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アイ・アム・ナンバー4

去年公開されたリュック・ベッソン監督の"アーサー3部作"の第2弾
『アーサーと魔王マルタザールの逆襲』ですが、
その上映後の特報で、続編が来年公開となっていたはずなのに、
2011年も半分過ぎましたが未だ情報が出てきません。
本国フランスでは去年10月にすでに上映されています。
(アメリカではすでにビデオスルーとなり、2作目と一緒にリリースされたみたいです。)
日本では2作目がコケたからって、特報を反故にするつもりじゃないかと心配してます。
たしかに日本で公開したところでまたコケるのは目に見えてますが、
約束は約束、楽しみにしている人もいるんだし早く公開してください。
たしか東京有楽町界隈であったフランス映画祭で1度だけ上映されたと聞きましたが、
まさかそれで今年日本公開の約束守ったってオチじゃないよね?

本国アメリカではビデオ向けに作られているものを、
わざわざ日本では劇場公開したディズニーの『ティンカー・ベル』4部作(5部作?)も、
3作目からは日本でも劇場公開はせず、ビデオでリリースするとのこと。
○部作やシリーズものを制作したり上映する時は、
ちゃんと完結させるのが1作目を観た観客に対する当然の礼儀だと思います。
完結しないなら中途半端なもので金をとっていることになり、
とても不誠実なことだと思います。
まぁ人気がないから打ち切られるんで、続編を待っている人なんて少ないでしょうが…。

ということで、今日は未完で終わりそうなシリーズものの感想です。

アイ・アム・ナンバー4

2011年7月8日日本公開。
同名SF小説を原作とするSFアクション映画。

潜在的な特殊能力を有する9人の“選ばれし若者”たちが、自分の能力や運命が与えた使命さえ知らぬまま何者かに命を狙われ続け、孤独な日々を送っていた。あるとき、彼らの中の3人が殺され、“ナンバー4”の力が覚醒(かくせい)。ジョン・スミス(アレックス・ペティファー)という偽名でアメリカの片田舎に暮らす彼は敵から逃げることをやめ、戦う決意を固めるが……。(シネマトゥデイより)



数年前にパラマウントから独立したドリームワークスは、
ディズニーの下で映画を30本撮る契約をしたそうですが、
その第一弾が本作になるようです。
なんかこの2社ってライバル関係って印象があるから、
ドリームワークスが作るディズニー映画なんてちょっと変な感じ。

本作は全6部からなるSFジュブナイル小説シリーズの1作目を原作にしています。
しかしそのシリーズはまだ始まったばかりで、第1作目が去年の8月に発売されたばかり。
第2作目もまだ発売されていません。
おそらくは映画化ありきのノベライズとして出版されたのでしょう。
1作目は全米で子供向けベストセラーになり、それなりに人気があるみたいですが、
いきなり6部作というのは、ちょっと見切り発車すぎやしませんか?
小説か映画か、どちらかがコケたらシリーズ打ち切りは必至。
ちゃんと完結できるか疑わしいものです。
一応全米2位スタートだったけど、製作費を国内興収ではペイできておらず、
すでに続編が制作されるかは微妙なラインだと思います。
ディズニー&ドリームワークスで、なんとか人気シリーズを立ち上げたいという
意欲の表れでしょうが、これは性急すぎる気がします。

全6部作の1作目ということで、これから始まる物語の序章といった感じ。
初っ端ということで世界観の説明にかなり時間を費やしているものの、
ボクには完全に理解することはできませんでした。
大まかに説明すると、惑星ロリアンが悪い宇宙人モガドリアンに襲われ、
難を逃れた9人のロリアン人の子どもが地球に亡命、地球人のフリをして生活します。
その子どもたちは成長するとレガシー(超能力)が覚醒し、
協力してモガドリアンたちと戦うという使命を帯びているのだが、
彼らを追ってモガドリアンたちも地球にやってきて、
子どもたちを番号順にひとりずつ殺していきます。
そしてすでに3人殺され、次は主人公ジョン(アレックス・ペティファー)が狙われる、
…というような設定の物語です。
宇宙規模の壮大なバックグランドがありそうですが、まだ序章ということもあってか、
宇宙人たちや超能力についてはあまり語られず、
ある日いきなり超能力が覚醒した少年が、自らの運命を受け入れ悪者と戦う姿を、
ロマンスを交えて描くという、典型的なローファンタジーの体裁です。
SFぽいのでアメコミ的とも言えますね。

ペットの犬が妙にかわいかったのがよかったというの他には、
たいして独自性もない、無難なSFファンタジー映画という感じで、
つまらないこともないが、特に面白いわけでもないという印象。
しかしまだ序章なので、次回作以降が勝負でしょう。
終盤でようやく主人公ジョンことナンバー4以外のロリアン人の子ども
ナンバー6(テレサ・パルマー)と合流し、これから盛り上がるかってとこで終わるので、
次回作以降に期待したいと思います。
もうすぐ発売になる原作小説2作目のタイトルは『The Power of Six』らしいので、
次はナンバー6が主人公として活躍することになるのかもしれませんね。
本作の主人公ナンバー4は順番通りモガドリアンに殺されるなんて展開もあるかも?
ただ前述のように、続編が制作されるかどうかは微妙な情勢…。
いくら今後すごい展開が用意されていても、制作されなければ意味ないです。

『ライラの冒険 黄金の羅針盤』『PUSH 光と闇の能力者』『ダレン・シャン』
『エアベンダー』『パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々』など、
最近のシリーズものは続編の目途も立たないのに見切り発車する作品が多すぎます。
『ハリポタ』や『トワイライト』の後釜狙いたい気持ちはわかるけど、
とりあえずシリーズ1作目だけは、完全に1話完結に見えるように作るべきです。
コケても2作目が保証されている前後編ものはこの限りではありません。

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