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シェルター

ボクは映画のチラシ収集が趣味で、公開予定の映画のチラシを貰ってきては、
部屋にペタペタ貼り付けているんですが、先日、ちょっと貼るには根性のいりそうな
超怖いホラー映画のチラシを発見しました。
その作品は今年7月に公開予定のホラー映画『恐怖』です。
日本のホラー映画は、大ブームだった『リング』や『呪怨』の頃とは違って、
最近はギミック的なもので楽しませようという作品が多いんですが、
『恐怖』はホントに恐怖を追及したような作品になりそうな印象でかなり面白そう。

なんでも『恐怖』は"Jホラーシアター"の最終作になっているらしいです。
Jホラーシアターは、『リング』『呪怨』の一瀬隆重プロデュースで、
6人のホラー監督による6本のホラー映画を作るという企画です。
『感染』『予言』『輪廻』と公開されたものの、それ以降は頓挫したと思ってたけど、
実は明記はされてなかった(と思う)けど『叫』『怪談』もそうだったらしいです。
怖い作品は少なかったけど、どれも一風変わった内容で面白かったんで、
最終作『恐怖』も期待大です。
チラシは眺めているだけで呪われそうなんで、部屋には貼れませんが…。

ということで、今日は久々にホラー作品(洋画)の感想です。
このチラシは全然怖くないです。(貼りたいほどの作品でもないけど。)

シェルター

2010年3月27日日本公開。
ジュリアン・ムーア主演のサイコホラー。

解離性同一性障害(多重人格)の疾患を認定していない精神分析医カーラ(ジュリアン・ムーア)。ある日、多重人格とおぼしき男性デヴィッド(ジョナサン・リス・マイヤーズ)と引き合わされたカーラは、彼の症状を否定するために身辺調査を行い始める。そんな中、デヴィッドが25年前に亡くなった故人であることが判明し……。(シネマトゥデイより)



とりあえずホラー映画が観たくなったので、まったく予備知識なしで観に行きました。
『シェルター』なんてタイトルだから、核の脅威がどうとかいう話だと思ったら、
洋画ホラーでは毎度お馴染みの悪魔憑きの話でした。
いや、悪魔憑きというよりは、多重人格の患者をめぐり、
キリスト教的なスピリチュアルな存在と、科学や医学の対決を描いた作品です。
(ちなみにシェルターとはハリポタの分霊箱みたいなものっぽいです。)

まぁホラー映画ですから、例の如く科学は宗教の前には無力なわけですが、
宗教に全く信憑性を感じないボクにとっては、怖くも何ともない作品でした。
ただ、主人公のカーラ(ジュリアン・ムーア)もボクと同じようなタイプで、
非科学的な事柄に対しては懐疑的な精神分析医、
多重人格という精神障害の存在も認めず、患者の演技だと思い込んでいます。
多重人格の真偽は知らないけど、実際に認定される症状だし、興味深い病気です。
件の患者になんとか論理的見地から治療を試みようとするカーラの奮闘は、
ホラーである以上、無駄とはわかっていてもなかなか興味深かったです。
こうゆうオカルト映画って、普段は超常現象なんて全く信じてないのに、
登場人物が頑なに超常現象を否定する姿見ると、「頭固いな…」なんて思いますよね。

展開としてはホラー映画の定番で、その不可解な現象を調べていくうちに、
霊とか呪いとかオカルチックなことを認めざる終えず、
自分の家族にまで超常的な被害がおよび始めて、家族を守るために、
なんとか阻止すべく原因究明に奮走する、みたいな。
本作も王道のパターンで、最終的には霊能力者的な人に助けを求めて、
超常的決着を付けようとするわけですが、この映画の製作者は根性が曲がっています。
予想を裏切る最悪な終わり方です。
いや、作品として最悪な出来栄えということではなくて、
何の救いもない、意地悪なオチの付け方をしているということです。
どんなに最悪なパターンでも、普通は○○○だけは助かるもんなのに…。
まぁそれがあったから定番でも、少しは印象に残る映画になったわけですが…。
あー、(ホラーにとっては褒め言葉にもなりますが、)後味わるい…。

ホラー演出は日本のホラーにちょっと近い感じがして、怖さはまあまあです。
多重人格の患者の人格が入れ替わるシーンはなかなか不気味で、一見の価値ありです。

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