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ピザボーイ 史上最凶のご注文

2か月前にメインで使っていたデスクトップパソコンが故障しましたが、
買い替える予算がないので、暫らく古いノートパソコンで凌いでいたのですが、
そのノートパソコンも先日故障してしまいました。
仕方がないので急きょ安いノートパソコンをネットで購入。
安いと言ってもスペック的にはかなり満足いく内容だったので、
仕様だけを見て買ってしまったのですが、少し後悔しています。
というのも、キーボードの押し心地がイマイチで、なんだか使いにくいです。
そんなことは店頭販売ならすぐに気が付くことだけど、
やっぱり通販というのは難しいですね。
まぁ決して品物が悪いわけではないと思うので、そのうち慣れるんでしょうが…。
もうノートパソコンは通販で買わないようにします。

ネット通販だけじゃなくて、カタログ通販で買ったカバンとか靴も、
いざ届くと思ってたほど良くないと思うことが多いです。
そんな時は「このカタログ写真撮ったカメラマンってすごいな…」と感心します。
デリバリーなんかもそうで、チラシなどよりもだいたいショボいです。
特にギャップが酷い店は、配達人がソワソワしているように感じます。
商品見て文句言われる前にその場を去りたいんでしょうね。

ということで、今日は宅配ピザの配達人が主人公の映画の感想です。
ピザはギャップの激しいデリバリーですよね。
特にカニなんて乗ってるやつは…。

ピザボーイ 史上最凶のご注文

2011年12月3日日本公開。
ジェシー・アイゼンバーグ主演のアクションコメディー。

30分の配達時間もろくに守れず、堕落した日々を過ごすピザ配達人ニック(ジェシー・アイゼンバーグ)はある日、銀行強盗を企てる2人組から注文を受けてピザを配達したところ、彼らの計画に巻き込まれてしまう。10時間で爆発するという時限爆弾を体に取り付けられ、強盗せざるを得ない状況になったニックは、絶交しているインド人の親友チェット(アジズ・アンサリ)に頼み込み、協力してもらうことになるが……。(シネマトゥデイより)



超話題作『ソーシャル・ネットワーク』で主演したことで、
一気に注目を浴びることになったジェシー・アイゼンバーグ。
当然次回作にかかる期待も大きかったでしょうが、そんな彼が選んだのが、
ブレイク前に『ゾンビランド』でお世話になった
ルーベン・フライシャー監督の新作である本作でした。
正統派演技派俳優としてキャリアを積むのかと思った矢先に、
こんなおバカ映画で主演するなんて、ちょっと意外でしたが、
何気に義理堅い性格なのかもしれませんね。

でもそれだけに、本作に対し過剰な期待をされていたのか、
あまり高い評価を得ることはできず、全米での成績もそれほど振るいませんでした。
B級コメディとしては平均以上の出来だと思うし、
ボクは大ヒットした『ゾンビランド』よりも楽しめたのですが…。
まぁこの結果では日本での公開が危ぶまれるところですが、
『ソーシャル~』の主演俳優の新作というフレコミで、結構すんなり公開が決まったので、
アイゼンバーグが本作に主演してくれたことはよかったと思います。
公開規模は微々たるものですが…。

無職で毎日ふらふらしているドウェイン(ダニー・マクブライド)と
その友人トラヴィス(ニック・スウォードソン)は、
宝くじで1000万ドル当選した父を暗殺して、その遺産を自分のものにしようと目論み、
馴染みのストリッパーの紹介で、殺し屋を雇うことにします。
しかしその依頼料10万ドルが払えないので、2人は銀行強盗を企みますが、
自分の手は汚したくないので、赤の他人に銀行強盗を強要することを思いつきます。
それに利用されたのがピザ配達人ニック(ジェシー・アイゼンバーグ)です。
何も知らずに彼らの所にピザを配達したニックは、彼らに気絶させられ、
気がつくと時限爆弾付きの脱げないベストを着せられており、
「爆弾を解除してほしかったら銀行強盗で金を用意しろ」と脅されます。
仕方なくニックは、親友のインド人教師チェット(アジズ・アンサリ)の協力を得て、
銀行強盗をすることに…、という話。

