ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

アイアンマン2

今日から2010年の一大イベント、サッカーW杯南ア大会が開催しますが、
ボクにとっての今日の最大のイベントは『アイアンマン2』の日本公開です。
なにしろ三度の飯よりアメコミ映画が大好きなので。
当然本日即行観に行ったので、今日はそれについて書きたいのですが、
もう書きたいことがありすぎて、時間もサマリーも足りません。
それに是非作品を観てもらって、大ヒットさせてほしいので、
いつも以上にネタバレしないように書きます。
というか、ほとんど『アイアンマン2』の内容については書きません。
マーベルを中心とするアメコミ映画の展望について書きます。

ということで、今日はアメコミ映画の期待と不安についてです。

アイアンマン2

2010年6月11日日本公開。
アメコミを実写映像化し、大ヒットした『アイアンマン』の続編。

パワード・スーツ受け渡しの国家命令を拒否した科学者兼経営者のトニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)。ある日、トニーの前にウィップラッシュ(ミッキー・ローク)なるアイアンマンと互角のパワーを持つ敵が現れたことから、トニーは再びパワード・スーツに身を包みアイアンマンとして立ち上がる。(シネマトゥデイより)



前作『アイアンマン』はもちろん大ヒットしたんだけど、
その少し前に史上最大にヒットしたアメコミ映画『ダークナイト』や、
ウィル・スミス主演のアメコミ・パロディ『ハンコック』が公開されたため、
特に日本では、ちょっと陰が薄くなってしまった感は否めません。
(一番煽りを食ったのは『インクレディブル・ハルク』でしたが…。)
特に『ダークナイト』はアメコミ映画のターニング・ポイントとして、
今後も語り継がれるであろう最重要作品ですが、
実は『アイアンマン』もそれに匹敵する重要な作品だとボクは考えます。

『ダークナイト』は新生バットマンシリーズの『バットマン ビギンズ』の続編で、
そのシリーズの特徴として、今までの明るく楽しいアメコミ映画とは違い、
シリアスでダークなリアル路線のヒーローを描いた作品でした。
サム・ライミ監督の『スパイダーマン』シリーズで、等身大なヒーローが描かれ、
アメコミ映画が大人気になって乱発されるようになりました。
それにより、一昨年辺りは王道のアメコミ映画は飽きられつつあったのですが、
そんな中、新生バットマンのダークでシリアスな展開は話題になって、
『ダークナイト』は当時、全米映画史上歴代2位(現在3位)の成績を収めます。
そうなるともうハリウッドは単純ですから、『ウォッチメン』など、
二匹目の土壌を狙ってリアル路線のアメコミ映画が増えるわけです。
実際にまだ新しいシリーズだけど、ぼちぼちの成績だったアメコミ映画
『ファンタスティック・フォー』や『デアデビル』も
早々にリアル路線でリローンチされることが決定されてしまいました。
そんなわけで、完全に潮流はリアル路線に向かっていたわけですが、
そこに待ったを掛けたのが『アベンジャーズ』シリーズであり、
その出発点が『アイアンマン』です。

『アイアンマン』『アイアンマン2』のジョン・ファブロー監督曰く、
「リアル路線はクリストファー・ノーラン(新生バットマンの監督)に任せておいて、
我々は我々の路線を行く」とのこと。
我々の路線とは、等身大のヒーローをお気楽に描くアメコミ映画の王道路線でしょう。
そこにアメコミならではのクロスオーバーやスピンオフという展開を加え、
よりエンタテインメント性の強い作品にすることでしょうね。
その先駆けが『アイアンマン』であり『インクレディブル・ハルク』だったんだけど、
去年の『ウルヴァリン:X-MEN ZERO』もその路線でヒットすることができました。
もちろん、リアル路線も平行して存在することが大事で、
その2路線の間で切磋琢磨することでアメコミ映画はより面白くなるはずです。
そういえば『スーパーマン リターンズ』の続編(リメイク?)も
クリストファー・ノーランが監督することになったとか…?
大まかに見れば、マーベルとDCで二極化することになるのかな?

で、そのマーベルの一大クロスオーバー『アベンジャーズ』シリーズだけど、
『アイアンマン』→『インクレディブル・ハルク』ときて、本作が3作目。
今後は来年の『ソー』→『ザ・ファースト・アベンジャー:キャプテン・アメリカ』、
そして再来年のメーンイベント『アベンジャーズ』へと続きます。
更にその後は、『ニック・フューリー』(または『S.H.I.E.L.D.』?)に続くとか?
ディズニー(ピクサー?)の『アントマン』がスピンオフなんじゃないかとも…?
もちろん本作の続編『アイアンマン3』だって間違いなく作られますし、
ソーやキャップ単独の続編だって来年の成績次第では作られるでしょう。
とにかくファン垂涎の展開なわけですが、世間的にはあまり盛り上がってないかも…?
本作だって、今までのシリーズのことを知ってたら、エンドロール終わってから、
シリーズの繋がりを示すサービスシーンがあることはわかっているはずなのに、
お客さんの半分近くはエンドロールになるとすぐに退席しちゃいました…。
わざわざ公開日に観に来たお客さんなのに、まさかの光景ですよ。
『アイアンマン』には興味があっても『アベンジャーズ』はどうでもいいのか…。
全員引き止めたかったくらいショックでしたね。
知らないだけかもだけど、これから観る人は気をつけてください。

