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のだめカンタービレ 最終楽章 後編

先週末、先々週末と、映画興収ランキングがガラリと変わる映画ラッシュで、
いよいよGW戦線が始まった!といった感じです。
特に先週末はたぶん今年1番の激戦週だったんじゃないかな?
そんな週末の興収を制したのは大方の予想通り『アリス・イン・ワンダーランド』。
この土日だけで13億円以上も稼いだんだとか…。
ボクも土日中に観たいと思ってたんですが、かなり混みそうなんで断念しました。
ちなみに2位は『名探偵コナン』、3位は『のだめカンタービレ』、
4位は『クレヨンしんちゃん』という結果だったそうです。

そういえば、『アリス・イン・ワンダーランド』の公開に合わせて、
日曜洋画劇場で『パイレーツ・オブ・カリビアン』を4週連続で放映してましたね。
『名探偵コナン』や『クレヨンしんちゃん』も前作をテレビ初放映。
新作公開前に関連作の放映するのは毎度のことですが、どうにも納得いかないのは、
去年12月公開の『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』をもう放映しちゃったこと。
『レッドクリフ』や『20世紀少年』もテレビ初登場やたら早かったけど、
公開から5ヶ月未満で初放映なんて、早いにもほどがあります。
前作をちゃんと劇場で千数百円払って観た人に対して、超失礼じゃない?
今回みたいに新作公開前に前作を公開するというパターンじゃなくても、
最近のテレビ局制作の映画はテレビ放映が早くなってきている気がします。
テレビ局は、映画をテレビの先行上映くらいのつもりで作ってるのかな?

といことで、今日は『のだめカンタービレ 最終楽章 後編』の感想です。
これもどうせ一年もしないうちにテレビ放映でタダで観れると思いますけどね。

のだめカンタービレ 最終楽章 後編

2010年4月17日公開。
同名人気少女漫画を実写化したテレビドラマの劇場版2部作、後編。

のだめ(上野樹里)と千秋(玉木宏)は、しばらくの間お互いに距離を置くことを決める。そんな折り、千秋の元にピアニストの孫Rui(山田優)との共演話が持ち込まれる。その演奏曲であるラヴェルの「ピアノ協奏曲ト短調」は、のだめが千秋との演奏を熱望した曲だったが、二人の圧倒的な演奏に打ちのめされたのだめは激しく落ち込む。(シネマトゥデイより)



前作『のだめカンタービレ 最終楽章 前編』の最後に
本作の予告編流されたんですが、それを観た時感じた不安が的中。
メロドラマのようなシリアスな雰囲気で、特撮を多用したアニメチックな印象の
ラブコメだった『のだめカンタービレ』らしからぬ重苦しい展開…。
ハイテンション・コメディとして本作を楽しんでいたボクにとっては、
かなりしんどいストーリーでした。

それでも終わりよければ全てよしで、ハッピーエンドで終わればよかったんだけど、
登場人物の心境の変化も描ききれてないし、抜本的解決を見ないまま、
ひとまずこの場は丸く治めてみましたって感じで、中途半端に終わらせたような…。
今回ののだめ(上野樹里)と千秋(玉木宏)の気持ちのすれ違いにしたって、
今までに何度か経験した状態と大差ないし、今回はとりあえず修復されたとしても、
今後も度々こんなことがあるんじゃないの?って感じだし。
とりあえず目指すゴールはのだめと千秋のコンチェルトってことで
今までこの長いシリーズを引っ張ってきたんだから、
やっぱりそのゴールテープは切ってもらわないと消化不良になっちゃいますよ。
原作漫画のラストがどうだったかは知らないけど、
クラシック音楽が主題の映画なんだから、せめて最後はステージで大団円にしないと、
娯楽映画として納まりが悪いです。

もうひとつイマイチ面白くなかった原因は、のだめ中心のストーリーだったためです。
『のだめカンタービレ』ってどちらかというと千秋が主役じゃないですか。
千秋主役でオーケストラ作りがメインの物語です。
千秋を中心にダメオーケストラが衝突や和解を繰り返し成長する群像劇です。
友情やチームワークで困難を克服していくというサクセスストーリーです。
それが楽しかったしワクワクしたものですが、今回の中心はオーケストラではなく、
のだめでありピアノ。
オーケストラのような団体競技ではなく、孤独でストクックな個人戦です。
前作で「ピアノはひとりでオーケストラ」と言っていたけど、
やはり大規模なオーケストラに比べるとかなり地味…。
しかもその道をすすむには、譜面どおり弾かなければいけないというお堅い楽器です。
前作までで、オーケストラの雄大さに魅せられて、
クラシック音楽もいいもんだな、なんて感じていたんですが、
今回、譜面どおりに弾くことを強制されて、息苦しそうにピアノを弾くのだめを観て、
もともとクラシック音楽に抱いていた、クソ真面目さ、堅苦しさが思い起こされて、
なんかすごく退屈な音楽に聴こえました。
使用曲もピアノの曲が多いと思うんですが、弾むような楽しい感じの曲よりも、
難解さを強調した曲が多かったのも退屈に感じた一因でした。

上映時間は2時間強もあるわりに薄っぺらく、必死に水増ししたようなダラダラ感。
そのくせにラストは駆け込むように力業で終わらせる…。
これなら最終楽章を2部構成にする必要もなかったんじゃないかな?
なんか2本に分けられて、2倍の料金取られただけ、みたいな気分になりました。

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