスは敵組織のナンバー2であるヘクターが因縁の相手になりますが、
ヘクターを演じるスコット・アドキンスは、正直あんまり有名でもないし、
敵組織のボスを演じるジャン=クロード・ヴァン・ダムのバーターみたいな俳優です。
ヴァン・ダムを倒す役割はスタローンになるのは仕方ないとしても、
ステイサムの敵役にも、もう少し名のあるアクションスターを配役してほしかったかな。
とはいえ、これだけの大御所メンツが揃った作品で、準主演級の扱いなのは間違いなく、
その事実だけでもファンとしては嬉しいかな。

前作ではステイサムに続く3番手として重要な役だったジェット・リー演じるヤンですが、
冒頭のネパールでの中国人富豪奪還作戦で、得意のカンフーで大活躍したと思ったら、
作戦終了後、早々に戦線離脱してしまい、そのまま再登場することもなく…。
なんでも当初、ヤンはこの傭兵部隊から去ることになっていたようです。
ジェット・リーもアクションから卒業しようとしているようなので、
シリーズから降板しようと考えたのかもしれませんね。
実際には去ってはいないものの、本作のメインの作戦には参加しないことになりました。
彼の離脱が関係あるかどうかはわかりませんが、新たに中国人メンバーとして、
CIAエージェントであるマギーが参加しています。
チャーチ曰く「男祭り」である傭兵部隊に、女性が参加するのもどうかと思うけど、
マギー演じるユー・ナンはアクション女優ですらなく、
アクションスターの祭典でもある本作には似つかわしくないです。
企画段階では『エージェント・マロリー』で主演した女性格闘家ジーナ・カラーノが、
メギーのポジションのヒロインになるはずだったらしいのですが、
中国市場のことを鑑みて中国人キャストが起用されたとのこと…。
もしヤンがいれば、その配慮が必要なかったと思うと、ヤンの離脱は悔やまれます。
ジェット・リーの後任としてはドニー・イェンの名前も挙がっていたそうですが、
アクションも出来ない国際的に無名の女優よりも、そっちの方がよかったな…。
どうしても中国人女優が必要なら、マギー・Qとかがよかったんじゃないかな?

他の傭兵部隊のメンバーですが、各々それなりにキャリアがあるとはいえ、
これだけ大御所に次々と登場されると「その他大勢」って感じになりますね。
前作では敵に寝返るというオイシイ役だったドルフ・ラングレン演じるガンナーも、
本作では人が変わったようにズッコケキャラになってしまいました。
MITで修士号を取ったというエピソードが明かされたものの、
最大の見せ場かと思われた爆弾作りは不発に終わり…。
テリー・クルーズ演じる怪力自慢のヘイルもそれほど見せ場はなく…。
ただ、本作で唯一の黒人キャストなので、そこそこ存在感はありましたね。
一番地味だったのが、ランディ・クートゥア演じるトールです。
まぁ彼の場合はアクションスターというよりも現役の格闘家ですから、
他のキャストに比べて華がないのは仕方ないことかも…。
そんな傭兵部隊の中で、ある意味最もオイシイ役だったのは、
リアム・ヘムズワース演じる新入りのビリー・ザ・キッドでしょうね。
『ハンガー・ゲーム』にも出演していた売り出し中の俳優で、
正直アクション俳優というイメージも全くありませんが、
若くても40代半ばという主要キャストの中で、ひとりだけピチピチの20代だし、
それだけでも半端ないフレッショさがあって存在感十分です。
比較的序盤でヴァン・ダム演じるヴィランに蹴り殺されてしまいますが、
彼の死によってバーニーたちがリベンジに燃えるという重要な役柄です。
たぶん右も左も大御所だらけのクライマックスまで生きていたら、
彼も埋没しちゃったと思うので、序盤で死んだことで逆に印象が強まったのかも。
彼の兄、クリス・ヘムズワースは若手アクションスターとして大ブレイクしていますが、
続編ではビリーの関係者として、兄クリスが登場する可能性も?

