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REC/レック

今日も映画の感想です。

REC/レック
REC.jpg

2008年6月14日日本公開。
スペインのモキュメンタリーホラー映画。

消防士を密着取材するために、通報があった建物に同行して来たレポーター一行。しかし、そこで見たものは未知の感染症に侵され、凶暴化した人々の姿だった。感染拡大を防ぐために建物は封鎖され、彼らは感染者ごと隔離されてしまう。(wikipediaより)



あまり興行的に見込みが薄いためかボクの住む地方では公開が危ぶまれた作品ですが
(というか公開初日でも全国に関東近郊の3スクリーンくらいしかなかった)
日本公開から1週間遅れでなんとか1スクリーン公開が決まりました。
普段使わない少し遠い劇場だったのですが、どうしても見たかったので行って来ました。
評判がいいのか、今はドンドン公開スクリーン数が増えてるみたいですね。

P.O.V.(Point of View)とゆう今流行の主観撮影手法つかった映画です。
『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』や『クローバー・フィールド』みたいなやつですが、
その2作とは違い主観となる撮影者がプロのカメラマンという設定なので
(本当にそのカメラマンが本人役で出演し撮っている)
この手の映画のネックである手振れが少なめで見やすいです。
どちらかというと『クローバー・フィールド』などはその場面を体感しているような
感じですが、この映画は編集前のドキュメンタリー番組を見ているような感じ。
近いところでいうと、意外と日本映画『ノロイ』とかフジテレビ『放送禁止』とか。
でもむしろ臨場感は『クローバー・フィールド』などよりもあって、
それは登場人物に襲いくる事態がより身近なものだからかもしれません。

P.O.V.の映画はあえて撮影を拙くすることにより観客に脳内補完させることが
おもしろくする演出でもあるんだけど、この映画はプロが撮影している体なので
観客が見たいと思っているところや恐怖の対象を映してくれています。
そのためストレスなくただ単純にホラー映画として恐怖映像を楽しめます。
それにこの手の映画には珍しく、事件の真相も明確にあるので推理しがいもあるし、
スッキリした気持ちで映画館を出れます。

登場人物たちは個性的かつ本当にいそうな人ばかり。
狂言回しとなる女性レポーターのアンヘラ(マニュエラ・ヴェラスコ)は、
好奇心旺盛でレポーター根性あふれるあつかましい娘だけど、
チャーミングで人間的で好感が持てます。
この映画の魅力の半分は彼女の魅力だといっても過言ではないでしょう。
世界的には有名な女優じゃないんだろうけど、
もっと彼女の出演作品を見てみたくなりました。

ボクは元来怖がりだったんですが、数年前に洒落にならないくらい怖い映像を見て以来、
箍が外れたのか、ことホラーに関しては全く動じない鉄の心臓を持っていると自負していましたが、
この映画を見て、久しぶりに座席から跳び上がりそうになるほどゾクッとしました。
単純にグロいシーンもありますが、ハリウッドのホラーのような視覚的恐怖と
ジャパニーズホラーのような精神的恐怖のいいところを合わせたような感じで
魅せ方がうまいと感じます。
バイオハザードにより閉鎖空間に隔離され、見殺しにされる絶望感も現実味があり怖いです。
スペインでは大絶叫だったらしいけど、さすがに叫んでるお客さんはいませんでした。
むしろみんな身じろぎもせず絶句といった感じです。

本当ならなにも予備知識ない状態で見ればもっともっと面白いんだろうなぁ。
でも見る映画選ぶ時点で少しも内容に触れないなんてことはないから無理な話だけど、
まだ見てない人は是非なにも知らない友達なり恋人なりを連れて行ってあげてください。
怖いのが嫌いじゃなければきっと喜んでくれると思いますよ。
とにかくかなり面白い映画なのでもっと流通されたらいいのになぁ…。

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