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アンノウン

今月4日にオープンした関西最大級のシネコン、
大阪ステーションシティシネマに行ってきました。
まだ接着剤くさい、新しい映画館ってのはいいものです。
でもあまりいい劇場とは言えないかな…。

大阪ステーションシティシネマは、JR大阪駅直結という立地のよさは魅力ですが、
その好立地に完全に胡坐をかいていて、料金サービスと設備がイマイチだと思います。
料金面を同じJR直結の姉妹シアターであるMOVIXココエあまがさきと比較すると、
大阪ステーションシティシネマにはレイトショー料金なし、メンズデイなし、
MOVIXデイのような劇場独自の割引デイもなし、夫婦50割引きは500円高いといいとこなし。
会員サービスでは、12本観た場合のポイントで引き替えられるものがポップコーンだけ。
MOVIXでそれだけ観れば、映画一本無料+ポップコーンのサービスが2回受けられます。
うっかり200円払って会員カードを作ってしまいましたが、なかなか元を取れなさそうです。

立地がいいということはそれだけ地代もかかるということだから、
料金サービスが悪くなるのは仕方がないことかもしれませんが、
面積を節約したいためか座席がやや窮屈な気がします。
足元も狭いですが、椅子の横幅も狭く、ゆったり映画鑑賞できません。
あと、横に座っていたカップルは「前の人の頭が気になる」と言っていました。
これは座席の段差が緩いのではなく、たぶんスクリーンが下すぎるんです。
普通は予告編が終わると画面の左右が広がって映画のアスペクト比になるんですが、
なぜかここでは画面上の緞帳を下げることでアスペクト比を合わせています。
つまり予告編の方が本編より大画面で上映されているため、本編の画面が小さく感じます。
(全てのスクリーンを見たわけではないのですが…。)

三越伊勢丹とかで買い物ついでに映画でも観ようかなというのであればいいけど、
映画を観ることが目的であれば、電車で2駅向こうのココエまで行けとは言わないまでも、
TOHOシネマズ梅田とか梅田ブルク7とか近隣のシネコン行った方がいいかも。
どうせシネコンなんてどこも同じようなものを上映してるんだし。

ということで、今日は初めて大阪ステーションシティシネマで観た映画の感想です。
梅田ではここでしか上映してませんが、MOVIXココエあまがさきではちゃんと上映してます。

アンノウン

2011年5月7日日本公開。
リーアム・ニーソンを主演に迎えたアクション・スリラー。

ベルリンで交通事故に遭ったマーティン・ハリス(リーアム・ニーソン)が意識を取り戻すと、妻が自分のことを忘れ、見知らぬ男(エイダン・クイン)が自分に成り済ましていた。異国の地で身元を証明する手だてがない中、彼は訳も分からぬまま何者かに命を狙われる羽目に。タクシー運転手ジーナ(ダイアン・クルーガー)の協力を得て、マーティンは真相究明に乗り出すが……。(シネマトゥデイより)



ベルリンで交通事故に遭った主人公の植物学者マーティン(リーアム・ニーソン)。
意識を取り戻した彼だが、何故か愛する妻さえも彼のことなんて知らないと言い張り、
自分の名を語る見知らぬ男とイチャイチャしている…。
彼が事故で入院している間に一体何があったのか、
異国で何も身元を証明するものがない中、彼は真相究明に走り回る…という話。
本作はラストに大ドンデン返しがあるため、ネタバレ厳禁です。
もし観に行くつもりがあるなら下手にネタバレに遭う前に、早く行った方がいいでしょう。
もう手遅れだけど、出来るならば大ドンデン返しがあることも知らない方がよかったです。

この手の映画ってのは、だいたいオチが期待ハズレなことが多いんですが、
本作はあの大ドンデン返しスリラーの名作『エスター』の監督による作品だけあって、
けっこういいオチだったと思います。
主人公マーティンがなぜ身元不明になったかについては予想通りの真相でしたが、
それが明らかになった後、もうひとつドンデン返しがあり、そちらは予想外でした。
久しぶりに「やられたぁ」感のある、いいスリラーです。
欲を言えば、もう少し真相に繋がるわかりやすい伏線を用意してほしかったかな?
特にメモ帳の暗号はちゃんと謎解きの材料になるようにしてくれていた方が、
更に「やられたぁ」感が味わえるようになったはずです。

とはいえ本作の魅力はそんな謎解きだけではなく、むしろアクション。
主演は『96時間』で遅咲きのアクション俳優として脚光を浴びたリーアム・ニーソン。
最近はファンタジー映画ばかりで、アクションをVFXでド派手にした映画が多いですが、
こんなアクション俳優を使ったマッチョな格闘シーンも渋くていいものです。
それにハリウッドのアクション映画といえば、何といってもカーチェイスですよ。
ベルリンの情緒ある街並みで繰り広げられる危険なカーアクションには大興奮です。
ドイツはタクシーもベンツなんですねー。

う~ん、もっと書きたいことはありますが、何を書いてもネタバレになりそう…。
なのでこれ以上内容には触れませんが、ちょっとした余談を…。
本作はもともと『身元不明』という邦題で日本公開される予定でしたが、
東日本大震災で依然行方不明者も多い中、その邦題は支障があるのではということで、
原題のままで公開されることになりました。
その判断は正しいと思いますが、本作を観てみて『身元不明』という幻の邦題も
内容(テーマ)を端的に表したけっこういい邦題だったと思います。
ボクが本作を観て「怖い」と感じたのは、謎の組織に追われることでも、
親しい人が自分のことを忘れてしまうことでもなく、
身分を証明するものがなければ、自分の存在を証明できないことでした。
震災でも家ごと身分証が全て流されてしまって、公的手続きなどが大変だったそうですが、
ドイツでは身分証(パスポート)がないと一宿一飯にも事欠くようで…。
日本は島国だからか異邦人の脅威に対する危機感が甘々です。
日本嫌いの近隣諸国も怖いですが、今はまたイスラム系テロ組織の脅威も高まっています。
もっと外国人に対して厳しく取り締まっていかないとダメです。

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