邦題や原題の『30 Minutes or Less』から、
ピザの配達中に事件に巻き込まれて、ヤバい荷物を運ぶハメになるような、
『トランスポーター』系の運び屋ものサスペンス・コメディかと思いきや、
たまたま事件に巻き込まれたのがピザ配達人ってだけの、
銀行強盗ものクライム・コメディでした。
ピザ配達人と小学校教師という、犯罪とは無縁だったド素人が、
ひょんなことから銀行強盗をしなくてはならないという展開は楽しいですが、
もうちょっとピザ屋やピザ配達人という、本作特有の設定を活かした方がよかったかも。
主人公は制限時間が10時間の時限爆弾を装着されてしまうわけですが、
ピザは30分以内に配達するのがルールなので、それを踏まえて、
制限時間30分前からタイムリミットに向かってギリギリの展開が始まるとか、
ピザの配達を意識したストーリーにすると、もっと作品の独自色が出せたかも。
ピザ配達人が主人公という発想は面白いと思うので、
普通のクライム・コメディだったのは、ちょっと惜しかったかな。

ちょっと主人公がピザ屋という設定が活かされているなと思ったのは、
主人公ニックがやけに運転テクニックが高いことくらいです。
その腕前を活かして、銀行襲撃後の逃走で、警察車両を撒きます。
ただ、ニックはピザ配達人としてはそれほど優秀ではなくて、
むしろ毎度ピザの配達時間を守れず、店長に怒られているようなバイトくんです。
あんな走り屋真っ青な運転テクニックがあれば、すごい配達人になりそうなのに…。
本作にはそんな警察車両とのカーチェイスや、大クラッシュするシーンなどもあり、
ただのコメディではなく、カーアクション映画としても楽しめたりします。

日本では宅配ピザと言えばバイクが普通だけど、アメリカは自動車で配達するんですね。
日本でもこの業態が上陸したばかりのころは、30分以内に届けられないとタダ、
或いは一部返金って宅配ピザ屋が多かったけど、今ではもうありません。
やはりピザ配達人が焦って交通事故を起こしたりする危険性が問題視されたみたいです。
まぁ制限時間のせいでニックみたいに暴走されたら迷惑ですもんね。
今だと電話で注文するとわざわざ「安全運転でお届けします」って言われます。
店や自宅の位置にもよるでしょうが、30分以内に配達された試しはないです。
あとアメリカはピザ配達人にチップを渡すのもマナーみたいです。
そうでもしないと、30分過ぎたら諦めて配達放棄する配達人がいそうですもんね。
日本はチップはいらないけど、日本の宅配ピザの価格はアメリカの倍です。

本作は意外なことに主人公のピザ配達人ニックよりも、
主犯の2人組、ドウェインとトラヴィスが中心のストリーのようにも感じられます。
その2人の友情や、ドウェインの父親の歪んだ親子関係など、
主人公の背景よりも深く描いてあったりします。
個性が強いというか、かなりアンポンタンな2人組なので、
彼らから生まれる笑いがほとんどなんじゃないかな?
この父親暗殺計画も、銀行強盗計画もメチャクチャですもんね。
金が欲しいから父親を暗殺のために殺し屋雇うのにまた金がかかる。
だから銀行強盗するって発想だけど、はじめから銀行強盗で金を得ればいいよね。
または殺し屋に時限爆弾を付けて暗殺を強要すれば、雇う費用はいらないよね。
やってることが二度手間で、かなりバカっぽく、
主人公を酷い目に合わせる敵役なんだけども、あまり憎めないキャラです。

さすがにパロディ映画『ゾンビランド』の監督の作品だけあって、
映画のオマージュネタが満載なのも楽しいです。
他の映画のパロディ自体はほとんどないのですが、
例えば銀行強盗のやり方の会話では、『ハートブルー』ではどうだったとか、
爆弾の解除方法の会話では『ハート・ロッカー』ではどうだったとか、
カーチェイス中は『ワイルド・スピード』みたいだとか、
会話の中でいろんな映画のタイトルが引用されていたりします。
ハリウッド映画では比較的よくある光景なので、
映画隙が多いアメリカ人たちはホントにこんな会話してるんだと思いますが、
映画ファンとしてはそれが羨ましくて…。
ボクは会話の中で映画を引用してしまうのですが、日本人にはあまり伝わりません。
たまに「改心の例えだ!」と思うようなこともあるのですが…。

過度な期待をされると裏切ることになるのでオススメはできませんが、
そんなに期待しなければそれなりに笑えて、気楽に楽しめるコメディでした。

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