ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

プレデターズ

先週末の興行成績ですが、『トイ・ストーリー3』が65万人も動員したとかで、
これは日本でのアニメ洋画史上最高の成績だったんだとか…。
現に素晴らしい作品だったので、その成績にも納得です。
むしろ驚いたのは『劇場版ポケットモンスター』の最新作も、
60万人以上動員していたということです。
大ヒットしているはずの『踊る大走査線3』上回る動員数です。
先週末のランキングは『トイ・ストーリー3』が首位を奪取できるか、
『踊る3』が首位をキープできるかが見物だと思ってたけど、思わぬ伏兵でした。
ボクが全然興味ないだけに、毎年『ポケモン』の人気には驚かされます。
今週末は『借りぐらしのアリエッティ』も始まるし、ますます激戦ですね。
てか、こんな話題作乱発で東宝系のシネコンはスクリーン数足りてるのかな?
先月公開されたばかりの作品もどんどん公開終了しちゃってるし…。

ということで、今日は『踊る3』に次いで先週末4位だった映画の感想です。
上位作品の劇場が満員で、諦めてコレを観ることにした人も多いらしいです。

プレデターズ

2010年7月10日日本公開。
1987年の『プレデター』をロバート・ロドリゲス制作でリメイクしたSFアクション。

ある惑星にやって来た傭兵(ようへい)のロイス(エイドリアン・ブロディ)。ロイスをはじめとする囚人や軍人、工作員などから成る集団は、地球外生命体に選ばれた戦闘のエリートたちだった。しかし、実は自分たちが新種のプレデターに狩りの獲物として呼ばれたこと知り……。(シネマトゥデイより)



本作はサバイバル・アクションの名作『プレデター』のリメイクです。
ボクは『プレデター』がリメイクされると聞いた時、ちょっとショックでした。
なぜなら『プレデター』シリーズは、リメイクが必要なほど古いシリーズではなく、
『エイリアンVSプレデター』(AVP)シリーズとして、進行中だったからです。
前作の『AVP2 エイリアンズVSプレデター』のラストも、続編を匂わすものだったし、
しかもそのラストでは、プレデターのプラズマキャノンを、
日系企業ユタニの女社長が手に入れるという内容だったので、
続編では日本絡みのストーリーになるかもしれないと期待したし…。
なので同様に来年にもリメイク(というかプリクェル制作)が決まっている
新『エイリアン』2部作もちょっとショックでした。
まぁユタニは『エイリアン』と関係が深い企業らしいので、
AVPシリーズとなんらかの関係性を残してくれるかもしれません。

本作のことを便宜上"リメイク"と呼んでますが、
実際は80年代に公開されたシリーズ第一作目の続編です。
劇中では第一作目のシュワちゃん演じるアラン少佐の話も出てきます。
第2作目では街中、AVPシリーズでは遺跡や宇宙船で戦ったプレデターだけど、
やっぱりプレデターはジャングルで戦うのが一番似合ってますね。
プレデターの最大の特徴も迷彩服の超ハイテク版である光学迷彩だし、
もともとのコンセプトも密林戦が得意な特殊部隊って感じだと思います。
たぶん本作も、元のプレデターの設定でもう一度やりなおしたい、
と思ったから作ったんじゃないかな?

でも、ただジャングルで戦うというだけでは第一作目と同じです。
それだとオリジナルと比較されてボロカスに叩かれるのは目に見えてますが、
本作は本作特有の設定として、どこか地球以外の惑星のジャングルが舞台ということで
オリジナルとは全く違ったストーリー、描き方なので、
オリジナルの印象とは全く別の、新鮮な印象で観ることが出来ます。

本作で地球から拉致られて、プレデターの狩りの対象となるのは、
プロの傭兵、特殊部隊の隊員、スナイパー、死刑囚、マフィア、ヤクザなど、
いずれも超一流の殺しの達人たちばかり。
第一作目の狩りの対象たちと比べると、本作の方が精鋭揃いだけど、
それでも前作には圧倒的な不死身のヒーロー、シュワちゃんがいましたからね。
本作の全員を合わせても、シュワちゃんのインパクトには敵いません。
でもそれにより、過去のシリーズに比べて、一番プレデター自体を
フィーチャーすることに成功しているような気がします。
第一作目なんかは、プレデターの映画というよりもシュワちゃんの映画だったし…。
本作の主人公ロイス(エイドリアン・ブロディ)はあまり強そうじゃないし、
性格もヒーロー的じゃないんで、印象は弱いですよね。
人間の中ではヤクザのハンゾー(ルイ・オザワ)が一番輝いてました。
特に日本刀でのプレデターとの一騎打ちは燃えましたね。

タイトルが複数形なことでもわかるようにプレデターも複数登場します。
単純に数が多いだけではなく、各々個性的なのが新鮮です。
装備の装飾からして個性が光ってるんだけど、
狩られる側の人間がそれぞれ違った特技を持ったエキスパートであるのと同様、
猟犬を使う"ドッグ・ハンドラー"、鷹匠の"ファルコナー"など、
得意な戦い方、狩り方があるようです。
またシュワちゃんと戦ったのと同タイプの旧型プレデターも登場。
そしてその旧型プレデターをアッサリ殺してしまう巨漢のスーパー・プレデター
"ミスター・ブラック"も登場し、個性豊かなプレデターたちを堪能できます。
ただ種族的な習性として、プレデターが襲わないタイプの人間を知っているので、
だれが最後まで生き残りそうか予想できるんですよね。
そういう意味では、目的も性格もわからなかった所期のシリーズの方が、
プレデターの不気味さ、怖さはあったかもしれませんね。
戦略は増えたけど、ちょっと弱くなってるような気もするし…。

第一作目と同様、プレデターは人間たちの前になかなか姿を現しません。
でも観客は人間たちがなぜジャングルに連れてこられたのかとか、
一体何から狙われているのかとか知ってるわけで、
せっかくのミステリー要素よりも「プレデターはまだかな?」って感じになります。
なんというか、ここまで新しい脚本にするなら、別に敵がプレデターじゃなくても、
見たことのない未知のエイリアンから逃げるサバイバルにした方が、
変な先入観や知識がないだけドキドキできるかもしれないですね。
まぁ"プレデター"の看板があるからこそ、みんな観に行くんだろうけど…。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/321-51157256
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad