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JUMP HEROS film

現在、大阪府内のTOHOシネマズ4館での3DシステムはXpanD方式ですが、
連接する兵庫県のTOHOシネマズ2館ではMasterImage方式が導入されています。
もともと兵庫県もXpanD方式でしたが、2月5日から変更になりました。
XpanDのメガネは精密機器で上映後回収されますが、MasterImageのメガネは使い捨て。
捨てないで次回3D映画鑑賞時に持参すれば、3D鑑賞料から100円割り引かれます。
ボクは大阪と兵庫のTOHOシネマズを併用していますが、兵庫がMasterImage導入してからは、
XpanDで観ると損な気がして、大阪では観なくなりました。

値段だけの問題ではなく性能が全く違います。
メガネの重さが60グラム弱のXpanDに対して、MasterImageはなんと24グラム。
しかも子供用もあるため、フィット感もなかなか良好です。
映像もMasterImageの方が明るくクリアで、もうXpanDには戻れません。
さっさと全ての3DシステムをMasterImageにしちゃえばいいです。
大阪のTOHOシネマズなんばも、2月26日にMasterImage方式になるはずでしたが、
なぜか移行が延期されてしまいました。
たぶん偏光スクリーン移行が難しいTOHOシネマズ梅田と足並みを揃えたのでしょう。

MasterImageはXpanDよりも性能がいいのは間違いないですが、
メガネの材質がチャチすぎて、繰り返し使うつもりだと保存や管理が大変で、
ふつうにカバンに入れておいただけでレンズにキズがつき、ひとつお釈迦になりました。
あと、韓国企業が開発したシステムなのも、なんか悔しいです。

ということで、今日はMasterImage方式で観た3D映画の感想です。
本作は通常の3D映画よりも安く、1800円で鑑賞できます。
MasterImage等でメガネを持参すれば1700円です。(※TOHOシネマズの場合)

JUMP HEROS film
 ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス
 トリコ 3D 開幕グルメアドベンチャー!!

トリコ×ONE PIECE

2011年3月19日公開。
週間少年ジャンプの人気漫画『ONE PIECE』と『トリコ』の劇場版3Dアニメ。

トリコ 3D 開幕グルメアドベンチャー!!

未開の美味の探求者、美食屋のカリスマ、トリコを捜し求めていた少年ペックは、やっとの思いでトリコと出会い、村に突如出現した高山の怪鳥ゲロルドを捕獲してほしいと懇願する。とんでもないバケモノであるゲロルドの姿を想像したトリコは食材としての魅力を感じ、まさしく食うか食われるかの命懸けの捕獲作戦を決行する。(シネマトゥデイより)



島袋光年の原作漫画『トリコ』は、
週刊少年ジャンプでは人気のパラメータである掲載順が3~5番目くらいなので、
単純に考えると『バクマン。』や『BLEACH』と並ぶ人気作なはずのですが、
ジャンプ上位漫画に比べると、購読者以外の一般認知度はかなり低い作品ですよね。
ボクもジャンプは購読してないのでほとんど知らない作品でしたが、
この作者に嫌悪感を感じていたので、作品自体も意図的に敬遠していた感じです。
その理由はお察しの通り例の事件のためですが、性犯罪ってだけでも引きますが、
その執行猶予中にこの作品の連載が開始されたってのがドン引きです。
「そんな過去のことをいつまでほじくり返すんだ」って思う人もいるでしょうが、
性犯罪者を簡単に社会復帰させないことが性犯罪の一番の抑止力だと思います。

でも作者の犯罪歴と作品の面白さは関係ないです。
いやむしろこの作品に関しては犯罪歴がプラスに働いているという見方もあるようで、
かわいいヒロインのあざといセクシーショットで人気を取ろうとする漫画が多い中、
この作品はヒロインらしいヒロインはおらず、女性キャラ自体極端に少ないらしいく、
それが『キン肉マン』など古き良きジャンプ漫画を髣髴とさせるとかで、
結果的にジャンプで4番手の人気漫画に成長しました。

ただやはりボク同様嫌悪感を感じ続けている人も多いし、
ジャンプも大々的に売り出すのは尚早だとメディアミックスを避けていた節があり、
ジャンプの看板のひとつでありながら、超局地的な人気漫画でした。
でもそろそろほとぼりが冷めた頃と考えたのか一転攻勢に転じ、
この春からテレビアニメが開始されるようです。
しかも深夜じゃなくて日曜の朝、『ドラゴンボール改』の後釜ですよ。
その成功を賭けて一気に認知度を上げるためにジャンプがとった作戦が、
ジャンプで1番の…、いや日本で一番人気の漫画『ONE PIECE』とのバーターです。
その最初の一手が『トリコ』と『ONE PIECE』2本立てで公開された本作です。

