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ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲

4月中旬頃からGW商戦の映画が公開されまくって、
ボクも連日のように映画館に行ったり、ブログ更新したり慌しかったですが、
5月1日でGW映画も出揃って、ようやく落ち着きました。
ボクは洋画を観る割合の方が多いんですが、この期間を振り返ってみると、
例年よりも邦画の方が多かった気がします。
洋画は『アリス・イン・ワンダーランド』とぶつかるのを避けたのかな?
ブログでは文句ばっかり書いてた気がするけど、去年より佳作揃いだったかも。
洋画では『タイタンの戦い』、邦画では『名探偵コナン 天空の難破船』が特によかったです。
5~6月には『アイアンマン2』くらいしか超期待作はないけど、
7月以降のサマーシーズンは今からかなり良さげな感じがします。

ということで、今年最後に観たGW映画の感想です。

ゼブラーマン ゼブラシティの逆襲

2010年5月1日公開。
主演・哀川翔、監督・三池崇史、脚本・宮藤官九郎による『ゼブラーマン』の続編。

教師の市川新市(哀川翔)が目覚めると、東京の街はゼブラシティなる都市に変ぼうしていた。警官に発砲され意識を失った新市が再び目を覚ますと、ゼブラシティの犠牲者たちが集まるコミューンにいた。そこで15年分の記憶を失い、かつて自分が地球を救ったゼブラーマンだったことを知った新市はリハビリを開始するが……。(シネマトゥデイより)



2004年に公開された前作『ゼブラーマン』は、哀川翔の主演作100本目という
メモリアルで制作されたお祭り企画でした。
内容も『仮面ライダー』のシュールなパロディを、Vシネのチープさを残しながら、
無駄に豪華な俳優を使って制作するというお遊び感の強いものでした。
当時観たときは、後半急にSFになっちゃうし、ストーリーも難解で、
『仮面ライダー』のフォーマットを崩しすぎているために、
パロディとして「全然なっちゃいねぇ」と思ったものですが、
時が経って、先日テレビ放映されているのを見てみると、意外と面白い作品でした。
思えば、今の『仮面ライダー』シリーズだって、やたら難解になってるみたいだし、
後発の映画『仮面ライダー THE FIRST』や『仮面ライダー THE NEXT』などは、
パロディの『ゼブラーマン』に近い世界観になってました。
前作『ゼブラーマン』は時代を先取りしすぎてたのかもしれません。
ハリウッドでも『キック・アス』などヒーローもののパロディが増えてるし、
やっと時代が追いついた感じですね。

で、時代を先んじていた『ゼブラーマン』の新作が今年公開されたわけですが、
今回は『仮面ライダー』のパロディでもなければ、SFでもなく、
仲里依紗のプロモーションビデオです。
前作は"Vシネの帝王"と呼ばれVシネでしかほとんど見られなかった哀川翔が、
メモリアルでVシネではなく劇場映画で主演をするということが貴重でしたが、
哀川翔も今ではお茶の間タレントで、もう彼が映画に出演することも珍しくないです。
実写版『ヤッターマン』の予想外なヒットに気をよくした三池崇史監督が、
二匹目のドジョウを狙って撮った作品だと思います。
『ヤッターマン』では敵役の深田恭子にセクシーな衣装を着せたのが好評だったので、
本作でも仲里依紗をセクシー衣装を着た悪役に仕立て上げ、
哀川翔よりも彼女にフィーチャーして、それを売りにしてます。

なので本作は仲里依紗演じるゼブラクイーンのセクシーショットや、
彼女の狂気まじりの怪演など、彼女以外に観るべきところはありません。
たしかに仲里依紗は容姿もいいし、声もいいし、演技も上手いんだと思います。
本作では歌はダンスも披露していて、それが本作の一番の魅せ場になっています。
彼女が魅力的な女優なのはよくわかりましたが、やはりインパクトとしては
『ヤッターマン』の深田恭子の方がありましたね。
それはタレントとしての格からくるギャップみたいなもんで、
キャリアもある清純派女優の深田恭子がエロい格好するからインパクトがあるんで、
水着グラビア出ててもおかしくないような、まだ新人同然の仲里依紗では、
ギャップも全然ないし、インパクトもありません。
そういう意味では前作の鈴木京香演じるゼブラナースの方が衝撃的でした。
まぁ仲里依紗ならどんどん大物女優になっていくだろうし、
そのうち本作が衝撃的なお宝映像になるかもしれませんが…。

仲里依紗を堪能する映画なので、ストーリーは重要ではないけど、
脚本は前作に引き続きクドカンが担当しています。
ボクはクドカンの脚本作品はけっこう好きですが、
クドカンは上映時間が1時間を越えるとガタガタになる印象があります。
本作もご多分に漏れずなのですが、特に後半シリアスな展開になりだすと、
クドカン独特の喜劇センスが邪魔に感じることが多かったです。
感動的なシーンだったり、盛り上がるシーンで、
全く必要ないボケをかまし、見事にスベってくれます。
喜劇作家だから真面目なシーンにはチャチャいれたくなるのかな?
あと構成として、もっと"ゼブラタイム"は活かした方がいいです。
"ゼブラタイム"は5分だけ公的権力によるどんな犯罪も許される時間で、
なかなか面白い設定だと思うけど、"ゼブラタイム"関係なく殺し合いしてるし、
あれでは仲里依紗のライブシーンの切欠にしかなってません。勿体無いです。

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