そんな新入りを蹴り殺したヴィランを演じるジャン=クロード・ヴァン・ダムですが、
彼は前作での出演オファーを断っていたことでも話題になりました。
前作の完成品を観て「やっぱり出ておけばよかった」と思ったかどうかはわかりませんが、
一度出し惜しみしたことで、彼の商品価値があがったのは間違いないです。
ボクとしても予定調和的なシュワやウィリスの続投よりも、
ヴァン・ダムが出演したことによる意外性の方が衝撃的でした。
前作の時は、ラングレン演じたガンナー役でのオファーだったみたいですが、
ガンナーはオイシイ役ではあったものの、ジェット・リー演じるヤンに負けてるし、
スタローンとタイマンを張る本作の役に比べると、全然小さいです。
スタローンどころか、敵のボスとしてビッグ3と対峙するポジションですよね。
ぶっちゃけ落ち目だったヴェン・ダムには勿体ないとさえ思えるほどの役です。
しかしガンナーとは違って改心しないので、シリーズの続投は不可能な
一回コッキリの役だったのが、今思えばちょっと惜しかったかな?
(ヴィランの兄弟役で続投するなんて話もありますが、それはちょっと…ね。)

そんなヴァン・ダム以上の注目の新キャストが、
一匹狼ブッカー演じる生きる都市伝説チャック・ノリスでしょう。
登場するなり、戦車を率いる敵の武装軍隊をひとりで壊滅させてしまうという、
かなり無茶苦茶な展開ですが、チャック・ノリスなら当然の展開です。
否、チャック・ノリスが敵部隊を壊滅させたのではない。
敵部隊が彼の登場の邪魔にならないように、自ら消し飛んだのだ。
…なんてチャック・ノリス・ファクトさながらのインパクトのある登場でした。
とにかく、全アクションスターがリスペクトするスタローンたちがリスペクトする人物で、
アクションスターとしては神的な存在ですから、もうこれ以上のサプライズはないです。
しかしそれだけに、シリーズ2作目で投入したのは早すぎた気も…。
これからシリーズは3作目、4作目と作られていくのは間違いないですが、
続編がキャスティングにおいて本作の衝撃を超えることはなくなりました。
今回は登場シーンのカメオだけなのかなと思ったら、
クライマックスでもちゃっかり参戦しちゃってるし…。
とはいえ、スタローンとシュワちゃんとウィリスが肩を並べて戦う背後から、
ノリスが援護射撃をする光景なんて、半端なく高揚しましたけど…。

そんな伝説的な男に登場されたら、シュワちゃんとウィリスの本格参戦も霞みますが、
やはりスタローンとの3人揃い踏みシーンは、否応なく盛り上がります。
アーノルド・シュワルツェネッガー演じる民間軍事会社のトレンチは、
ネパールでの中国人富豪の救出作戦に失敗し、逆に捕まってしまったところを、
バーニーたちの傭兵部隊に救出されるという、ちょっと情けない登場です。
ブルース・ウィリス演じる演じるCIAのお偉いさんチャーチも、
汚い仕事はバーニーたちに押し付けて、自分は後から文句言うだけの情けない男でした。
前作でのカメオ出演時のワクワク感からすると、「あれ?」って感じの登場でいたが、
武器を手にバーニーに加勢するクライマックスなんかは、さすがの貫禄です。
ウィリスはジャンル問わずにいろんな映画でコンスタントに観るけど、
シュワちゃんはアクション映画に出るのはかなり久しぶりですよね。
2003年の『ターミネーター3』以来ってことになるのかな?
となると、引退していたチャック・ノリス以上にブランクがあるんですね。
ノリスのジョークなど、キャストのセルフパロディも楽しい本作ですが、
シュワちゃん演じるトレンチもターミネーターの決め台詞「I'll be back」が口癖です。
その他にもヘイルから「溶鉱炉で溶かすぞ」なんて言われたりと、
やっぱりシュワちゃんと言えばターミネーターなんですね。
でも鉱山に閉じ込められたバーニーたちを助けに来た時の掘削マシンなんかは、
『トータル・リコール』のオマージュかなと思いました。
一方ウィリスといえば、『ダイ・ハード』のマクレーン刑事ですよね。
彼のセルフパロディはそれほどありませんが、
一か所だけマクレーン刑事の口癖である「イピカイエー」というセリフが。
ただこれを言うのはウィリスではなくシュワちゃんの方ですが…。
ついでにスタローンだと、やっぱり代表作は『ランボー』ですが、
『地獄のヒーロー』のブラドック大佐さながらに登場したノリス演じるブッカーを見て、
「次はランボーの登場か?」なんてジョークをかますシーンがありました。
これを言ったのもシュワちゃんですが、彼は特にセルフパロディが好きなんでしょうね。

