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ドラゴン・キングダム

北京オリンピックイヤーということもあってかハリウッドも中国ブームですね。
『カンフーパンダ』『ハムナプトラ3』『レッドクリフ』など中国舞台の映画が多いし、
ハリウッド史上最高のヒット作『ダークナイト』でも、
あのバットマンが中国で活躍するシーンが盛り込まれています。
一昔前まではちょっとした日本ブームだっただけに悔しいやら羨ましいやら…。
今日は、そんなブームの中でも特に中国色の強い作品の感想です。

ドラゴン・キングダム

2008年7月26日日本公開。
ジャッキー・チェンとジェット・リー、2大アクションスターの共演のカンフーファンタジー。

この映画はなんといってもジャッキー・チェンとジェット・リーの
香港2大スターの初共演が見どころなんですが、
『西遊記』『白髪魔女傳』『魔翔伝説』や八仙などの小説・映画のキャラクターを
モチーフとした登場人物がたくさん登場していて、
さながら、中国版『リーグ・オブ・レジェンド』的な二重の豪華さがあります。
ボクは西遊記しかしらないんでそこに食いつきはしなかったんですが、
ただ、如意棒が伸びないのには違和感がありました…。

期待の2大アクションスターの対決シーンですが、
2人とも魅せ方の違うアクションスタイルなのでどちらか寄りになると思ってましたが
ジャッキーの酔拳、ジェット・リーの蟷螂拳と、お互いの個性をギリギリ殺すことなく
意外と調和がとれていたように思います。
2人の対決シーンでは昨今のVFXバリバリの演出はしないで、
比較的ガチっぽくみえる正統派カンフーアクションだったのは好感がもてます。
逆に個々で活躍するアクションシーンは各々の個性を最大限発揮して、
ジャッキーは『ラッシュ・アワー』や『シャンハイ・ヌーン』シリーズで見せるような
家具や小道具を使ったドタバタコミカルアクション、
ジェット・リーは『HERO』『SPIRIT』で見せた超人的アクションを見せてくれるので
対決シーンだけでは消化不良だった個々のファンの方も納得させてくれるでしょう。
若干ジェット・リーの方が強いような感じがするけど、ストーリー上それも納得。

その2人を抑えて主役になったジェイソン(マイケル・アンガラーノ)ですが、
役回り上そんなに活躍しないし、2大スターに比べると地味なのは否めません。
でもこの映画はあくまで2大スターがメインだからそれでいいんですけど。
逆に主人公一行に加わる紅一点ゴールデン・スパロウ(リュウ・イーフェイ)ですが、
正直、彼女は必要というか、むしろ邪魔だと感じました。
ジェイソンは2大スターのダメな弟子として絶対に必要な役割ですが、
スパロウはそこそこ強いし、2大スターの活躍をもっと見たいと思う人には
余計な存在になっているような気がします。
本業は歌手である彼女はカンフー初心者なので、そのアクションシーンは
誰でも出来る『グリーン・デスティニー』系のワイヤーアクションになってしまって
この映画の魅力である本格カンフーアクションに水を注しているように思います。
それは敵役である白髪魔女(リー・ビンビン)にもいえることです。
2人ともアジアンビューティーで目の保養には最高なんですが、
歴史的カンフー映画である今作に関してはもっと硬派にしてほしかったかな。

ストーリーは単純明快な娯楽作品として素晴らしいものですが、
ボク自身、「なんで気づかなかったのか」と思った伏線があって感動しました。
ただ、よくよく考えるとタイムパラドックスになってますよね。

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