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ジェニファーズ・ボディ

問題発言やら『トランスフォーマー』シリーズからの降板など、
お騒がせ女優のミーガン・フォックスですが、
彼女が主演する『ジェニファーズ・ボディ』が、
アンジェリーナ・ジョリー主演の『ソルト』公開の1日前の本日公開になりました。
ミーガン・フォックスは"アンジーJr."や"アンジー2号"などと呼ばれてますが、
同じ週に主演作公開で、本家アンジーと直接対決という形になりました。
もちろん公開規模は勝負にならないほど『ソルト』の方が大きいですけどね。

直接対決といえば、その『ソルト』は『劇場版 NARUTO-ナルト-』と
同日公開になるので、"○ルト対決"が実現です。
これはちょっと無理があるというか、強引なマッチメイクですが、
去年の『劇場版 NARUTO-ナルト-』も『ボルト』と同日公開だったので、
2年連続"○ルト対決"が実現したことになります。
別に狙ったわけじゃないだろうけど、ちょっとした因縁ですね。

ということで、今日はアンジーJr.の主演作の感想です。

ジェニファーズ・ボディ

2010年7月30日日本公開。
ミーガン・フォックス主演のサスペンス・ホラー。

学園一美しいジェニファー(ミーガン・フォックス)と内気なニーディ(アマンダ・セイフライド)は、幼なじみで同じ学校に通う親友同士。しかし、ある事件をきっかけにジェニファーは急激に美しさを増し、学園中の男をとりこにしていく。一方、町では凄惨(せいさん)な殺人事件が続発しており……。(シネマトゥデイより)



本作はセックスシンボルと呼ばれるミーガン・フォックスの
セクシーさを売りにしたエロティック・ホラーだと思うんですが、
ミーガン・フォックスのエロさも、ホラーとしての怖さもかなり中途半端な感じです。

悪魔に取りつかれたチアガール、ジェニファー(ミーガン・フォックス)は、
同級生をたぶらかし、人気のないところへ誘い込んで、文字通り食べてしまいます。
本作ではジェニファーがホラー映画で言うところのサイコキラーに当たるんだけど、
口が裂けたり、怪物的な姿にもなれるんだけど、ホントに一瞬だけで、
ほとんど綺麗なミーガン・フォックスの姿のままなので、全然不気味さを感じません。
彼女は容姿が売りなんで、本人のNGか、制作側が気を使ったのかわからないけど、
あまりエグい姿は撮れないんでしょうね。
洋邦問わずホラー映画全般に言えることだけど、
有名人に幽霊役やモンスター役をやらせると怖さが失われます。
怖くない原因はそれだけじゃなくて、ホラーシーンの演出面でもダメダメです。
体裁はなんとなく『13日の金曜日』や『エルム街の悪夢』風ですが、
緩急の付け方とか、観客にショックを与えるタイミングとか、完全に外してます。
これは監督やスタッフが、ホラー映画畑の人じゃないから慣れてないんだと思います。
唯一、美術スタッフがゾンビ映画の人らしいので、
画的にはなんとなくホラー映画っぽい雰囲気を醸していますが…。

セクシーシーンもとにかく中途半端。
ハリウッドのホラー映画なんて、ほとんどエロがセットなわけだけど、
そんな巷のホラー映画よりも、セクシーさを売りにした本作の方がエロくないです。
まぁ普通のホラー映画ではセクシー担当は、ほぼ無名女優が務めることになりますが、
本作は人気女優ミーガン・フォックスですからね。
セックスシンボルとはいえヌードはNGのようで、まともな濡れ場もありません。
ヌードや濡れ場がなくても、展開でいくらでもエロくはできると思いますが、
監督も脚本も女性なためか、あまり卑猥な展開にはならず、どこか品が残ってます。
ジェニファーの親友ニーディ(アマンダ・セイフライド)のロストバージンなんて、
妙に神聖に描かれてるというか、少女漫画風だなと感じました。
別にボクはポルノのつもりで観に行ったわけじゃないからそれでもいいけど、
少しくらい"ミーガン、体張ってるな"と思えるシーンがあってもいいと思うなぁ…。

エロとしてもホラーとしても薄くて印象に残りにくい作品でしたが、
ところどころ意図のわからない妙な演出があり、ちょっと面白いです。
何の脈絡もなく太ったオバサンを蹴り飛ばすニーディ。
何の必要があるのか、無駄に義手という設定の教師。
ラグビー場で脇役のラガーマンにズームアップする意味不明なカメラワーク。
そのラガーマンがジェニファーに襲われる時に、なぜか周りに集まる森の仲間たち。
などなど、まったく必要のない演出がテンコ盛りです。
もしかしたらホラーではなくコメディなのかもしれません。
まぁシュールすぎて全然笑えませんけどね。

本作は『JUNO/ジュノ』の脚本家ディアブロ・コーディが脚本を手掛けていますが、
アカデミー脚本賞を受賞した脚本家の作品とは思えない超凡作でした。
でもちょっとテコ入れすれば、もうちょっとマシになりそうな気もします。
こんな普通のモンスター映画にしてしまわないで、
例えば図らずもモンスターになっていまったジェニファーが、
食欲と友情の狭間で葛藤するストーリーにするとか…。
あぁそれだと『トワイライト』のパクリみたいになっちゃうか…。
『JUNO/ジュノ』のオスカーはマグレだったのかな?

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