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奇跡のシンフォニー

今日は映画の感想。

奇跡のシンフォニー

2008年6月21日日本公開。
主演は天才子役で御馴染みフレディ・ハイモア。

顔も名前も知らない両親と自分は、心に聞こえてくる音を通じてつながっている。そう固く信じ、施設で過ごす孤独な日々を耐えている11歳のエヴァン。ある晩、電線を伝う不思議な音に導かれるように、施設を抜け出してマンハッタンへやって来た彼は、ストリート・ミュージシャンのグループと生活を共にしながら、両親探しの第一歩を歩み出す。“僕が奏でるギターの音は、この世界のどこかにいる両親の耳にきっと届く”─その思いを胸に、街角で無心に演奏するエヴァン。果たしてエヴァンは、彼ら両親に会い、愛を伝えるという夢をかなえることができるのだろうか?(公式HPより)

泣くつもり満々で見に行ったのですが、特に感動する映画でもないです。
感覚的にはハリーポッター等のイギリス産ファンタジーといった感じ。
主演フレディ・ハイモアがファンタジー映画に出演する事が多いため、
彼の顔を見るとそのように感じるのもあるけど、
あまりにもご都合主義な物語のため全くリアリティを感じないからだと思います。
これこそ「奇跡」といわれてしまえばそれまでですが…。

主人公エヴァン(フレディ・ハイモア)はナチュラルボーン天才音楽家で、
生まれてこの方、音楽とは無縁の施設ですごしてきたにもかかわらず、
さわったこともないギターやパイプオルガンを初見で弾いたり、
楽譜を見たこともなかったのに音階を教わるだけで作曲したりできます。
ですが彼が音楽の天才として生まれたという根拠は両親が音楽家だったということだけ。
それも方や駆け出しのチェリスト、方や売れないバンドのギター兼ヴォーカル。
この平凡な2人のこどもが生まれながらに天才というのは遺伝子的にも納得できない。
せめて生い立ちになにか音楽とかかわるものがあれば説得力が増すのに…。

エヴァンは浮世離れしたところがあり、何を考えているのかわからず、
時としてありえない行動に出るので、イマイチ感情移入しにくい。
劇中でストリートチルドレンの胴元から「精神病院からつれてきたのか?」みたいな
ことをいわれるが、的を得た発言だなと思えるほどの不安定さ。
にもかかわらずエヴァン役の天才子役は「ボクって演技うまいでしょ?」といわんばかりの
上手なのだろうがこどもらしくない不自然な演技でイラッときます。

物語として天才エヴァンが周りに認められていくサクセスストーリーでもあるが、
成り上がり方がちょっと中途半端で爽快感がないです。
親子3人が最後の最後まですれちがい続けるので終始ヤキモキさせられますが、
そのわりにはラストの再会が淡白すぎて損した気分になります。
こうゆう音楽映画は大団円の演奏で全ての伏線が回収されることにより
なんともいえない高揚感があるものなのですが、とにかく淡白。
最後は親子共演くらいのサービスしてほしかったな…。
ただ途中の音楽的なシーンは思わず見入ってしまうところもありました。

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