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ワン・ミス・コール

今日、東宝系の映画館に行ったら凄まじい人ごみでした。
特に親子連れが多く、近年見たことないくらい子供だらけの劇場でした。
『崖の上のポニョ』と『ポケットモンスター』の封切りの日だったんですね。
しかも三連休初日で夏休みも初日ってのもあるのかな。
劇場でレアポケモンの配布もしてたらしく、
そこかしこでNDS持った子が座り込んで遊んでました。
チケットカウンターも30分以上かかりそうなほどの長蛇の列。
ボクも『崖の上のポニョ』見たかったけど、さすがに映画館を変えました。
今日は東映系映画館で見た、子供はまず見ないであろう作品の感想です。

ワン・ミス・コール

2008年7月19日日本公開。
秋元康原作の和製ホラー映画『着信アリ』のハリウッドリメイク。

本家『着信アリ』をかなり忠実にリメイクしているので、あらすじは省略。
アメリカでは日本の怨霊という概念が理解しにくいのか、
怨霊が(『THE JUON』でもそうだったけど)キリスト教の悪魔のような演出に変更され、
姿も(意図的に出来の悪い)ゾンビのようです。
日本人からしてみれば怖いというよりは気持悪いだけだと思う。
和製ホラーの怨霊は画面に見切れる程度に映りこむことが多いが、
この悪魔は出るべきところでドドンと登場するので、
和製ホラーにある緊張感がまったくなく、全然ドキドキしません。
犠牲者の死に方もやけにアッサリしてて怖くないです。
結局この映画で怖いものはポスターだけだったなぁ…。
(上の画像ではわかりにくいけど、目の部分が口になってます。)

でも本家よりいいところもあって、
特に死の予告電話のルールが簡素化されているのがいいです。
本家は自分の携帯からの着信があり、留守電に自分の断末魔の叫びが残されていて、
その着信の日付・時間(直後から数週間先まで)に死んでしまうというルール。
ご都合主義の流動的なルールでけっこう曖昧な上に更に細かいルールもあって複雑。
その点今作は前の被害者から着信があり、留守電に自分の断末魔の叫びが残され、
概ね2日後に死ぬという明確なルール。
常々『着信アリ』シリーズは他の都市伝説系ホラーに比べて煩雑だと思ってただけに
なかなかいい変更だったと思います。
知らない着メロがなることや、死体から出る赤いアメ玉は同じです。
着メロのメロディも今作のほうが好みかなぁ。

一番変更されたのは終わり方ですが、本家はよくわからないままに終わったので
(原作本を読めばわかるらしいが…)
ハリウッドだけにそこはちゃんとオチをつけてくれるはずと期待していたのですが
本家に輪をかけて意味不明な上に唐突な終わり方で…。
『着信アリ』自体、ホラーには珍しいドンデン返しのあるストーリーで、
今作もその部分は踏襲しているのですが、大事なテーマでもある
ミュンヒハウゼン症候群の説明が不親切に端折られすぎていて、
その病気のことを知らない人はドンデン返しとして機能してないと思う。

原作が日本のホラーということで、日本人へのサービスなのか、
TVディレクターの役でデーブ・スペクターが出演してます。
セリフはあるけどチョイ役だし英語喋ってるし白人なので、
彼が出演していることを事前に知らない人は気づかないかも?

『呪怨』のリメイクもオリジナルストーリーになった2作目から良くなったので、
『ワン・ミス・コール』も続編が出れば良くなるかも?
ただ『着信アリ』は続編ごとに酷くなっていきましたが…。

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