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ミスト

最近はひとりで映画館に行くという荒業を身につけてしまったので、
暇があればすぐに映画を見に行ってしまいます。
てことで、今日も映画の感想です。

ミスト

2008年5月10日日本公開。
スティーブン・キングのホラー小説を映画化。
監督は『グリーンマイル』のフランク・ダラボン。

「霧の中には"何"が待っていたのか──映画史上かつてない、震撼のラスト15分」

全くネタバレなしだと何も書けないので軽くネタバレ気味で書くけど、
今作の一番の売りである原作とは違うラストの部分には一切触れません。
それでもいつか見る予定があるなら、どんな些細な感想も聞かないでいる方が
間違いなく楽しめるタイプの映画だと思います。
誤ってオチなんか知ってしまったら、もう見に行かない方がマシかも。

のどかな田舎町が深い霧が飲み込まれ、身動きが取れずにスーパーマーケットに取り残された人々。
時が経つとともに霧の中に得体の知れない"何か"がいることがわかりはじめた。
生き残るためには店内にいる人々の団結が必要だ。しかし…。

得体の知れない"何か"に意味もわからず襲われるってことで、
始めのうちは先月公開された『クローバーフィールド』に似てると感じましたが、
得体の知れない"何か"に襲われる恐怖を描いた映画というよりは、
極限状態に追い込まれた人々の集団心理の怖さを描いた映画です。

ムラ社会の田舎町で店内に残された人々はほとんど顔見知りで、
日頃の人間関係を背景にしながら、霧の恐怖に直面し理性的に行動できない人々。
主人公とその賛同者は現実的で超常現象を信じないよそ者の弁護士や、
宗教で人々を扇動しようとする狂信的な変わり者のオバサンなどと対峙することに…。
得体の知れない"何か"との戦いというよりは人間同士のイザコザがメインです。
一応ホラー映画という括りになるんだろうけど、実際にはサスペンス映画のようです。
R-15だけあって、エグい描写もありますが。

こんな先の読めないドキドキする映画は久しぶりでした。
物語はもちろん主人公を中心に進むわけですが、どう転んでも絶望的な状況では
主人公の選択すら正しいとは言い切れないところがミソ。
主人公と対峙する事になる弁護士や狂信オバサンにも理があるし、
ボクもあの状況では狂信オバサンに扇動されて宗教に縋るんじゃないかと思う。
そんな中でも常に理性的に行動する副店長(トビー・ジョーンズ)はかっこよかったね。

ただ肝心の得体の知れない"何か"の正体がなんか微妙だったかも…。
クモやカマキリなど虫型で、よくあるタイプのクリーチャーなのも安直と思ったけど、
軍の実験失敗で異次元からやってきた生物というトンデモ設定に拍子抜け。
まだ宇宙生物だとか、昆虫の突然変異って設定の方が納得しやすかったかも。
それによくあるクリーチャー系パニック映画に比べても、この虫型怪物は弱すぎて、
それ自体の恐怖ってのがあんまり感じられません。
そこがメインじゃないから別にいいんだろうけど…。

あ~、これ以上書けない…。

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