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チェブラーシカ/くまのがっこう

先週末で早々に仕事納めしたので、暇になるからブログ更新頑張ろうと思ってたのですが、
逆に忘年会やらクリスマスやら遊ぶので忙しくなって、更新が空いてしまいました…。
特に今年のクリスマスは一生の思い出になるような、まさに聖夜の奇跡って感じの日で、
ブログ執筆なんてできる心境ではありませんでした。
今でも嬉しいような切ないようなフワフワした余韻を引きずっています。
なんだろこの感覚…、恋煩い?

あ、そういえば今年ってクリスマスらしい映画ってあまりありませんね?
毎年楽しみにしていた『ティンカー・ベル』シリーズも今年はないし、
フランス映画の『クリスマス・ストーリー』くらいじゃないですか?
クリスマス映画大好きなのに、今年はちょっと寂しいですね。

ということで、今日は強いて言えばクリスマス映画っぽいこともない作品の感想です。

チェブラーシカ/くまのがっこう

2010年12月18日公開。
ロシアの国民的人形アニメ『チェブラーシカ』の日本版と、
人気絵本シリーズ『くまのがっこう』の初の劇場版の2本立て。

チェブラーシカ

誰も出会ったことのない大きな耳の小さな生き物は、はるか遠く南の国からオレンジの木箱に入れられてロシアまでやって来る。その生き物は起こしてもすぐに倒れてしまうことから、発見者の青果店の主にチェブラーシカ(バッタリ倒れ屋さん)と命名される。やがてチェブラーシカは動物園で暮らす孤独なワニのゲーナと友達になり……。(シネマトゥデイより)



ロシアの国民的人形アニメの新作をなぜか日本主導で作ってしまった本作。
なぜそんな無謀なことをするのかはわからないけど、
制作発表時に、ロシアでかなり否定的な報道をされたそうです。
まぁ当然ですよね。
日本人にとっての『DRAGONBALL EVOLUTION』や『ATOM』みたいなもので、
ロシア人からしてみれば「なに勝手なことやっちゃってんの?」ってなもんでしょ。
でも日本版制作スタッフもその反応を意識してか、あまりオリジナリティを出すことなく、
原作の世界観を忠実に再現して作ったため、いざ完成したものをロシアに持っていくと、
けっこう友好的な評価を得られたんだそうです。

ロシアの国民的キャラクターのチェブラーシカを愚弄するような作品になってたら、
ちょっとした外交問題になりかねないくらいに今の日露関係はギクシャクしてるし、
友好的に迎えてもらったことはよかったんじゃないかな?
ただホントの独自性の薄い無難な作品になってしまっているので、
もっと日本映画の底力を見せつけるような、本場ロシアをギャフンと言わせられるような、
チャレンジ精神を感じさせてくれる作品になっていれば尚よかったですが…。
というか、日本の独自性を一切出さないのであれば、日本版を作る意味なんてないです。
ホントに何のために作ったのかよくわからない作品です。

本作はオリジナル版の第一話「こんにちはチェブラーシカ」のリメイクに、
完全新作のふたつのエピソードを加えた長編作品です。
「こんにちはチェブラーシカ」はオリジナル版から完成度の高かったエピソードで、
それが30年近い時を経て、現代のストップモーションアニメの技術で再制作されたことで、
単純に画が綺麗になったし、キャラもかわいくなってよかったと思います。
ただ、追加された新作エピソードが…。
新作部分には日本オリジナルのキャラが登場するんですが、
その新キャラにフィーチャーしすぎで、主役のチェブラーシカの影が薄くなってます。
活躍するのは新キャラや名物キャラのシャパクリャクばあさんばかり…。
チェブラーシカのファンってのは、かわいいチェブラーシカと、
その相方で狂言回しのワニのゲーナの交流を楽しみにしていると思うんですが、
新作のチェブラーシカはゲーナの後ろを金魚のフンみたいについてまわるだけです。
これではチェブラーシカは主役ではなくマスコット扱いです。

新作のストーリーも凡庸なもので何の新鮮味もなく、正直かなり退屈。
ストーリーだけならTOHOシネマズで、毎回予告編上映前にオマケで流していた、
『チェブラーシカ』の短編(90秒)映像の方が面白かった気がします。
日本でちょっと小奇麗にかわいく生まれ変わったチェブラーシカを見るだけで、
満足できるという人以外は観る価値の無い作品です。
一応こちらがメインなんだけど、むしろ先に併映された
『くまのがっこう』の方が10倍面白く感じました。

くまのがっこう ~ジャッキーとケイティ~

山の上で寄宿舎生活を送る12匹のくまたちのうち、ジャッキーはたった一人の女の子。ある日、いたずらが大好きで好奇心旺盛な彼女はお兄ちゃんたちと一緒に旅に出て、草原で自分と同じ女の子のくまであるケイティと出会う。二人は女の子同士すぐに意気投合して仲良くなるのだが、もともと病弱なケイティが病気になってしまい……。(シネマトゥデイより)



今年流行の絵本からの映画化ですが、ボクは原作を知りません。
でもすごく楽しめました。
主役の子グマの女の子ジャッキーが超かわいいです。
チェブラーシカもかわいいけど、その比じゃないです。
本作はセルアニメではなく、CGをトゥーンレンダリングしたアニメなんですが、
その効果で、キャラがプリミティブされ、ヌイグルミみたいだし、
キャラの動きがとても滑らかで、かわいい仕草がよりかわいく見えます。

またジャッキーの性格がホントに就学前のこどものようで、ヤンチャで健気でオマセ。
そんなジャッキーが病気の友達のお見舞いのためにひとりで花摘みに出かける姿は、
日テレの『はじめてのおつかい』を見ているようでハラハラさせられながらも癒されます。
30分にも満たない短編ですが、もう『チェブラーシカ』なんてどうでもいいと思うほど、
愛おしくなる作品でした。

ただ一点、ジャッキーの友達ケイティのパパの声優にココリコ田中ってのは…。
この人、最近声の仕事増えてるみたいだけど、正直ヘタだよね。
『昆虫物語みつばちハッチ ~勇気のメロディ~』の時よりかは幾分マシになったけど、
ヘタなのに特徴ある声で、本人の顔がよぎるので、声優はさせない方がいいです。
あ、タレントとしては嫌いではありませんよ。

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