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毎日かあさん

大森南朋って最近よく見ないですか?
今年、邦画10本観ましたが、そのうち3本に出演してました。
4月にもまた出演作を観る予定です。
あと、山田孝之もよく見かける気がします。
どちらも好きな俳優なので、ちょい役でも出てると嬉しくなります。
ちなみにその2人の他にボクが好きな日本の男性俳優は、
阿部寛、生田斗真、市原隼人、岡田将生、桐谷健太、堺雅人、佐藤隆太、吉岡秀隆です。
好きな女優は月替わりくらいでコロコロ変るんですが、男はあまり変わらないですね。

ということで、今日は大森南朋がちょい役で出ている映画の感想です。
彼が出てなかったらたぶん観に行くことはなかったです。

毎日かあさん

2011年2月5日公開。
漫画家・西原理恵子が自身の体験を基に描いた人気漫画を映画化したホームドラマ。

二人の子育てに仕事にと忙しい日々を、持ち前のたくましさで乗り切る漫画家のサイバラ(小泉今日子)。元戦場カメラマンの夫(永瀬正敏)は戦場でのトラウマのせいでアルコールにおぼれ、二人は離婚することになる。大切な家族を失い、アルコール依存症と闘う夫だったが、今度はガンが見つかり……。(シネマトゥデイより)



女流エッセイ漫画家・西原理恵子の作品が相次いで映像化されてますね。
『いけちゃんとぼく』『女の子ものがたり』『パーマネント野ばら』が短い期間に映画化。
連続テレビドラマでも『崖っぷちのエリー』が放送され、
彼女の元夫である『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』まで映画化されました。
どれもパッとしない成績だったにもかかわらず、なぜか広がる一方の西原ブーム。
そのブームはだいたい2009年から始まったみたいなんですが、
それと同時に始まり、牽引してきたのがテレビアニメ『毎日かあさん』で、
彼女の代表作である同作も、この度ついに実写映画化されました。
ボクは特に意識していたわけではないけど、彼女のことが苦手だったみたいで、
映画『いけちゃんとぼく』しか観てませんし、それも面白くなかったです。
だから本作もスルーするものだと思ってたんですが、なんだか評判がいいらしく、
好きな俳優(大森南朋)も出ているということで観に行くことにしました。
その結果、作品としてはそれなりに面白いと思えましたが、
やっぱり西原理恵子のことは嫌いだなと再認識することになりました。

原作は毎日新聞に掲載されている西原理恵子の自伝的エッセイ漫画です。
ボクは毎日新聞を購読しているのですが、まともに読んだことがないです。
たまに目に付くけど絵が下手すぎて読む気にもなれません。
(『毎日かあさん』なのに主人公がおばあちゃんにしか見えなくないですか?)
同紙の東海林さだおの4コマと合わせて、毎日新聞は漫画選びのセンスがなく、
掲載される漫画は絵が下手で内容もクソつまらないと決めつけていましたし…。
それがテレビアニメ化された時は、何の酔狂かと思いましたよ。
しかも毎日新聞系列のTBSではなくテレビ東京で…。
きっと絵が稚拙なので作画が簡単でお手軽だからアニメ化したんだと思いましたが、
あれよあれよという間に実写映画化が決まり、さらに驚きました。
あの購読料泥棒だと思っていたクソ漫画にちゃんと需要あったのかと…。

紆余曲折の末、観に行ったんですが、週末ということもあってかお客さんの多くは子連れ。
だいたい全体の4割弱は中学生以下のこどもだったと思います。
あきらかに大人向けエッセイ漫画を原作にした映画の客層じゃないです。
どうもテレ東のアニメの方がファミリー向けに作られているようで、
そのアニメ版の実写映画化だと思って来た親子が多かったんでしょう。
でも実態は原作エッセイ漫画の実写化であり、アニメとは違い大人向け作品で、
こどもの鑑賞には堪えられないところも多々あります。
そんなだから終盤の泣かせのシーンの頃には、こどもたちはすっかり飽きてしまっていて、
次々とトイレに立ったり、おしゃべり始めたり、落ち着きを失ってしまいます。
4割ちかくのこどもがバタバタしだすとけっこうガチャガチャ騒がしくて、
集中力が散漫になり泣くに泣けません。
(いや、静かだからって泣けるようなものでもなかったけど…。)
大量の返り血を浴びるようなちょっと怖いシーンもあったりして、
小さい子たちは縮みあがってドヨドヨしてました。
アニメでいつも見ているキャラが血まみれになるなんて、下手すればトラウマものですよ。
これはひとえに原作の本質を曲げてファミリー向けアニメにしてしまい、
そのアニメと連携して宣伝してしまったテレビ東京の責任です。

内容はちょっと特殊な事情の家族を描いたドラマであり、それなりの出来ですが、
主人公で一家の母であるサイバラ(小泉今日子)が酷い女で好感が持てません。
自分が一家の大黒柱であるという自負が強すぎるのかもしれませんが、
夫カモシダ(永瀬正敏)に対する態度が酷すぎませんか?
「アル中でどういようもない夫の面倒をみる私ってかわいそう」みたいな描かれ方ですが、
アルコール依存症は精神疾患であり、つまり病気ですよ。
しかも夫は戦場カメラマンをしていた時のPTSDが原因でアル中になっていて、
完全に戦争被害者で同情すべきです。
自分もキッチンドランカーのくせに、よくアル中を非難できるな、と。
ホントに夫のアル中を治したいなら、家に酒を常備してんじゃないよ。
そんな精神疾患に加え、末期癌まで患っている夫に対して、離婚届を突き付けるなんて、
あんたほんとに人間か?と思うような鬼畜外道です。

しかしサイバラ本人はあくまで被害者意識で、あろうことかそんな夫との日常を、
不幸自慢でもするかのようにエッセイ漫画にして出版して金にし、
それを自分の独力で稼いだ金であるかのように振舞います。
サイバラが女性だからなんとなく世間は受け入れてしまってますが、
男女逆の立場だったらジェンダー問題でバッシングの嵐になること間違いないです。
最後も、カモシダは私のおかげで幸せに死ねた、みたいな美談にしようとしているが、
おまえが妻じゃなかったら、もっと幸せだったはずだよ、って思ってしまいます。
この魔女サイバラの母親(正司照枝 )も先立った夫を扱き下ろす最悪なババアで、
被害妄想って遺伝するもんだなって思いました。
サイバラの娘フミちゃん(小西舞優)の将来が心配です。

そんな不愉快な不幸自慢と反道徳にあふれた酷い物語ですが、
カモシダは生活力はないものの子煩悩のいいパパだし、
娘のフミちゃんと、息子のブンジ(矢部光祐)がホントにいい子で可愛らしく、
ずいぶん不愉快さを中和してくれたので、最後まで見ることができました。
サイバラ=西原理恵子はマジで大嫌いになったので、
今後は絶対に彼女の作品には触れないようにします。
毎日新聞購読も解約したくなったかも…。

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