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ハムナプトラ3

北京五輪、始まっちゃいましたね。NHKで開会式見ました。
花火やイルミネーションの美しさはテレビからでは伝わり難いですが、
(特に絵巻の演出はゴチャゴチャしててわかりにくかった。)
数千人の演者による完璧に統率された演技には感心するとともに恐怖を感じました。
それにしても日本の選手団って、なんで日章旗と一緒に五星紅旗まで振ってんの?
なんの配慮か知らないが、自国の国旗も堂々と掲げられないなんて、
情けないやら恥ずかしいやら…。
今日はそんな中国が舞台の映画の感想です。

ハムナプトラ3

2008年8月16日日本公開。
エジプトから中国に舞台を移した『ハムナプトラ』シリーズ第3弾。

外務省に頼まれ"シャングリラの目"と呼ばれるブルーダイヤを返還するべく上海訪れたリック(ブレンダン・フレイザー)とエヴリン(マリア・ベロ)のオコーネル夫妻。現地で遺跡発掘をしていた息子アレックス(ルーク・フォード)との思わぬ再開に驚くふたりだが、アレックスの発掘したミイラ(ジェット・リー)が蘇る事件が発生する。(映画冊子より)

全く面白くない。今年は映画をけっこう見てるが今のところブービー賞。
前作、前々作、そしてスピンオフ作である『スコーピオン・キング』と
一貫してエジプトを舞台に描かれてきた『ハムナプトラ』シリーズ。
それが今作、北京五輪を睨んでかいきなり舞台を中国に移してしまった。
この違和感は想像以上でした。
(邦題である"ハムナプトラ"って単語自体、エジプトの架空都市の名前だし。)

そこに加え、妻エヴリン役と息子アレックス役の俳優の変更。
前作から13年後という設定だが、変更された2人が老けすぎ。
リック役俳優がまだ若々しさをキープしているだけに違和感が強いです。
さらに、制作サイドの中国に対する認識の甘さからくる違和感。
ボクも中国にはさほど興味も知識もないが、それでも感じる中国らしくなさ。
万里の長城や兵馬俑でも出しとけば中国ぽいだろうとでも言わんばかりの演出。
アメリカ人からしてみればエジプトも中国も大差ないのかも…。

同じ考古学アドベンチャーである『インディー・ジョーンズ』シリーズに対して、
『ハムナプトラ』シリーズの個性はエジプトが舞台ってことだけだったが、
それが崩れた今、『インディー』の2番煎じでしかなくなったと思う。
(続編があるなら今度はアンデス文明になりそうです。)
ボクは『インディー』シリーズは最後まで見れた例がないが、
比較的『ハムナプトラ』シリーズが好きだったのはやはり、
エジプト文明に興味があったからだと気づきました。
そもそもアドベンチャー映画ってもはや古臭く感じるかも。

おそらく秦の始皇帝がモチーフの蘇った皇帝をジェット・リーが演じているが、
彼を起用しただけあって、マーシャル・アーツでのアクションシーンが多い。
それはそれで見どころではあるのですが、この映画に求められているのは
カンフーアクションじゃなくて、派手なスペクタクルシーンじゃないのかな?
せっかく五行の術や怪物に変身する能力があるのに、なぜ肉弾戦をするのか…。
前作までの悪役イムホテップが強烈だっただけに、さすがのジェト・リーといえども
小粒感は否めず、そんな彼を蘇らせた中国の意図もわからないです。

とにかく全てにおいてパワーダウン。
今作の出演を辞退したレイチェル・ワイズは賢明でした。

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