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アンストッパブル

ここ最近、映画関連で一番驚いたニュースといえば、
シネコン最大手TOHOシネマズの料金値下げの報道です。
なんでも一般1800円だったのを、1500円になるんだそうで、
その上、ネットで座席予約すれば100円引き、さらに会員だったら200円引きだとか。
実質、いつでも1200円で観ることができるってことですよね。
正式発表は27日なので、実施日時とか詳細はまだわかりませんが、
映画の7割近くをTOHOシネマズで観ているボクにとっては嬉しいニュースです。
きっと他のシネコンも追随せざるを得ないし、不況だろうがデフレだろうが、
ずっと据え置かれ続けてきた映画料金が、漸く見直されるのかって気持ちです。
でもちょっと現実味の薄い話だし、まだ検討段階なので油断はできません。
なんとか既成事実化して、料金値下げ案を取り下げられないようにしたいです。

それにしても現状の映画料金ってホント高いですよね。
ボクはポイントサービスやサービスデイを頻繁に使っているので、
平均すると一本当たりの料金は1000円にも満たないんですが、
女の子や年下の子と一緒に行くと、当然その子の分も出すことになるので、
映画一本で3000円くらい飛ぶこともザラです。
今のご時世、どんな新作も半年待てばDVD化されるし、
レンタルなら何人見ても数百円で済みますから、1200円でもまだ高いかな…。

ということで、今日はTOHOシネマズで観た映画の感想です。
たぶん今年一番初めに公開された新作じゃないかな?

アンストッパブル

2011年1月7日日本公開。
『サブウェイ123 激突』のトニー・スコット監督とデンゼル・ワシントンが
再びタッグを組んだサスペンス・アクション。

操車場に停車中の最新式貨物列車777号が、整備ミスによって走り出す。大量の化学薬品とディーゼル燃料を搭載した777号を止めるべく、鉄道会社と警察は手を尽くすが、列車はさらに加速していく。事態を察知したベテラン機関士フランク(デンゼル・ワシントン)は、この日初めてコンビを組んだウィル(クリス・パイン)と共に、決死の覚悟で暴走列車に立ち向かう。(シネマトゥデイより)



ハラハラドキドキ、手に汗握るノンストップ・アクションで、
このダイナミックさこそハリウッドの真骨頂だなと思えた娯楽大作です。

なんでも2001年にオハイオ州で発生した貨物列車暴走事故をモデルにしているそうです。
その実際の事故は、爆発性有毒物質を積んだ47両編成の貨物列車Q88号が、
ブレーキ操作ミスで無人で暴走し、このままだと人口密集地の急カーブで脱線し大爆発、
甚大な被害が予想される大惨事になるところを、ベテランの運転士が阻止するという話。
鉄道っていろんな安全装置が施されているものと思ってたけど、
こんな単純な操作ミスによる大暴走が、まさかたったの10年ほど前にあったなんて、
ちょっとビックリですよね。

本作もほぼその実話に則った展開ですが、有毒物質の量や暴走列車の速度、
それに伴う被害の規模など、かなり盛られています。
そうすることで、より危機的な状況になり、緊張感も高まりますよね。
でも、より刺激的に描くことは映画として当然のことだとは思うんですが、
ちょっとやりすぎかなぁと思うところも…。
実際は、こんな大事故にもかかわらず、一人の死者も出さなかったことが奇跡で、
その奇跡が人々を感動させ、こうして映画にまでなったんだと思うんだけど、
映画となった本作では、展開の都合上、死人が出ちゃってるんですよね…。
列車が横転するという派手な画を撮りたいがために、機関士を一人殺しちゃってます。
同じハッピーエンドでも、一人死んでるのと全員無事ではやはり後味が違います。
すごく爽快感のある作品だっただけに、ちょっと残念かな。

本作は基本的に「暴走列車を止める」というだけの内容の映画なんですが、
そのワン・イシューに対して、次々といろんなアイディアが投入されるのが面白いです。
先回りしてポイント切り替えで脇線に誘い込もうとしたり、
前を走る機関車に追突させて減速させようとしたり、
ヘリから列車の上にロープで人を降ろして、ブレーキを掛けようとしたり、
燃料タンクの燃料放出バルブを狙撃してガス欠にさせようとしたりと、
次から次へとアイディアが飛び出してきて全く飽きません。

極めつけは本作の一番の目玉である、ベテラン機関士(デンゼル・ワシントン)の提案した
暴走列車の最後尾に別の機関車を連結させ、逆に引っ張るって作戦です。
言うのは簡単ですが、走っている機関車同士を連結するのはかなり困難で、
連結するまでだけでもハラハラドキドキでした。
実際の事故では、その作戦が功を奏して、暴走列車の停止に結び付いたそうですが、
実際の事故の2倍近い速度で暴走している本作の列車にはあまり効果がなく、
さらに暴走し続け、さらなる対策を講じなければならなくなります。
ベテラン機関士が、連結した最後尾から暴走列車に飛び乗り、
貨物ひとつひとつの手動ブレーキを掛けたり、
そのまま全長800mもある列車の上を飛び移りながら機関室を目指すなど、
息もつけない展開が最後まで続きます。

しかしその頑張りすらあまり効果はなく、もう打つ手はないんじゃないかと思われました。
でも最終的には暴走列車は止まったわけですが、
その止め方があまりに拍子抜けする簡単な方法で…。
さすがに「始めからそうしろよ!」ってツッコミたくなりましたね。
他にもよく考えれば変な展開が多い脚本だったんですが、
とにかくテンポがいい作品で、観ている間は何かを考える余地もなく、
結果的には頭カラッポで純粋に楽しめたのでよかったと思います。

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