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シャッター アイランド

シネ・リーブル梅田や梅田ガーデンシネマに映画見に行く時にいつも思うんだけど、
梅田北ヤードってなかなか開発が進みませんね。
あまりよく知らないけど、サッカースタジアムが出来るんでしたっけ?
何が出来るにしても、あんな一等地を何年も放置しとくなんて勿体無いです。
でも映画ファンとして、梅田北ヤードより気になるのは、
やっぱりエキスポランド跡地に構想されている大型映画リゾート施設
"パラマウントリゾート大阪"の動向です。
こっちも土地権利者の独立行政法人がゴネてて、なかなか進展しないようですが、
そんな天下り団体さっさと解体して、とっとと着手して欲しいです。
"ユニバーサル・スタジオ・ジャパン"も好きだし、超期待してます。

パラマウントは『タイタニック』や『ミッション・イン・ポッシブル』が有名ですが、
ボクにとっては『アイアンマン』など『アベンジャーズ』シリーズでお馴染み。
でもマーベルはディズニーだから、アトラクションは出来ないかな?
となるとマスコットはシュレックとかドリームワークスのキャラになるのかな?
…なんか地味な気もするけど、夢が膨らみます。

ということで、今日はパラマウントの最新映画の感想です。
この映画のアトラクションも出来たら面白そうかも?

シャッター アイランド

2010年4月9日日本公開。
『ディパーテッド』のマーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオが
再びタッグを組んだ心理ミステリー。

精神を病んだ犯罪者の収容施設がある孤島、シャッター アイランド。厳重に管理された施設から、一人の女性患者が謎のメッセージを残して姿を消す。孤島で起きた不可解な失踪(しっそう)事件の担当になった連邦保安官のテディ・ダニエルズ(レオナルド・ディカプリオ)は、この孤島の怪しさに気付き始める……。(シネマトゥデイより)



当初は去年秋に公開予定だったけど、公開延期で約半年遅れで公開されました。
延期の理由はわかりませんが、精神病院を舞台した作品だけに、
デリケートな理由があったのかもしれない…、なんて期待が膨らんだものです。
でも実際は、賞レースで『アバター』と対決するのを避けただけみたいですね。
避けたところで、今年この作品が何か賞取れるとは思えませんが…。

…うん、かなり期待はずれな出来でした。
唐突な公開延期で期待が高まっていたのもあるし、
『ギャング・オブ・ニューヨーク』『アビエーター』『ディパーテッド』の
マーティン・スコセッシ監督とレオナルド・ディカプリオ主演の黄金タッグだし、
ハードルは上がりきっていたのも間違いないですが、
それにしてもこの程度の作品だったとは…。

…いや、作品としてはけっこうよく出来ていたかもしれません。
ただ宣伝の仕方が悪すぎます。
"謎解きに参加せよ"みたいな、本作が推理ミステリーであるかのような謳い文句。
"驚きの結末"などとラストにドンデン返しがることを暗示するネタバレ宣伝。
普通の吹替えと大して違いはないのに、"超吹替え"などと謳い
吹替えにも力を入れているかのようにみせる演出…、などなど。

まず推理ミステリーについてですが、本作は冒頭で推理モノのオマージュとして
ミステリー演出を用いているだけで、実際は端から推理する余地などありません。
もし本格ミステリーなんて期待したら、ガッカリすること間違い無しです。
謎解きの要素があるとすれば、名前のアナグラムくらい?
それだって名前のアルファベット表記も明示されないし、推理させる気はなさそう。
それもそのはず、本作はミステリーじゃなくて、実はサイコスリラーなんですよね。
たぶん制作側も始めからサイコスリラーとして作ってるはず。
本作は冷戦の最中、第二次世界大戦終結直後くらいが時代背景になっている作品、
過酷な従軍経験のある連邦保安官テディが抱える心理状態を描いた人間ドラマです。
ちゃんとサイコスリラーとわかって観れば、そのアメリカンゴシックな舞台と、
ホラー風味の演出が、味わいのある映像美を醸し出している芸術的作品です。
ボクは完全に宣伝に騙されて、ずっとミステリーとして謎解き目線で、
斜に構えて観てたので、あんまり映像美は楽しめませんでしたが…。

驚きの結末についてですが、ドンデン返しが予告されているにもかかわらず、
この結末で驚ける人は世間知らずか、素直すぎる人だけです。
ドンデン返し系サスペンスの映画は、十中八九この手のオチと相場が決まっています。
精神病が絡む心理サスペンスとなると、もう100%これなんじゃないかな?
"驚きの結末は決して人に話すな"ってことなんで、内容まではかけませんが、
まぁ『シックスセンス』的なやつですよね。
なんとなく二段構造になってて、途中でミスリードしちゃうかもしれないけど、
むしろミスリードの方が真実だったらどれだけよかったことか…。
ラストのネタバラシでは、更なるドンデン返しがあることを切に祈りましたが、
ちょっとよくわからない示唆がされるだけで、あっさり幕引き。
もしドンデン返しが予告されてなかったら、ちょっとは驚けたのかも…。

普段は字幕派のボクですが、超吹替え版も売りだったので今回は吹替えで観ました。
超吹替え版ってのは"自然な吹替えに心掛けた吹替え"ってことらしいんですが、
それって吹替えする上で当然のことですよね。
今まではそんな当たり前のこともおろそかにするような手抜きだったってこと?
今まで吹替え版を避け続けて正解でした。
それに劇中でドイツ語訛りの英語を話す男が登場するんですが、
超吹替えといえども、そのドイツ語訛りの雰囲気は全然再現できてなかったし…。
まぁたしかに、字幕追わなくていいんで映像に集中できたし、
それによって製作者が仕掛けたちょっとしたカラクリにも気付けたのはよかったかな。
そのカラクリの違和感から真実を導けってことなんだろうけど、
端からオチは予告されてるのもあって、違和感も違和感とは感じられませんでした。
でもまぁ安易にタレントを声優にしなかっただけでもマシかな。

もしかしたら面白い作品だったのかもしれないけど、
公開延期で無駄に宣伝期間があったのが仇になったかもしれません。
しかし、こんな下手なネタバレ宣伝やってるのは日本だけなのかな?
今オンエアされてるCMも"満足度91点 驚き度82点 リピーター続出"って…。
百歩譲ってもその驚き度は高すぎるだろ、観客バカにしてんのか?って感じです。

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