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ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

今日は久しぶりに映画の感想です。今年になって初めてかな?
今年初めて観た映画はやはり、大好きなアメコミヒーローものでした。

ヘルボーイ/ゴールデン・アーミー

2009年1月9日日本公開。
第3のアメコミ誌・ダークホースコミックの人気シリーズ『ヘルボーイ』の続編。

闇の世界のヌアダ王子(ルーク・ゴス)が、不滅の鋼鉄兵団"ゴールデン・アーミー"を復活させて、人類を滅ぼそうと暗躍。超常現象捜査防衛局"BPRD"のエージェント・ヘルボーイ(ロン・パールマン)とその仲間たちは、それを未然に防ぐために、捜査を開始するのだが…。

ボクはアメコミ映画は大好きなんですが、それ以上にこの映画に惹かれる理由は
『パンズ・ラビリンス』で脚光を浴びたギレルモ・デル・トロ監督の作品だからです。
彼の映像世界は素晴らしく、特にクリーチャーを撮らせたら世界一だと思います。
『パンズ~』でも強烈なクリーチャーでインパクトを与えてくれたのですが、
今作ではそんなクリーチャー数は倍増してます。
特にパンフレット等にも描かれている"死の天使"は絶品です。
でも1作目の『ヘルボーイ』から彼が監督だったはずですが、
『パンズ~』前だったこともあってか、そんなに印象が残ってません…。

前作はヘルボーイ誕生にまつわる話で、第二次世界大戦やラス・プーチンなど
史実が絡むちょっとややこしいストーリーで、ヘルボーイの恋人リズの心の傷や、
父親代わりだった博士が殺されるなど、ちょっと暗めなダークファンタジーでした。
ヒーローものとしてはあまり楽しめる内容ではなかったかも…。
しかし今作は良くも悪くもマーヴル系のヒーローもののようなストーリー展開となり、
かなりコミカルで明るい作品に生まれ変わりました。
続編ではあるものの、全く別の映画とも思えるほどで、一見さんも安心です。
それもあってか原題は『HELL BOY Ⅱ』なのに邦題では『Ⅱ』は取れてますね。
まぁそれでも前作を見た方がより楽しめることは間違いないですが。

上で"良くも悪くも"と書きましたが、コメディタッチになったことにより、
この監督の持ち味である『パンズ~』のようなダークさは薄れてしまったのは残念。
テーマとしても"地獄から来たヘルボーイが、なぜ同じ闇の怪物を倒してまで
人間を守る必要があるのか?"といった、鬼太郎的な苦悩を描くベタなもの。
ストーリーの軸も"御伽噺の無敵兵団を呼び起こすためのアイテムを取り合う"という
アドベンチャー映画にアリガチなシナリオ。
ヴィランである妖精王子アヌダとの戦いはまるでカンフー映画のようです。
キャッチーでポップなのはいいけど、なんかヘルボーイぽくないような…。

オマエは暗くても明るくても文句があるのか!って思われるかもしれませんが、
どちらが良かったかと比較すれば今作の方がいいかな?
新しい仲間の幽体離脱人間ヨハン・クラウスも味のあるキャラだし、
敵キャラの行動も前作ラス・プーチンに比べれば動機がシッカリしてます。
アクション・コメディとして観れば充分に面白いかな。
中でもヘルボーイとリズの痴話ゲンカや、水棲人エイブの妖精王女への片思いなど、
怪物同士(?)の恋模様は今までのアメコミ映画にはない感じで楽しいです。
特にヘルボーイとエイブが恋話をしながら、
柄にもなく「CAN'T SMILE WITHOUT YOU(涙色の微笑み)」を歌うところは
思わずニヤケてしまいます。

ストーリーさへもうちょっと捻ってあればかなりいい映画だと思うのですが…。
3部作の構想もあるということなので、次回作に期待です。
そして"死の天使"は是非再登場してほしいところです。

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