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バグズ・ワールド

ボクはよくTOHOシネマズを利用するのですが、7月から上映前のマナームービーが
『秘密結社 鷹の爪』から『デトロイト・メタル・シティ』に変わりましたね。
でもDMCのマナームビーは出来が悪いというか、滑ってるというか、
マナー違反している人を叱るでもなく放置するような内容なので、
DMCを知らないボクからするとストレスを感じるし、ちょっと不愉快なくらいで
マナームービーとしての体裁を成してないように感じます。
まぁ鷹の爪がかなり好きだったってのもありますが…。
でもDMCの映画は見てみたいかな。
というわけで今日は映画の感想です。

バグズ・ワールド

2008年6月28日日本公開。
世界初。特殊カメラ"ボロスコープ"がアリの世界をリアルに捉えた
映画史上初のネイチャー・ドキュメンタリー・ドラマ。

中央サバンナ奥地に巨大な要塞のような蟻塚をつくるオオキノコシロアリたち。
一匹の女王蟻を中心に完全統制された帝国を築き、無敵の防御態勢を誇る。
その無敵の要塞に肉食で獰猛なサスライアリの軍団が迫る。
そしてアリ対アリの壮絶な攻城戦が勃発するのであった…みたいな話。

昨今流行の『ディープ・ブルー』『皇帝ペンギン』『アース』等のドキュメンタリー映画なのですが、
内容が内容だけに上記の映画にあるような癒し的な側面は全くないです。
主要キャストである虫たちも『ムシキング』のようにかっこいい昆虫ではなく蟻。
しかも主人公側であるオオキノコシロアリはぶっちゃけ気色悪いです。
いわゆる蟻ってのはハチ目の昆虫で何気にスタイリッシュな風貌だが、
シロアリはゴキブリ目。どこからどうみても害虫です。
だからはじめは敵方のサスライアリの方に感情移入してしまいます。

でも最後の方は侵略や天災にもめげず献身的に女王を守るシロアリが愛しく感じ、
応援している自分がいました。
不思議なもので白く透明で気色悪いはずのシロアリの幼虫が可愛くみえました。
逆にサスライアリの爬虫類をも食い殺すその狡猾さや圧倒的兵力が憎たらしくなり、
サバンナでサスライアリの一行を発見したら女王蟻を踏み潰してやろうと思います。
他にも針アリやツムギアリなどの肉食蟻との小競り合いもあります。
同じ肉食蟻でも種類によってこんなに性格が違うものかと感心しました。

ストーリーは意外とシッカリしてて、ホントにドラマティックでいいのですが
これがドキュメンタリー映画と呼べるか微妙なほどの演出過多。
シロアリの特性をうまく利用して、任意の場所に蟻塚を作らせ、
意図的に倒木を蟻塚にぶつけて破壊したり、雨を降らせて巣を水攻めしたり、
外敵を送り込んだりしてシロアリをトコトン窮地に追いやります。
このシロアリの本当の敵は肉食蟻なんかじゃなくて撮影クルーですよ。
後半シロアリに感情移入できる頃になると、この映画の監督まで憎くなってきます。
(でも最終的には…)

中世が舞台の戦争映画を見ているようで面白い映画なのですが、やはり人を選びます。
社会性昆虫の生態に多少なりとも興味がないとかなり退屈に感じるかも。
現にボクの向こう三軒両隣のお客さんは途中で寝てました…。

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