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ステイ・フレンズ

ボクのこの秋イチオシ映画『キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー』が、
日本興行成績ランキング初登場6位になったことがショックです。
1位取れるとは思ってなかったけど、2位くらいにはなれると思ったのですが、
予想以上に日本人のアメコミヒーロー映画に対する食傷感は強かったようで…。

その週2位だったのは『モテキ』ですが、これに対しても同等のショックを受けました。
『モテキ』は初登場から4週連続2位をキープし、5週目の先週末もまだ3位。
おそらく、今年の日本映画成績ランキング、ベスト10には入るでしょう。
ボクも『モテキ』は観たけど、正直それほど人気のある作品とは思えず、とても意外です。
ラブコメですが、あんな恋愛観には付いていけません。
でも若者を中心にこれだけヒットしているということは、
今の子たちはあんな主人公やヒロインに共感を持てるんでしょうね。
ボクはまだ『モテキ』の主人公よりも若いんですが、
そろそろラブコメ映画の対象年齢からは外れてきたんじゃないかと思ってしまいます。
もともと苦手なジャンルなので問題ないけど…。

ということで、今日はロマコメ映画(ラブコメ洋画)の感想です。
本作の恋愛観も到底理解できるものではありませんでしたが、
二十歳そこそこの若い子たちは共感できるのかな?

ステイ・フレンズ

2011年10月1日日本公開。
ジャスティン・ティンバーレイクとミラ・クニスが共演の現代的ラブストーリー。

ディラン(ジャスティン・ティンバーレイク)は、ロサンゼルスで腕利きのアート・ディレクターとして活躍していた。彼は元ロサンゼルス・タイムズ紙の記者だった父(リチャード・ジェンキンス)と姉(ジェナ・エルフマン)、その息子と実家で暮らしている。そんなある日、ニューヨークのジェイミー(ミラ・クニス)から転職の話が舞い込み……。(シネマトゥデイより)



ロマンス映画は得意ではないのですが、タダで観れる機会を得たので観てみました。
でもロマンス映画がどうとか以前に、とにかくカルチャーショックが強い作品で、
内容がうまく処理できません。
ロマンスは心の機微が重要ですが、登場人物の心情が全くボクの理解を超えており、
なんとかストーリーを追うので精一杯です。
何がそんなに理解に苦しいのかといえば、本作の題材である"セックス・フレンド"。
その異常に感じる人間関係が、あたかも当たり前のように描かれることです。

春にも『抱きたいカンケイ』というセフレを題材にしたロマコメ映画がありましたが、
こうして立て続けにセフレ・ロマコメが公開されるってことは、
セフレという関係がそれだけ認知され、市民権を得ているということでしょう。
ボクは出来婚にも嫌悪感を持つほど、セックスに関しては保守的なので、
好きでもない相手とストレス発散のためだけにやっちゃうことに対して、
道義的に問題があると感じてしまいます。
お金のかからない性風俗と思えばまだ理解できるかもしれないけど、相手は友達ですよ。
友達を性風俗扱いすることに対して、さらに懸念を感じます。
ボクも婚前交渉するなとまでは言えないが、せめて付き合ってからにしてほしい。

ハリウッド・セレブの間ではセックス依存症が蔓延してると聞くし、
ハリウッド映画界はそれがまかり通る特殊な世界だから、
こんなセフレ映画が普通につくられてしまうのかもしれません。
或いはアメリカがそんな関係に対して寛容になっているのかもしれません。
でも、ボクが知らないだけでもう手遅れかもしれないけど、
日本でもそれが市民権を得てしまうようなことになってほしくはなく、
できればこんな映画を平然と公開するのはやめてほしいです。
公開するなら成人指定に…、いや、せめてR指定にするべきです。
(本作は実質誰でもウェルカムなPG指定。)

なぜセフレなんかになるかといえば、恋愛が面倒だからとのこと。
その点では日本で流行の草食系と似た考え方ですが、
セフレの場合は恋愛は面倒なのに、性欲は発散させたいという、
なんとも欲張りな考え方によるものです。
セフレは肉体関係で繋がった友達なわけだけど、それってホントに友達ですか?
ボクの常識からすると、そんなものは友達と呼べるものではなく、
それをフレンドと称して、友達という美しい概念を貶めないでほしいと思います。
せいぜい"セックス・パートナー"くらいが妥当な呼称じゃないかな?

そもそも本作のメインの二人も、はじめから友達という関係ではなく、
人材コンサルタントとその登録者であり、ビジネス・パートナーです。
仕事で繋がったついでに肉体関係でも繋がっただけで、なにを親友面してんだ、と。
まぁ仕事仲間が友達になることだってあるし、百歩譲って友達関係ってことでいいけど、
本作はセックスしてまで友達関係を続ける必要性の根拠が弱いです。
別に二人とも直前までは普通に恋人がいたわけで、
恋人を作ってはいけないという立場ではありません。
お互い恋人としては好きじゃないとしても、セックスできるくらいに好意があるなら、
もう付き合っちゃって何の問題もないんじゃないかってことですよ。
というか、それって社会通念上、付き合っているということになると思うんだけど…。
本当に恋人を探す時は、セフレ関係を絶ってるわけだし、
それってセフレと恋人を同列で考えてるってことですよね。
結局最後は…なわけだし。

あぁ…、セフレ、セフレ書きすぎて、気持ちが悪くなってきた。
こんなエロ単語を多用すると、検索エンジンでヒットしちゃって、
それ系のアクセスが増えちゃうんですよ。
それでもアクセス数に変わりはないので、増えれば嬉しかったりもするけど、
結局読んでもらえるわけじゃないですからね。
おっと、話がズレましたが、もうセフレの是非は置いといて、ロマコメとしての感想を…。

単純にヒロインのジェイミー(ミラ・クニス)がガサツすぎて、
女性として魅力を感じません。
チップフリックなので、男がどう思うかなんて関係なく、
女性からのシンパシーを持たれるヒロインならいいのでしょうが…。
内容からすると、ニューヨーカーの気質をステレオタイプに反映させた性格なのかも。
だとすると、ニューヨークなんて絶対住みたくない街だと思えます。
ロス出身の主人公ディラン(ジャスティン・ティンバーレイク)は、
なぜかそんな街を気に入ってしまったようですが…。

ジェイミーがディランとちゃんと交際せずに、セフレ関係になった一応の理由は、
彼女がシンデレラ症候群(理想の男性を追い求めるシンドローム)だからです。
そのわりにはディランと出会う前は、かなり残念な男と付き合ってましたが…。
ディランはヘッドハンティングされるくらい仕事もできて、女性にもそこそこ優しい。
もちろんイケメンで、これ以上の王子様はなかなかいません。
残念な元カレと付き合うなら、100倍いい男のディランと付き合わない理由はないでしょ。
ディランがジェイミーと付き合うのをためらう理由は、わからなくもないけど…。
いや、こんな美人なだけでガサツな女、友達になる方が無理だな。
いやいや、セフレ容認できる感性を持った二人とも、友達にはなれませんね。

…なんか、読み返してみると、セフレが羨ましくて僻んでるみたいにも取れますね。
でもそれは誤解です。
ボクはセックスが超ド下手なので、快楽よりもプレッシャーが強くて、
恋愛はしたくてもセックスはなるべく避けたいタイプなのです。
…って、こんなところでカミングアウトしても仕方ないですが、
そんなわけで、あまり性に乱れた世の中になるとすごく生きにくそうな気がします。
性欲が世界一強いと噂の韓国人は平均で週4回はセックスするそうですよ。
韓流ブームでその価値観が輸入され、日本もそうなってしまうと恐ろしいことになります。
まぁそれは恋人同士だったり夫婦間でのことだろうから道義的には問題ないけど、
ハリウッド映画の乱れ方は半端ないです。
本作みたいなセフレはお互いフリーなのでギリギリアウトくらいの判定だけど、
『Hall Pass』とかいう夫の浮気を容認する下衆いコメディが全米No.1になったりします。
その映画が平然と日本劇場公開されないことを…、
いや、ビデオリリースすらされないことを願います。

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