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レイク・マンゴー

今日で連続40日間ブログ更新達成になります。
実際は毎日書いているわけではなくて、
まとめて書いておいたものを小出しにしているだけですが、
もうそろそろストックがなくなってきました。
あと数日で連続更新記録も止まりそうです。

でもこれだけ続けられたのは過去最長記録で、自分でももう満足です。
一カ月ちょっとのことでしたが、これを続けてきたことで、
感想文に書く練習になって、執筆時間もかなり短縮できるようになりました。
年末にかけて忙しくなることが予想されますが、連続更新とはいかなくても、
この練習でコンスタントに更新できるようになっていると思います。
ただボクがいくら書けても、11月~12月は観たい映画がそれほどなく…。
もしかすると感想を上げる機会がほとんどないかも…。

ということで、今日はDVD映画の感想です。
劇場映画のストックがない時は、こうしてDVDの感想で繋いでいたのですが、
DVDのストックもあと1本、そろそろ限界です。

レイク・マンゴー ~アリス・パーマーの最期の3日間~

2011年10月26日リリース。
オーストラリア発のフェイク・ドキュメンタリー。

16歳の女子高生アリス・パーマーが行方不明になってから溺死体で発見された。 若き死を悲しむ家族と友達は涙で彼女を送るが、不気味な現象が起き始める…彼女が死んでから撮られたビデオ映像や写真に彼女らしき姿が写っていたのだ。その真相に迫っていく中、知らされなかった生前の彼女の素性が明らかになっていく。(TSUTAYAより)



本作は『パラノーマル・アクティビティ』系のビデオ映像だけで構成されたものではなく、
怪奇現象にみまわれた一家やその関係者に対するインタビューで構成された
ドキュメンタリー番組、…という形式で作られたフェイク・ドキュメンタリーです。
なので、あまり衝撃映像で怖がらすことを重視する内容ではなく、
不思議な怪奇現象の謎を追っていくという感じで楽しむもの。
ホラーとしての怖さということではちょっと物足りないかもしれないけど、
ドラマとしてはかなり興味深い作品になっていると思います。

4人家族のパーマー家は、近所のダムにピクニックに行くのですが、
そのダムで16歳の娘アリスが行方不明になります。
アリスはその3日後にダムの隅で遺体で発見されます。
警察が撮った写真として、この遺体も映されるんですが、
溺死だったためブヨブヨにふやけて白く変色しており、かなり気持ち悪いです。
この写真が本作では最大の衝撃映像ってことになるかな。

彼女の葬儀の後、パーマー一家のもとで次々と怪奇現象が起きます。
主にアリスの部屋や廊下で、何か物音がするというものですが、
母が毎夜悪夢を見るようになったり、父が部屋でアリスを見かけたり、
息子(アリスの弟?)のマシューの体に原因不明のアザが現れたり、
一家は怪奇現象に悩まされるようになります。

その後、写真に凝り始めたマシューですが、彼の撮った写真の一枚に、
アリスの姿が写りこむという現象が起こります。
それと同時期に、ダムの水位を記録していたボブの写真にも、
アリスらしき人影が写っていたことが判明します。
(どちらも鮮明ではないが心霊写真のような感じではない。)
そんなことがあったので、マシューは家の廊下にビデオカメラを仕掛けますが、
初日にいきなり廊下を横切る謎の人影が映ってしまいます。
そのことで、母はアリスが生きているのではないかと考えるようになり、
アリスの墓を掘り起こしてDNA鑑定してもらいますが、遺体は本人であると断定されます。
このことは話題となり、ニュースなどでも取り上げられるように…。
…ここまでで、勘のいい人はあることに気づくかもしれませんね。

アリスが生きているという希望が絶たれてしまった母は、
サイキック・コンサルタントのレイ・カメニー氏に相談することに。
このサイキック・コンサルタントとは、霊能力者というよりも、
スピリチュアル・カウンセラーといった感じの人で、あまりインチキっぽくないです。
レイによりパーマー家で降霊会が行われるのですが、
後日確認したその会を記録していたビデオにもアリスの姿が映りこんでおり、
レイは家を24時間撮影しておくことを提案し、マシューによって実行されます。
その監視カメラの映像の中でも、鏡の中に映るアリスの姿が…。

