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劇場版銀魂 新訳紅桜篇

少年ジャンプ系アニメの劇場版といえば、去年末に尋常じゃない大ヒットした
『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』が記憶に新しいですが、
今年は『銀魂』の劇場版が制作されると聞いた時、
少年ジャンプの映画化枠の関係で、『NARUTO』の劇場版は今年はないのかな?
なんて思ったんですが、先月くらいに『NARUTO』最新作も発表されました。
ということは、『BLEACH』が今年は制作されないのかな?
まぁ『銀魂』は配給がワーナーなんで、枠なんて関係ないのかもしれないけど。

そういえばワーナーは『BLEACH』のハリウッド映画化を画策しているそうですね。
ジャンプ系漫画のハリウッド映画化といえば、去年日本列島を震撼させた
20世紀フォックスの『DRAGONBALL EVOLUTION』がありました。
ハリウッドは日本の漫画なんてシッカリ理解するつもりがないのはよくわかったし、
『BLEACH』に白羽の矢が立ったのも日本刀を振り回したいからだろうし、
きっとまたお手軽学園アドベンチャーになるんだろうなぁ…。
それでも『BLEACH』程度なら、誰も文句はいわないだろうけど。

ということで、『銀魂』の劇場版の感想です。

劇場版銀魂 新訳紅桜篇
銀魂

2010年4月24日公開。
週間少年ジャンプ系テレビアニメ『銀魂』の劇場版第一弾。

宇宙人・天人(あまんと)の圧力により開国した江戸の街でくすぶっていた新八は、昔気質の侍魂を持つ一風変わった男、銀時と出会う。新八は早速銀時の営む万事屋で働き始め、彼らはあちこちから持ち込まれるやっかいごとに首を突っ込むことになる。ある日、彼らのもとに妖刀“紅桜”に関する依頼が舞い込み……。(シネマトゥデイより)



ボクは『銀魂』のテレビアニメを見ていたわけでもないし、
毎週ジャンプを読んだり、単行本を買ってるわけでもありません。
なので『銀魂』についてはほとんど知らないんですが、
たまに友達んチや食堂にあるジャンプで読めることがあって、
なかなか風刺の効いた、面白いギャグ漫画だと思ってました。
…が、本作は結構シリアスなストーリーもの。
"友情・努力・勝利"が満載のジャンプらしいバトルアニメです。
正直、期待していたものと違って残念だったけど、
これはボクの認識不足が招いたことなので仕方ないです。
バトルものと思って観れば、アクションシーンは派手だし、
健全なアニメとは思えないほど血が出まくる殺陣はかっこいいし、
見応えのある部類に入るアニメだと思います。

"新訳紅桜編"というサブタイトルですが、その名の通り本作はオリジナルではなく、
原作にある"紅桜編"というエピソードを再構成したもの。
もちろんテレビアニメでも一度放送された話らしくて、
映像も半分はテレビアニメから(手を加えて)流用しているそうです。
ちょうど『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序』みたいな感じかな?
テレビアニメを見てないボクには関係ないことだけど、
その作り方はどうも手抜き感がありますね…。

逆に一話完結のオリジナルストーリーとは違い、
ストーリー漫画の一部を抜き出して作品にしているため、
本作だけでは厳密に完結しているとはいえず、原作を読んでない人には不親切な作り。
例えば銀時の少年時代のシーンで、松陽先生が何か重要なことをいってる感じだけど、
思わせぶりな演出で口パクになっているんですが、何て言ったのか最後まで不明…。
敵の一味にしても、一度も手合わせしない奴もいて、持ち越し感バリバリです。
オープニングで神楽が「どうせアニメ見ている人しか観ない」と牽制していたので、
端から一見さんはお断りのようです。
まぁそのわりには大筋ではまとまってたし、
オチまで持ち越してしまった『涼宮ハルヒの消失』よりはマシかも?

岡田以蔵や武市半平太がモデルのキャラが敵役だったのも、
龍馬ブームの昨今、とてもタイムリーです。
だからこそ今回はこのエピソードを抜粋したんでしょうが、
こうゆう歴史の二次創作作品って、モデルのイメージが強いから、
人間関係に違和感感じちゃったりしますよね。
その2人は個性派ですが、他のキャラはイケメンばかりで、
お客さんも女性が圧倒的多数でした。
ジャンプってホントに女性読者に支えられてるんだなぁ…。

大筋ではシリアスなバトルものなんですが、オープニングとエンディングだけ、
取って付けたようにギャグアニメでサンドされてます。
そこはボクのイメージ通りの『銀魂』だったんで、かなり笑えました。
都合三度ワーナーのサウンドロゴが流されるなど、
本作の配給がワーナーであること絡みのネタが印象的で、
作中では製作スタッフがワーナーに企画を持ち込み、
ワーナーを騙して映画化した言ってたけど、もちろんそんなことはなくて、
実際はワーナーから映画化の話があったそうです。
作中で言われるほど、今やワーナーが邦画を配給するのは珍しいことではなくて、
ハリウッドメジャーの中で、ワーナーはローカル・プロダクションに一番積極的。
特に米国らしく『サマーウォーズ』『スカイクロラ』など劇場アニメや、
『ICHI』『GOEMON』『TAJOMARU』など時代劇映画がお好きなようで、
アニメでサムライな本作の映画化提案も必然かもしれませんね。
日本の市場に魅力を感じてローカル・プロダクションをしてくれるのは嬉しいけど、
ただあまりヒット作に恵まれていないようで…。
本作は公開規模のわりにはかなり盛況らしく、ワーナーも少しは報われるかも…。
第二弾公開もありえるかもしれません。
『銀魂』のレギュラー放送の方は終わっちゃってるらしいけど、
復活もありえるかもしれませんね。

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