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大奥

ボクの住んでる街は、日本有数のベッドタウンで、子育て世代が多く、
少子化なんてどこ吹く風で、小学校の教室が足りないくらい子供だらけです。
休日にショッピングモールやホームセンターに行くと、
芋の子を洗うようにチビッコで溢れかえっています。
でもよく見ると、圧倒的に女の子の方が多いような気がします。
統計的には今でも男が生まれる割合の方が高いはずなんだけど、
最近の少年たちは外で遊ばないのかな?
家でモンハンやポケモンばっかりやってんのかな?

まぁ今はどの世代も、女性の方が活発ですからね。
男は金使わないし、どの店も女性向け商品やサービスばかり充実して、
男の身としては、たまにズルいと思うことがあります。

といことで、今日は女性向け時代劇の感想です。
今年の秋映画は女性向けばかりですね。
ボクは場違い覚悟で観ますけど…。

大奥

2010年10月1日公開。
よしながふみの人気少女漫画を実写映画化した異色時代劇。

男だけを襲う謎の疫病が席巻して8割の男が死に至った江戸時代、すべての重要な仕事を女が占め、男が体を売るという男女逆転の浮世と化していた。その結果、一人の女将軍(柴咲コウ)に3,000人の美しき男たちが仕える女人禁制の男の園、大奥が生まれ、ぜいを極めていたが、そこに一人の若い侍(二宮和也)がやって来る。(シネマトゥデイより)



原作は同名の少女漫画で、現在6巻まで発行されているそうですが、
その第1巻で、第1部ともいえる「吉宗編」を実写映画化したのが本作です。
なんでも本当は第2部であり本作のプリクェル的な内容である「家光編」を
映画化したかったらしいんですが、「吉宗編」あっての「家光編」なので、
結局原作どおりに「吉宗編」から制作されることになったようです。
だからそう遠くないうちに続編が制作されるはずです。
まぁそれも本作の成績次第ですが、かなり盛況だったので大丈夫でしょう。

近年は大河ドラマも女性が主役の作品の方が視聴率がいいようで、
時代劇も女性向けに作られるものが増えてきてます。
(今年公開の映画で言えば『花のあと』とか『雷桜』とか。)
そんな女性向け時代劇の代表といえば「大奥もの」です。
近年でも何度となく連続ドラマが作られ、2006年には劇場版も公開されました。
(大河ドラマ『篤姫』も大奥ものですね。)
ボクは時代劇はちょくちょく見るけど、それは侍の生き様とかが好きだからで、
あまり女性向け時代劇には興味が湧かず、特に大奥ものは女性のドロドロの愛憎劇で、
オバサンの見る昼ドラのようなものだと思って避けてきました。
ぶっちゃけボクからすると大奥ものなんてハーレムものにしか思えないし、
そんな男尊女卑ドラマを喜んで見る女性の感性が理解できませんでした。

そんな中、本作は大奥を舞台にした作品ですが、
なんと将軍が女性で、大奥の御中臈や御女中が全員男性という逆ハーレム。
そんな無茶苦茶な設定で作品が成立するのか興味があるし、
普段女性がどんな気持ちで大奥ものドラマを見ているのかを体験できるいい機会なので、
ためしに観てみることにしました。
不思議なことに男女逆転した内容でも、女性向けであることは変わらないんですね。
ファーストデイで男女ともに1000円均一で観れる日にもかかわらず、
ほぼ満席のお客さんの9割以上は女性でした。
まさに男が激減し、女性の1/4の人口になってしまった本作の世界観のような状態です。

で、感想ですが、想像してたようなドロドロの愛憎劇ではなく、意外と爽やかな内容で、
ある意味、お家のために命を懸けるという犠牲心を描いた侍の物語で、
ボクの好きな、侍の生き様を描くような時代劇とそんなに違わないかも。
なにより、男女逆転は突拍子もないフィクションだけど、
それ以外は史実通りで、時代考証もシッカリしていて、
絶対成立するはずがないと思っていた男女逆転の設定が、
あまり違和感なく取り込むことに成功していると感じました。
とはいえ、フィクションである以上、多少矛盾は生じてしまいますが、
その説明(理屈付け)はプリクェルである「家光編」で解消されるでしょう。
今のところ完全にパラレルワールドとして描かれているように見えるけど、
ゆくゆくは正史と地続きになるように、こじつけてくると思われます。

という感じで、意外と違和感のない内容だと思ったけど、
少女漫画が原作なためか、さすがにあのBLのノリには付いていけません。
(実際は人口が減ると同性愛者は減るって聞いたけど…?)
でも、御中臈に出世した主人公・水野(二宮和也)に、
小姓の美少年たちがイロメキ立つシーンがあるんだけど、
現代の男の園・ジャニーズって、あんな感じなのかなって思いました。
(関ジャニ∞の大倉忠義もチョイ役で出演してますね。)
まぁジャニーズの場合、将軍様は女性じゃなくて○○ですが…。

主演の二宮くんはあんまりチョンマゲ似合ってないし、
役柄の割には少し背が足りなくて、ちょっとチンチクリンだと思いましたが、
徳川吉宗を演じた柴咲コウは男前でかなりよかったです。
彼女は今までいい役に恵まれなかった女優だと思いますが、
ようやく当たり役を得たと思います。
吉宗なら、続編でもちょっとだけ出番があるかもしれませんね。

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