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ロビン・フッド

腕が腱鞘炎になり、ブログ更新できませんでしたが、今日から再開します。
まだ全快には程遠く、キーボ叩くとまだちょっと痛いですが、
これ以上更新を延ばすと、今年中に書きたい記事が書ききれなくなってしまいます。
でもやっぱりちょっと辛いので、まだ暫くは記事を短めにするつもりです。

さて、今年の流行語大賞のトップテンに池上彰の「いい質問ですねぇ」が選ばれましたが、
何か発言して「いい質問ですねぇ」なんて言われたら、
なんだかその人の掌で踊らされてるような気持になってカチンときませんか?
それに大抵そんな発言は、疑問に思って当然の質問だったりするのに、
それでも「いい質問」と思うなんて、どれだけ相手を馬鹿にしてたんだって感じです。
まぁボクは基本的にグレートマン症候群と人が大嫌いなんで、
何でも知ってる風を装っている池上彰も大嫌いです。
とにかく質問されたらなんでも答えないといけないという強迫観念があるのか、
サッカーW杯の話題の時に、サッカーの成り立ちを語り始めたのには辟易としました。
視聴者は出場する選手のこととかが知りたいのに…。
そして今度は映画で空気読めない池上解説を始めたみたいです。

といことで、今日は池上解説付き上映も予定されている映画の感想です。
中世を舞台にした単なる娯楽作品で、辛気臭い世界史の解説なんて誰が聞きたいのか、と。

ロビン・フッド

2010年12月10日日本公開。
『グラディエーター』の黄金コンビが手掛けた歴史スペクタクル大作。

12世紀末、ロビン(ラッセル・クロウ)は十字軍の兵士としてフランスでの戦闘に加わっていた。ある日、イングランドの騎士ロバートの暗殺現場に居合わせた彼はその遺言を受け、ロバートの父(マックス・フォン・シドー)に遺品の剣を届けると約束する。やがてノッティンガムの地を踏んだロビンは、ロバートの身代わり役を頼まれ……。(シネマトゥデイより)



ロビン・フッド…。
イギリスでは知らぬ人はいない伝説の国民的英雄です。
ボクは、さすがに彼の名前は知ってますが、どんな物語の登場人物なのか全然知りません。
友達に「たしか、頭に乗せたリンゴを弓矢で射抜いた人だよね?」って聞いたら、
「いや、それはウィリアム・テルだから…。」って訂正されました。
そいつの話では、なんでもイングランドのシャーウッドの森に住んでいる男で、
悪代官や悪い金持ちの金を盗んでは貧しい人に分け与えていた義賊なんだとか。
日本でいうところの石川五右衛門みたいな人物かな?
ロビン・フッドは実在の人物ではないようですが、
伝承の中でいつしか12世紀ごろの人物とされ、
史実である当時のイングランドの圧政に反逆する義賊になったようです。
そのロビン・フッドの誕生譚として、彼がシャーウッドの森の義賊になるまでの軌跡を、
虚実織り交ぜながら描いたのが本作です。
獅子心王リチャード1世の第三回十字軍遠征や、
失地王ジョンとフランス王フィリップ2世との争いや陰謀という史実に、
架空の義賊ロビン・フッドが一枚噛んでいたという物語で、
ちょうど『GOEMON』で石川五右衛門が関ヶ原の合戦に参加していたみたいな、
虚実織り交ざった歴史スペクタクルです。
(もっとも石川五右衛門は人物像はほぼ空想ですが実在の人物です。)

さすがはリドリー・スコット監督といった感じで、
骨太のアクションシーンに、金のかかったスペクタクルシーン満載で、
最近の女性や子供向けファンタジーばかりの映画とは一線を画す、
大人の男が楽しめるハリウッド映画といった感じの硬派なアクション映画です。
そんな監督と5度目のタッグとなるロビン役のラッセル・クロウも、
監督と阿吽の呼吸で熱演です。
久しぶりにド直球のアクション超大作を観たという感じで満足の出来です。

それだけに全米でも期待が高かったんですが、思ったほどヒットしなかったようで…。
大人の男が楽しめるのはいいけど、逆に女子供をあまり集客できなかったようです。
それに「なぜ今そんな使い古された題材(ロビン・フッド)を映画化するのか?」
という疑問もあったようで、かなり苦戦を強いられたようです。
本作は今までのロビン・フッド作品とは違いロビン・フッドの誕生譚という
斬新な切り口で描かれているんですが、いまいちそれが伝わらなかったのは、
主人公ロビン役にラッセル・クロウを選んだためではないでしょうか。
ロビンがシャーウッドの森の義賊として名を上げる前の物語ですから、
ロビンはそれなりに若いはずだけど、その役をやるには、
ラッセル・クロウではちょっと薹が立ち過ぎてますよね。
それにロビンははじめから弓の名手だし、屈強な傭兵で、誕生譚ぽくないです。
ロビンが弓の名手になった理由とか、成長ももっと描くべきでした。
そもそもロビン・フッドなのに、その代名詞である弓矢の腕を見せるのはラストくらいで、
ほとんどメイスや剣で戦ってるんですよね。
これならロビン・フッドを題材にする必要まったくないじゃん、って感じです。
むしろ、リドリー・スコット監督の『キングダム・オブ・ヘブン』みたいに、
オリジナルの架空の人物が、史実を舞台に活躍する歴史スペクタクルにした方が、
変な偏見を持たれずスッキリするような気がします。

映画らしい映画で、今のところ正月映画の中ではイチオシの作品ですが、
全米公開の時のように、いやそれ以上に日本でも苦戦しそうな気がします。

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