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ハンコック

夏休みに入ってからの映画館の混雑っぷりは半端ないです。
並ばなくても映画が見れることが売りのネット座席予約サービスの発券端末の前に
列が出来てしまっているという始末です。
『マジックアワー』から始まり、『崖ポニョ』『花男』『ポケモン』『DMC』と
邦画の大作が次々と公開されましたからね。(もうすぐ『20世紀少年』も…)
反面、洋画は比較的ガラガラな感じがします。
特にアメコミ原作の映画は日本では弱いですね…。
ボクはアメコミヒーロー映画が大好きなので、この閑散とした現状が
今後の日本でのプロモーションの規模に影響を及ぼしそうで心配です。
今日はアメコミヒーロー映画のぽい映画の感想です。

ハンコック

2008年8月30日日本公開。
毎年恒例のウィル・スミス主演映画。今年は一風変わったヒーローもの。


超人的なパワーを持つハンコック(ウィル・スミス)は、酒好きでキレやすい性格のため周囲の嫌われ者。しかし、PRマンのレイ(ジェイソン・ベイトマン)を交通事故から救ったことで、彼からヒーローとしてイメージアップすることを提案される。強大な力が備わっていながらも、周囲に理解されず孤独だった男が心を入れ替え、真のヒーローになるべく大奮闘!(映画冊子より)

ん~、まぁアメコミヒーロー映画のパロディですね。
"もしもアメコミヒーローが嫌われ者だったら"みたいな。
でもアメコミヒーローってスーパーマンやスパイダーマンの印象が強いせいか、
漠然と"街の人気者"みたいなイメージがあるけど、実はそうでもない人も多いです。
最近の公開作品でも、ハルクは変身すると我を忘れて暴れまくる困ったちゃんだし、
バットマンも結局最後まで"自警団気取りの無法者"のレッテルを貼られたまま、
そして来月公開の、飲んだくれオヤジのアイアンマン…。
そうゆう意味では、ハンコックはパロディにはうってつけの
いろんなヒーローの個性を寄せ集めたハイブリッドなヒーローです。

アメコミヒーローは、境遇は違えど使命感を持って正義のために活躍するものですが、
ハンコックは自分が何者かも知らないために、使命感なんてものはありません。
なのに人々から嫌われながらも人助けを続ける奇特で孤独なヒーローです。
それはやはり、内心では人々から好かれたいと思っているからだろうけど、
不器用な彼にはそのやり方がわからない。
そんな彼があることをキッカケに、人気者のヒーローを目指して奮闘するところが
他のヒーローと違うところだし、パロディとして面白いところです。

この企画がアメコミのパロディから成っているのはたぶん間違いないけど、
そこはさすがにドル箱スター、ウィル・スミスを主演に持ってくるだけあって、
ただのパロディでは終わりません。
VFXだけでも他の本家アメコミ映画を軽く凌駕しています。
派手な特殊能力はないものの、ただ空を飛ぶだけでも圧巻の迫力。
容姿が特徴的な他のヒーローと違い、格好が普通なだけに意外性もあります。

前半はパロディとしての面白さを見せてくれる今作ですが、
後半、ハンコックの素性が明らかになるにつれ独自路線が強くなります。
ヒーローもの恒例のヴィラン(厳密には違うが…)ですが、
やはりソレも一風変わっていて、ソレとの関係が物語の焦点になります。
そんな独自路線もヒーローものとしてそれなりに新鮮ではあるのですが、
アメコミ映画好きのボクはパロディを期待して見に行っただけに、
ちょっと望まない展開だったという印象です。
明かされるハンコックの素性も、平凡なのに意味不明でスッキリしないし…。

スッキリといえば、ハンコックが砂浜に打ち上げられたクジラを投げ飛ばして
グリーンピース(捕鯨反対の環境保護団体)の船にぶつけるシーンがありますが、
日本人としてはなんだか胸のすく思いがしました。
シーシェパード(捕鯨反対のテロ団体)だったらもっと爽快だったけどなぁ。
でもボクはクジラ美味しくないので食べないけどね。

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