最後に主演である主人公バーニーを演じるシルヴェスター・スタローンについて。
前作では彼が監督も務めていましたが、本作ではサイモン・ウェスト監督に任せています。
そのことが結果的にバーニーの活躍を増やしたような気がします。
自分の監督作だと、逆に自分ばかり活躍する作品にはし難いしね。
メガホンは渡したものの、やはり本作の立役者は彼であることに間違いはなく、
実現不可能なほどの主要キャストを揃えたのは彼の人脈があってこそです。
そんな人望の厚い彼ですが、ジョン・トラボルタやアントニオ・バンデラスなど、
出演の誘いを断る俳優もいるみたいで…。
特に残念だったのは前作に出演したミッキー・ロークが降板してしまったことです。
「大ヒットしたのにギャラが少ない」というのが不満だったみたいですが、
リスペクトで集まったキャストだと思っていたので、ちょっと幻滅しました。
まぁ誰が出演しようが降板しようが、すでに引退していたチャック・ノリスを
引きずり出した功績の前では無意味ですね。

ただ続編の第三弾にはノリスは出演しない意向だそうで、
続編以降が本作に匹敵するキャスティングが出来るのかは難しいです。
ただ、クリント・イーストウッドやハリソン・フォードに接触したという話もあり、
もしその両名が出演するようなことがあれば、本作を超えたと言えるかも…。
あとは質よりも量で、アクションスターを大量投入するのも手ですね。
ニコラス・ケイジは内定しているのではって話ですが、
新旧アクションスターの共演と言いながら、平均年齢高すぎるので、
もっと20代~30代の若手アクション俳優の起用も期待したいです。
例えばサム・ワーシントンとかライアン・レイノルズとかテイラー・キッチュとか。
う~ん、アクションもできる若手俳優はいくらでも思いつくものの、
若手アクション俳優となると全く思いつきませんね…。
40代ですがドゥエイン・ジョンソンには是非出演してほしいかな。

でもやはり最も気になるのはアジア人アクション俳優の起用です。
ジェット・リーの去就が不安定なので、新しくアジア人俳優が起用されるでしょう。
スタローンの日本向けインタビューでは、「日本人も入れたい」なんて言ってるけど、
こんなものは完全にリップサービスなので、ボクも真に受けるほどバカではないです。
それに本シリーズに見合うような日本人アクション俳優なんていないので、
無理に出してもらっても、いい結果にはならないのは目に見えています。
しかし、もう中国人カンフーマスターってのも芸がないと思うんですよね。
それにアジア最高のアクションスターといえば、トニー・ジャーですよ。
ドニー・イェンごときに声を掛けて、なぜ彼にオファーしないのか不思議です。
でも中国人以外ならスタローン繋がりでサン・カンあたりが現実的ですかね。

女性版『エクスペンダブルズ』なんて噂もありますよね。
でも有名女優はアンサンブルキャストを嫌うだろうから、
本作のように豪華キャストを揃えるのは難しそうです。
しかし前述の女性格闘家ジーナ・カラーノの他に、
ミラ・ジョヴォヴィッチやミシェル・ロドリゲスが興味を示しているようで、
彼女たちが出演するとなれば、華やかな「女祭り」になりそうです。
もし実現するなら、シガニー・ウィーバーはマストでしょう。
彼女なら女性版ではなく本シリーズの続編に出演しても歓迎します。

ついでにキャストの今後の予定についても紹介します。
スタローンはシュワちゃんとW主演作『The Tomb』が来年公開になるとのこと。
楽しみなのは間違いないけど、ビッグ3同士の共演は本シリーズの楽しみとして、
出し惜しみしてほしいような気もします。
スタローンは他に『ランボー』のシリーズ最新作も決まっているみたいです。
シュワちゃんは来年4月公開の『ラストスタンド』で主演として完全復帰となります。
ウィリスは今週末に『シャドー・チェイサー』が公開され、
立て続けに『LOOPER』『RED2』『G.I.ジョー2』など、アクション映画が続きます。
そして『ダイ・ハード』の最新作も来年2月に公開されるようで楽しみです。
ヴァン・ダムは本作にも出演したラングレンやアドキンスと共演する
『ユニバーサル・ソルジャー』最新作が再来週公開になります。
チャック・ノリスも本作で弾みが付いたのか、映画界に復帰しそうな感じで、
なんと『地獄のヒーロー』の最新作が出来るらしいです。
なんだかそれぞれが主演している代表作のシリーズ最新作が多いですが、
『エクスペンダブルズ』シリーズの大ヒットのお陰で、
80~90年代のアクション映画が息を吹き返したような雰囲気ですね。

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