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デュー・デート

例のTOHOシネマズによる映画料金値下げ(1800円→1500円)の続報ですが、
値下げされるのはあくまで宇都宮や与二郎など6サイトだけで、
全国での値下げ導入は未定とのこと…。
結局、田舎の方(失礼?)でちょこちょこっとやってみるだけなんですね…。
なんか聞いてた話と全然違うと思ったけど、その続報発表の会見の場に、
東宝だけじゃなくて、松竹、東映、角川の社長もいたそうで、
他社が東宝の独断先行に釘を刺したんじゃないかと勘繰ってしまいます。
もしそうなら完全に価格カルテルですよね…。
一方で去年の映画興行収入は2200億円を突破し、過去最高を記録しました。
映画業界はこの不況下に一人勝ち状態なのに、全然お客に還元する気がないんですね。

でもまぁ、去年の全国の平均映画鑑賞料は1266円だったようで、
実際に映画なんかに1800円払っている人なんてほとんどいないことは明白です。
現状でも割引制度はけっこう豊富なんで、ちょっと値下げされてもあまり影響ないかも。
今日もMOVIXがメンズデイだったので、1000円で映画観てきたし。

ということで、今日はMOVIXで1000円で観た映画の感想です。
Due Date

デュー・デート ~出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断~

2011年1月22日日本公開。
ロバート・ダウニー・Jrとザック・ガリフィナーキス主演のコメディ・ロードムービー。

待望の赤ん坊誕生を5日後に控えるピーター(ロバート・ダウニー・Jr)は、身重の妻のもとに向かうため、アトランタから自宅のあるロサンゼルスへと向かう飛行機に乗ろうとしていた。しかし、たまたま出会った役者の卵、イーサン(ザック・ガリフィアナキス)のせいで、二人でヒッチハイクをすることになる。(シネマトゥデイより)

去年公開の映画で、ボクが一番笑えたと思う作品は、
『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』でした。
その監督が、再びザック・ガリフィアナキスを主演にして撮ったのが本作です。
まぁ簡単に言ってしまえば二匹目のドジョウを狙った作品ですが、
前作の(全米での)大ヒットを受けて、映画製作費がほぼ倍増して、
W主演に超人気俳優のロバート・ダウニー・Jrをキャスティングしたり、
派手なカーチェイスをできたりと豪華さは大幅にパワーアップしてます。

しかし総じて低予算コメディというのは、アイディア勝負であり、
金を掛ければ面白くなるというものではありませんよね。
本作もまさにそうで、決して面白くないわけではないけど、所詮は二番煎じだけに、
前作の衝撃的な面白さに比べればかなり落ちると言わざるをえません。
とはいえ、前作はあんなに面白かったのに、キャストがあまり有名でなかったために、
日本公開が見送られそうになったという経緯がありましたが、
本作は人気者ロバート・ダウニー・Jrのお陰かあっさり公開決定しましたからね。
公開規模も大きくなって大手シネコンでも簡単に観れるようになってよかったです。
ただボクが見る限り、お客さんの入りはそれほどいいとは思えませんでしたが…。

監督も主演も同じで、さらにキャストやアクションはパワーアップしているのに、
何が前作『ハングオーバー!』より劣るのかといえば、やはり脚本でしょうか。
前作は半端なく笑えることはもちろんのこと、
先の全く読めない意外性あふれる展開の、練り込まれた素晴らしい脚本だったのですが、
本作は基本的には単なるロードムービーなので、ある程度展開は予想できます。
そんなロードムービーに、『ハングオーバー!』的なギャグを足しただけという感じです。
今回は端からヒットが約束された作品ということもあってか、
監督が守りに入った感じで、映画としてちょっと正統派すぎるんですよね。
ちょっと「いい話にしてやろう」という意図も見え隠れします。

『ハングオーバー!』的なギャグにしても、本作は脚本が弱いために、
必然性のないネタが多く、とりあえず笑いを取って付けた感が否めません。
しかも万国共通で普遍的に笑えるベタなネタが多かった前作に比べると、
アメリカン・ポップ・カルチャー的なネタが増えているため、
日本人としては笑いどころがわかりにくいと感じるところも…。
さらに前作から下ネタは多かったものの、本作はさらにドキツくなり、
イーサン(ザック・ガリフィアナキス)のマスターベーションの件(くだり)なんて、
笑える通り越してキモいですよ。
車イスの銀行員の件も不謹慎の度が過ぎて、笑っていいものか困りました。

あ、なんか全然面白くなかったような書き方になってますね。
でもそんなことはないですよ。あくまで「前作に比べると…」ってだけです。
なにしろ前作はコメディとして全米歴代最高の興行収入を記録した作品だし、
本作に対する期待のハードルが上がりきっちゃってますし、
そもそも前作と比較すること自体が無謀なことでした。
一般的なコメディ映画としては、かなり笑えるし、面白い方だと思います。
それにピーター演じるロバート・ダウニー・Jrはやっぱり華があってカッコイイし、
イーサンのペットのパグ犬もかわいかったです。
アメリカ横断するロードムービーなので、風景も壮大で見応えがありました。

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