あくまで本番はテレビアニメであり、本作はそのプレ放送のようなもので、
名前を売るための手段でしかありません。
テレビアニメのクオリティで劇場公開はさすがに問題あると考えたのか、
申し訳程度に3D化されてはいるものの、その3Dの出来はかなり酷いです。
でもセルアニメを3D化したら、誰が作ってもこの程度にしかならないので仕方ないかな。
それより酷いのは劇場版のオリジナルキャラ・少年ペックの声優です。
異様なほど滑舌の悪い野沢雅子みたいな声でモゴモゴ喋るんでイライラします。
一般公募で素人から声優を決めたのかと思うほどのド下手糞なんですが、
なんとこの声優…、桃井かおりなんですね。
劇場版だからってんで大女優に気合を入れてオファーしたんでしょうが裏目に出てます。
最近のタレントや俳優は声の演技もうまい人が多いと思いますが、
もともと個性の強い声や喋り方の人は声優にしてはいけません。
その声が売りだと思っているので、もともとキャラに合わせて演技する気概がないです。
このキャラがレギュラーだったら、テレビアニメの失敗も確実でした。

ストーリーは本作を観た限りでは初期の『HUNTER×HUNTER』のパクリですが、
たしかにジャンプらしいし、人気があるのも頷けます。
世界中の珍しい食材(主に珍獣の肉)を集める凄腕グルメハンター・トリコ。
彼のもとに、凶悪な怪鳥に村を襲われて困っている少年ペックが訪ねてくる。
トリコは怪鳥を倒しペックの村を救うが、その裏には更に凶悪な猛獣の存在が…という話。
美味を求めて凶暴な珍獣を倒して食べるグルメハンターの物語ですが、
その食材となる珍獣たちはキメラ系の珍獣など面白そうな生態を持ってそうなのに、
トリコはその生態を考慮して闘うわけではなく、正面からぶん殴るだけなので、
そこはもうちょっと工夫できるんじゃないかとは思います。
あと、プレ放送みたいなものなのに、すでにパワーインフレが凄まじいです。

敬遠していたトリコをはじめて観て、絵柄も物語も思ったほど悪くはなかったけど、
やっぱり好きにはなれそうもない作品なので、テレビアニメも当然見ないし、
二度と接する機会はなかろうと思います。
でも食わず嫌いはよくないので、一度観れたことはよかったと思ってます。

ONE PIECE ワンピース 3D 麦わらチェイス

いつもと同じく気楽な時間を過ごしていたルフィだったが、ある朝目覚めると自分の麦わら帽子が消えてしまっていた。それは幼いころに大海賊“赤髪のシャンクス”から継承した命よりも大切な宝物で、片時も離さなかった宝物だった。ルフィはショックを受けるが、仲間たちの頼もしい協力を得て大捜索を決意する。(シネマトゥデイより)



ボクにとっては、…いや観客の多くにとってはこちらがメインディッシュですが、
実際は『トリコ3D』をフックアップための作品です。
上映時間も『トリコ 3D』より短い(30分)し、内容もあってないようなものです。
ルフィがシャンクスの帽子を奪った怪鳥を追いかけるだけの、
単純明快なアトラクション・ムービーです。

見どころとしては、本作は『トリコ 3D』のようにセルアニメを3Dに変換したものではなく、
日本ではまだ数本しか作られていないCGIアニメになっていることです。
3D空間で表現できるのでセルアニメでは敬遠されがちなダイナミックなアクションが可能、
ルフィのゴム人間という特性が見事に活かされた弾むようなアクションや、
スパイダーマンのように空中をスイングするシーンはCGIならではだし、
ゾロやサンジの必殺技もアクティブに再現されていてよかったです。
(ナミの乳も無駄に揺れます。)
ただ、どうも『ONE PIECE』の絵柄はCGI化には向かないようで、
どうもテクスチャの質感が悪く、特に人間の肌が汚いです。
CGIだから影は光源を設定することで作ればいいんだけど、
どうもリアル感を出したいためかテクスチャにまで影を描き込んでしまっていて、
一種の無気味の谷みたいなものに落ち込んでしまっています。
肌が人間とは違うブルックやチョッパーの出来はなかなかよかったです。

CGIに挑戦するという心意気は買いますが、
たかが30分の短編でもこの程度しかできないCGIアニメの技術力に愕然とさせられます。
PS3の大作ゲームのCGIのムービーの方が、まだよく出来てるんじゃないかってくらいです。
仮にも前作は漫画原作アニメ映画歴代最高記録の48億円を叩き出した大ヒット作で、
原作漫画は名実ともに日本一の漫画ですよ。
東映最強の超優良コンテンツなんだから、もっと気合を入れて慎重に扱うべきです。
新作アニメ番宣のための客寄せパンダなんかに安易に使うべきではありません。
CGIアニメみたいな実験的なことに使うのも勿体ないです。

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