そんなある日、ボブがアリスの写真を撮っ日時の同じ日時に、
たまたまダムでビデオカメラを回していた夫婦がおり、
彼らのビデオ映像の中にも、怪しい人影が映っていることが判明。
しかしそれは、アリスではなく、なんとアリスの服を着たマシューだったのです。
つまりボブの写真のアリスらしき人影も、実はマシューだったということです。
もうおわかりでしょうが、実は今までマシューが撮ったアリスの映った写真や映像も、
全て彼による合成映像だったのです。
フェイク・ドキュメンタリーの幽霊映像が、本当に偽造だったということで、
なんだか興味深い展開ですよね。

それがバレて、マシューも白状したことで、一件落着かに思えた幽霊騒動ですが、
まだ廊下での謎の物音など、偽造映像だけでは説明つかない怪奇現象も残っていますよね。
幽霊騒動を偽造したマシューを案じたレイは、出張カウンセリングと称して、
マシューと二人旅に出かけます。
しかしマシューが不在の間に回されていた監視カメラにも、アリスの姿が映っており…。
そのことで全てが合成された映像ではないと考えた母は、全てのビデオを見なおすことに。
すると、アリスでもマシューでもない人影が映った映像が見つかり…。

その人影は、アリスの部屋に不法侵入して、何かを探しているご近所さんの姿でした。
そのご近所さんは、アリスがベビーシッターしていたバイト先のご主人で、
アリスの死後半年ほどのちに引っ越しして町を出て行った人です。
それを見た母は、アリスの部屋からご近所さんが探していたものを見つけ出します。
それはビデオテープで、そこには生前のアリスのおぞましい姿が映っていて…。
それは16歳の少女アリスが、ご近所さん夫妻と○○する様子の映像で、
ある意味、どんな衝撃的な心霊映像よりも衝撃的です。
ボクでもドキッとしましたから、家族だったらもう堪らないでしょうね。
廊下や部屋での謎の物音も、このご近所さんが家探ししていた時の音だったわけですね。

心霊写真か?→アリスが生きているのでは?→やはり心霊写真だ。→実は偽造だった。
→いや、それだけでは説明がつかない。→ご近所さんの仕業だった。…という感じで、
真相が二転三転、四転五転するという怒涛の展開で、どんどん引き込まれます。
と同時に、普通のフェイク・ドキュメンタリーのように、怪奇現象をメインにせず、
娘アリスの家族に対する秘密や、母やマシューのアリスに対する想いを描いた、
家族のヒューマン・ドラマに仕上がっています。
そして、最後にアリスの死から立ち直る家族の過程が描かれます。

ビデオテープで生前のアリスの闇の部分を垣間見てしまい、愕然とする家族…。
そんなある日、家族はアリスのボーイフレンドから、彼女が亡くなる数か月前に行った、
レイク・マンゴーでのキャンプの様子を映したケータイ動画を見せられます。
そこには明らかに様子がおかしいアリスが、一人で何かを埋めている姿が…。
アリスが何を埋めたのか確認するため、レイク・マンゴーに向かう家族。
その場所にはアリスのケータイが埋められており、
そこに保存されていた彼女自身が撮ったと思われるケータイ動画には、
闇に浮かぶもう一人のアリスの姿が…。
その姿は遺体発見された時の白くてブヨブヨにふやけた彼女の姿だった…。

結局はやっぱり怪奇現象がオチであり、ホラー映画だったわけですね。
最後の怪奇現象はどういうことなのか特に説明がありませんが、
おそらくはアリスはドッペルゲンガーに遭ってしまい、
そのために彼女は死ぬ運命になったということでしょうね。

映像の衝撃度が売りのフェイク・ドキュメンタリーにカテゴライズするには少し勿体ない、
よく出来た興味深いサスペンス・ホラーです。
怖い映画が苦手な人でも見れる程度の怖さなので、いろんな人にオススメしたい作品です。
劇場公開すればよかったのになぁ…。

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