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三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~

映画『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ アッパレ!戦国大合戦』が
まさかの実写映画化が決まったそうです。
この映画は恥ずかしながらボクの生涯ベストかもしれない超名作なので
安易なリメイクはマジで勘弁してほしいところですが、
今のところ、草なぎ剛と新垣結衣の恋愛映画になるということで、
まったく期待できないです…。
タイトルも『BALLAD -名もなき恋のうた-』になるとのことで、
あくまで、原案とした実写化でクレヨンしんちゃんの実写化ではないのが救いです。
小説や漫画の映画化はまだいいけど、アニメ映画を映画化しなきゃいけないなんて、
日本の映画業界はそんなに脚本家不足なのか?

今日も映画の感想です。

三本木農業高校、馬術部 ~盲目の馬と少女の実話~

2008年10月4日公開。
実在する青森県立三本木農業高校の盲目の馬と女子馬術部員の物語を映画化。

三本木農業高校の馬術部に所属する女子高生、菊池香苗(長渕文音)。彼女が世話をするのは視力を失いかけたタカラコスモス(通称コスモ)。猜疑心が強くなかなか懐こうとしないコスモに手を焼きながらも献身的に世話を続ける香苗。やがてコスモは香苗の愛に応えるように心を開き、ふたりは強い絆で結ばれていく。

実話を原案に映画化しているのですが、映画としてかなり脚色されているようです。
実話よりも、より感動的に脚色されているはずなのですが、それがかえって蛇足で、
前にテレビでみたドキュメンタリーの方がよっぽど感動できました。
映画は主人公の女子部員をとりまく人間関係などの脚色箇所に時間を取られて、
彼女と馬との心のふれあいが描かれている箇所が少なく、どうも淡白な印象。
ドキュメンタリーではそこが映画以上にしっかり描かれていたのでよかったのかも。
まぁ本物と作り物との差も当然ありますが。

映画として面白く脚色するのは大事な事だけど、
ラストの馬術大会の改変はちょっと事実を曲げすぎてると思うなぁ。
本当に出場した種目は馬場馬術だったはずが、劇中では障害飛越に…。
演出的には許容範囲かもしれないけど、目の悪い馬が障害飛ぶなんて
ちょっとうそ臭く感じてしまいます。

それにしても、こんな動物の登場する映画を観ていると、
どうやって動物に演技させているのかが気になって、物語に集中できなくなります。
盲目の役なんて人間でも難しいのに、よく馬が演技できてるなぁ…って。
出産シーンや仔馬の演技もどうやって撮ってるのか不思議…。馬って賢いんですね。
だからこそ人間の都合で生産されたり処分されたりするサラブレッドって可哀想…。
脚を骨折しただけで殺されるなんて…。

キャストはなかなか良かったです。
馬術シーンも馬術部役の俳優自ら演じているとのことで、
多少落馬シーンにぎこちなさはありましたが、立派なもんだと思いました。
それに女の子が東北弁喋るのはかわいいです。
なにより主演の菊池香苗役の長渕文音は、彼女のモデルとなった実在の女子部員の子に
雰囲気や面影がそっくりだと思い感心しました。

ドキュメンタリーと比べるとちょっと感動が薄いというだけで、
映画としてはなかなか面白いと思います。
特に現地ロケによる四季折々の雄大な風景は素晴らしく、
農業高校での大変そうだけど素朴な生活も憧れるし、癒されます。
でもところどころで挟まれる川嶋あいの歌は、あまりに意図的で鼻に付くかも…。

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