さて、そろそろ本作の感想に入ります。
ボクがどの程度、本作に期待していたかは筆舌に尽くせませんが、
前作ラストのアイアンマンことトニー(ロバート・ダウニー・Jr)の演説から始まり、
本作のメイン・ヴィラン、ウィップラッシュことイワン(ミッキー・ローク)が登場、
そして大観衆が見守るEXPOのステージに、アイアンマンがド派手に光臨です。
もうすでに大興奮のオープニングで、期待を裏切らない最高の幕開けです。
が、実際そこから序盤のウィップラッシュとの初対面までが最高潮で、後は横ばい…。
前作での予告(?)通り、ウォーマシン(ドン・チードル)が登場したり、
ニック・フューリー(サミュエル・L・ジャクソン)の出番が増えてたり、
新キャラのブラックウィドウ(スカーレット・ヨハンソン)が登場したりで、
アメコミファンとしては高揚することはするんですが、
ストーリー展開としては、ハラハラドキドキで前作の方が面白かった…かな?
なんというか、ウィップラッシュはヴィランとして存在感充分ですが、
あまりアイアンマンとバトルするシーンがないというか、タイマン張らないというか、
今回はアイアンマンの仲間が多すぎるんじゃない?
ヴィランがウィップラッシュでは、ちょっとバランス悪いかも…。
まぁサム・ロックウェル演じるジャスティン・ハマーという小悪党はいたけど…。
そういえばサム・ロックウェルはもともと『アイアンマン』の主演候補だったとか。
地味すぎて「待った」が掛かったようですが、だからこそ今回の役はピッタリです。

とはいえ、本作の他のアメコミ映画との最大の違いである
ハイテクなガジェットは健在で、特にアイアンマン・マークⅤの装着シーンは斬新。
装着後の形状も歴代(マークⅥまで)のスーツの中で最高なんじゃない?
携帯用ののため、他より性能が劣るようで、ちょっとしか出番ないけど…。
元マークⅡだったウォーマシンもいいよね。
軍によってアメリカンなカラーリングに変更されてて、無骨でカッコイイです。
武器も実弾兵器が中心で、バトルは実弾ならではの爽快感があります。
ウォーマシンになるのはトニーの親友ローディですが、
彼を演じるのは前作テレンス・ハワードからドン・チードルに変更になりました。
どちらがいいってこともないけど、ずいぶん印象変わりましたよね…。

何があったか知らないけど、こんな交代劇が一番怖いです。
特に『アベンジャーズ』みたいな長期シリーズは…ね。
だからあまりギャラが跳ね上がりそうな人気者とか忙しい俳優は登用しないでほしい。
例えばブラックウィドウ演じるのは大人気女優のスカーレット・ヨハンソンだけど、
彼女はアメコミ映画に興味がないというか、むしろ嫌ってたくらいなんで、
彼女がこの仕事請けたのなんて、ある意味奇跡ですからね。
ブラックウィドウはアベンジャーズでも重要な役だけど、
次も出てくれるとは限りませんよ。
今回はゲスト扱いとなるウィップラッシュ役のミッキー・ロークにしても、
本人はアメコミ映画に出るなんて思わなかったけど、
似たような経歴のロバート・ダウニー・Jrの作品だから出たんだとか…。
(そのわりに『シン・シティ』に出てたんだけど…。)
つまりアメコミ映画は、キャリアとしてまだ軽く見られがちなわけですよ。
ゲストや脇役だけじゃなく、主演クラスでも全く安寧はできず、
『インクレディブル・ハルク』の主演の人気俳優エドワード・ノートンだって、
『アベンジャーズ』に出てくれるかどうか、かなり疑わしいし…。
だからアメコミ映画のシリーズは間髪いれず次を製作してくれないと怖いです。

長々と書きましたが、ついでにマーベルのアメコミ映画の今後の予定でも書きます。
予定は未定だし、裏が取れない噂レベルのものも多いんで、
「公開されたら嬉しいな」くらいの気持ちで…。

アベンジャーズシリーズ
『ソー』…2011年5月公開。クリス・ヘムズワース主演。
『キャプテン・アメリカ』…2011年7月3D公開。クリス・エヴァンス主演。
『アベンジャーズ』…2012年公開。
『S.H.I.E.L.D.』or『ニック・フューリー』…サミュエル・L・ジャクソン主演?

X-MENシリーズ
『X-MEN FIRST CLASS』…2011年7月公開。『X-MEN4』扱いらしい。
『デッドプール』…ライアン・レイノルズ主演。
『ウルヴァリン2』…日本が舞台かも。
『マグニートー』…X-MEN FIRST CLASS』に吸収された?
『ガンビット』…ファンの妄想だろうなぁ。
『THE NEW MUTANTS』…楽屋話レベルかな。

その他
『アントマン』…ディズニー初のマーベル作品。
『スパイダーマン』…2012年公開予定。リローンチ。
『デアデビル』…ダーク路線でリローンチ。
『ファンタスティック・フォー』…本格SFにリローンチ。
『ゴーストライダー2』…主演のニコラス・ケイジの続投は微妙か?
『ヴェノム』…『スパイダーマン』リローンチにより立ち消え?
『Dr.ストレンジ』『ブラックパンサー』『アイアンフィスト』他…期待薄。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/305-b72bcbcc
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad