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ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

今回感想を書く作品で、ボクが今年劇場で観た映画150本目になります。
去年は年間150本観て、それが自己新記録だったんですが、
明日もまた1本観ること決まってるし、記録更新することは間違いないです。
たぶんボクは並みの映画ライターよりも新作映画を観てると思うんですよね。
でも映画ファンとしてはまだまだ普通くらいで、もっともっと観ている人はザラにいます。
というか、映画ライターとか映画通のタレントって、金貰って偉そうに批評書いてますが、
意外と素人よりも映画観てないんじゃないかと思うことがあります。

映画ライターといえば、有名な映画批評サイト「映画ジャッジ!」は更新停止中かな?
あそこのプロの映画ライターさんの数人は、悪名高いトンデモ映画ライターで、
そんな彼らのトンデモ映画批評がまとめて読めるサイトで、
いろんな意味で面白かったんですが、最近更新されてないようで残念です。
まぁ個々のライターの批評は、個人のサイトやブログでも公開されてるので読めますが、
「映画ジャッジ!」で一番楽しみだったのはサイトの女性スタッフさんの映画批評で、
プロのライターの批評よりもよっぽど的を射ていたし、なにより可愛く癒し系な文章で、
「ボクもこんな文章書けたらいいな」と目標にしていました。
あぁ、更新再開しないかなぁ…。

ということで、今日は今年観た150本目の映画の感想です。
ボク的にも自己記録タイになったメモリアル映画ですが、
本作もジョン・レノン生誕70周年のメモリアル映画なんだそうです。

ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ

2010年11月5日日本公開。
ザ・ビートルズに入る前のジョン・レノンの青春を描く伝記ドラマ。

1950年代のリバプール、伯母ミミ(クリスティン・スコット・トーマス)と暮らすジョン・レノン(アーロン・ジョンソン)は、反抗期真っ最中の問題児だった。ある日、近所に実母ジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)がいることを知ったジョンは、普通とは違う境遇を受け入れられず、行き場のない孤独に打ちひしがれてしまう。(シネマトゥデイより)



本作はビートルズの中心人物であるジョン・レノンの少年時代を描いた物語だけど、
ボクはビートルズについてもジョン・レノンについてもあまり知りません。
というのも、ボクが生まれた時にはビートルズはとっくに解散していたし、
ジョン・レノンもすでに亡くなっていました。
でも未だにテレビや雑誌で特集されることの多いグループだし、
バラエティ番組やCMでよく曲も使用されているので、
あまり興味がなくてもメンバーや代表曲くらいは誰でも知ってますよね。
ボクもその程度の知識しかありませんでしたが、本作はなかなか楽しめました。

もちろん本作は、ジョン・レノンの少年期を描くというのが一番のキモで、
ただの創作された物語であれば、よくある家族の愛憎劇、青春の1ページでしかなく、
主人公の少年が、後に世界の音楽シーンを変える偉大な人物であるという前提が重要です。
そこに興味が持てなければ、たぶん全然面白くない作品だと思います。
まぁそんな人がわざわざこの作品を観に行くわけがないと思いますが、
ジョン・レノンの死後30年以上経ってしまい、興味ある人が少なくなったのか、
公開初日なのに、劇場はガラガラでした。
観に来ている人は50歳以上のビートルズ世代のオジサンが数人…。
ジョン・レノンはひとまず置いといて、本作の内容は青春ドラマなので、
むしろ10代~30代くらいの観客向けの作品だと思うし、
なかなか面白い作品なので、ビートルズ世代しか観ないのは勿体ないです。
とりあえずビートルズのメンバーの名前が言えるくらいの知識があれば、
十分に楽しめるはずです。

むしろビートルズ世代や彼らをよく知ってるファンには物足りない作品かも。
ボクはデビュー前のジョン・レノンのエピソードなんて全く知らなくて、
ボクの持つ彼の印象からは意外に感じるエピソードも多く、新鮮で面白かったのですが、
ちょっと展開がドラマチックすぎて、ホントに事実を基にしているか確認するために、
観終わってからWikipediaで「ジョン・レノン」の項目を調べたんですが、
本作の内容のほぼ全てがそのまま載ってました。
つまり本作はファンなら知ってて当然のエピソードばかりなんじゃないかな?
物語としてもビートルズの前身となるアマチュアバンド「クリオーメン」の頃がメインで、
これからビートルズとして大活躍する、というところで終わってしまうし。
当然劇中曲にはビートルズのナンバーはほとんど使われていません。
ビートルズ関連の映画として期待して観ると、肩透かしを食らうんじゃないかな?

そもそも本作はビートルズのことを描きたいわけではなく、
育ての母である叔母のミミ(クリスティン・スコット・トーマス)と、
実の母であるジュリア(アンヌ=マリー・ダフ)の2人の母親と、
少年期のジョン・レノン(アーロン・ジョンソン)の3人の関係を描いた家族の物語です。
あくまでクオリーメン結成は付随的なもので、そちらに重点が置かれることはありません。
とはいえ、盟友ポール・マッカートニー(トーマス・サングスター)や
ジョージ・ハリスン(サム・ベル)と出会ったのもこの頃で、当然2人も登場します。
これは後の世界的なバンドが形成されていく過程であり、
ビートルズファンでなくてもちょっとワクワクする展開ですよね。
リンゴ・スターは…、登場しません。

ジョンの家族の話の方では、ジョンと2人の母親のエピソードもよかったけど、
姉妹である伯母ミミと実母ジュリアとの和解のシーンが感動しました。
母子だけではない、いろんな家族愛が描かれたいい作品です。
舞台となる50年代のリバプールの街並みやファッションなど映像もお洒落で、
エルヴィス・プレスリーやジェリー・リー・ルイスなど当時のアメリカンロックも満載。
ビートルズファン以外にもオススメできる映画です。

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