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君に届け

ボクでも知ってるような有名な少女漫画は恋愛ものが多くて、
少女漫画って少年漫画や青年漫画に比べてヴァリエーションが乏しいと感じるんですが、
恋愛ものに特化しているだけに、ジャンルの中でかなり多様化してますよね。
それに比べると男向けの漫画の恋愛ものはどれも似たり寄ったりで、
しかも内容がオタクの願望を満たすような、気色悪いものが多いです。
だから恋愛ものの漫画はあまり読まないんで、
たまに少女漫画読むとすごく新鮮で面白いと感じます。
とはいっても今までちゃんと読んだことある少女漫画は、
『ガラスの仮面』『のだめカンタービレ』『君に届け』だけなんですけど…。
ほとんどの漫画は人から勧められて読むんですが、
あんまり女の子の友達がいないので、少女漫画に出会う機会がありません…。
誰か紹介してくんないかな?(ふたつの意味で。)

ということで、今日は大人気少女漫画の実写映画の感想です。

君に届け

2010年9月25日公開。
累計発行部数1100万部突破の大人気コミックを実写映画化した学園青春ドラマ。

見た目が暗く周りから「貞子」と呼ばれる黒沼爽子(多部未華子)は、クラスになじめないでいた。しかし、その外見とは裏腹にけなげで純粋な彼女に、誰からも好かれるクラスの中心的存在の風早翔太(三浦春馬)はひそかに好意を抱いていた。風早の言葉を励みに、爽子は徐々にほかのクラスメートたちと打ち解けるようになっていく。(シネマトゥデイより)



原作漫画が面白いんで、実写映画化も期待はしてたんですが、
主役の黒沼爽子役を多部未華子が演じるのにはちょっと不安がありました。
多部未華子を観たのは、子役時代の『HINOKIO』以来で、
(『HINOKIO』でのインパクトは強かったけど)特に印象に残ってなかったんですが、
本作のポスターみるたびに、「爽子にしては可愛すぎる…」と思ってました。
まぁ原作の爽子も美人ではあるんですが、Jホラーの女幽霊みたいな外見で、
"貞子"と周囲の人から怖れられて、避けられるような女の子という設定です。
(女性版『エンジェル伝説』って感じですね。)
それからすると多部未華子は雰囲気が怖い(暗い)というよりも大人しいといった感じ。
配役するなら栗山千明タイプの女優で、例えば『ヤマトナデシコ七変化』の大政絢とか、
性格のキツそうに見える美人じゃないと爽子は務まらないんじゃないか…、と。
でも実際に観てみたら、やっぱり爽子のイメージとはちょっと違うけど、
これはこれでありかなと思いました。
声はけっこうイメージに近かったし、最近のJホラーの女幽霊は可愛い系も多いし…。
それにしても『リング』ってもう10年以上前の映画なのに、
今の若い子たちでも貞子のことを知ってるんだから偉大な映画ですよね。

キャラ重視の漫画なんで、爽子の配役も難しいけど、それ以上に難しいのが風早です。
現実ではまずありえないほどの、まっすぐで爽やかなイケメンで、
なのに全く嫌味がない、メルヘンの世界の王子様のような好青年です。
イケメン俳優と呼ばれる若手俳優はたくさんいるけど、
風早を違和感なくできる人はそうはいません。
そんな中、風早に三浦春馬をキャスティングしたのは大正解だと思いました。
いくら考えても、彼以上のキャスティングは思いつかないくらいに風早でした。
爽やかすぎてキラキラしてます。

おそらく後半は風早目線の物語にシフトするように構成してあって、
原作では聖人君子のような風早が、少し人間的になっていて、
より親しみのある魅力的なキャラに仕上がっていると感じます。
ただ時間の都合か、体育祭以降の物語が駆け足になっていて、
いいエピソード満載で盛り上がるはずのクリスマスや大晦日(誕生日)が端折られすぎ。
特に、ボクの一番好きなエピソードである、父親のプレゼントの件だけは、
できれば残しておいてほしかったです。

心の機微を丁寧に描くことが重要な作品なんだから、
原作何巻分もの長い物語を、無理して告白までもってかなくても、
恋のライバル・胡桃(桐谷美玲)との決着までで一度終わっておいて、
「続きは後篇で」って形でもよかったんじゃないかな?
ボクは原作は途中までしか読んでないけど、まだ連載中なんですよね?
こんなきれいに終わらせちゃって、続編が作れないのは勿体ないんじゃないかな?
原作では付き合うところまでいってるのかどうかも知らないんですが、
なんかこの作品に関しては、爽子と風早に付き合ってほしくないというか、
ずっとプラトニックなままで終わってほしいと思います。

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