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LIAR GAME The Final Stage

ホントの映画ファンはテレビドラマの劇場版を蔑視している人が多いですが、
ボクはけっこう好きです。
もちろん好きなテレビドラマが劇場版化されるのは嬉しくて当然だけど、
ボクはあまりテレビドラマを観てないので、劇場版が決まってからDVDなどで
テレビドラマ版を観ることもけっこうあります。
さすがに劇場版に踏み切るだけあって、テレビドラマ時でも面白いものが多いです。
ダメ元で観に行ってやっぱりダメなことが多い普通の邦画に比べれば、
劇場版に出来るほどの作品ということが担保されているドラマの劇場版の方が
信頼感があります。

今年も『のだめカンタービレ』『TRICK』『踊る大走査線』『SP』等が控えてます。
どれも楽しみにしていますが、今クールに始まった『TRICK』のスピンオフドラマ
『警部補 矢部謙三』の面白くなさは、本家の動員に影響がありそうなほどです。
まだ初回の放送が終わっただけなんで、今後に期待してますが…。

ということで、今日はテレビドラマの劇場版の感想です。

LIAR GAME The Final Stage

2010年3月6日公開。
人気コミックをテレビドラマ化した『LIAR GAME』の劇場版。

女子大生の直(戸田恵梨香)は、謎の組織が主催する、巨額の資金を賭けて互いにだまし合うライアーゲームに参加するハメになる。彼女は天才詐欺師の秋山(松田翔太)の助けを借り、どうにか決勝戦まで勝ち進む。二人は50億円の賞金を賭け、信じ合う心がテーマの“エデンの園ゲーム”と呼ばれる最後の戦いに挑むが……。(シネマトゥデイより)



原作漫画は面白いとの評判を聞いていたので読もうと思ったんですが、
人間味を感じない絵柄に馴染めず1巻でドロップアウト。
テレビドラマは深夜時間帯に放送していたシーズン1の方はそこそこ観れてたけど、
プライムタイムに移ったシーズン2は暇がなくてあまり観れず…。
でも劇場版は観たかったので、DVDでシーズン2のおさらいをしようと思ったんですが
シーズン2の終了から程なく劇場版が公開されたので、
まだDVDリリースされてませんでした…。
劇場版はシーズン2から直結する内容なだけに、シーズン2が観れないなら
劇場版自体も劇場で観るのは諦めようかとも思ったんですが、
フジテレビの有料動画サイトでシーズン2が配信されていたのでそこで観ました。
DVDリリース前に劇場版を公開したら、レギュラー放送を見逃した人は
劇場に足を運びにくくなるし、動員にも響くんじゃないかとも思えるんですが、
わざわざ有料配信で観る人がいることを見越した新しいビジネスモデルかな?
有料といってもTSUTAYAでレンタルするのと大差ない金額だったし。
(まぁ無料動画サイトにも転がってるのは知ってるんですけどね。)

『LAIR GAME』は様々なオリジナルゲームで対決するギャンブル漫画で、
よく似たようなギャンブル漫画の『カイジ』シリーズと比較されたりしますね。
プレイヤー同士が協力したり欺いたりしながら攻略法を考えるというのは同じですが、
常にマイナスからスタートし、最終的に精神論になってしまう『カイジ』よりは、
『LAIR GAME』の方がゲームの出来はいい気がするし、娯楽的だと思います。
でも『カイジ』の方がキャラに人間味があって、ドラマチックで好きですけど。

『LAIR GAME』のオリジナルゲームは、多くの場合、プレイヤー同士が協力すれば
絶対に損しないというパターンが多く、それが攻略法になっています。
だから最終的にはどうやってドローに持っていくかがポイントで、
他のギャンブルものとはちょっと色合いが違うのが面白いところ。
だから『カイジ』よりも『SAW5』の殺人ゲームに近い印象です。
ライアーゲームのメインディーラーも『SAW』のビリー人形を意識してますよね。
…と、ここまでは『LAIR GAME』全体の感想でした。

テレビドラマの完結編となる劇場版ですが、内容はひとつのゲームを
ひたすら攻略するというだけのものなので、一見さんでも大丈夫っぽいです。
むしろゲームの攻略法が多数派工作だったり、秋山の演技(松田翔太)だったり、
直ちゃん(戸田恵梨香)の○○だったりと、テレビドラマで何度かやったような、
使いまわしのような方法なので、一見さんの方がゲーム自体は楽しめるのかも?
せっかく劇場版なのにちょっと海外ロケした程度の豪華さで、
レギュラー放送をそのまま大スクリーンでやっているような印象でした。
まぁレギュラー放送が面白かったわけだし、あんまり変えられても嫌だけど、
ゲストキャストくらいはもうちょっと豪華にしてもよかったんじゃないかなぁ?

そのキャストが一番の問題で、ゲームの攻略よりも裏切り者Xを見つけることが
本作のミステリーとしての醍醐味なんですが、
俳優の格ですぐ予想できちゃうんですよね…。
Xとは考えにくいレギュラー放送絡みのキャラを省いてしまうと、
残りは秋本祐希、関めぐみ、田辺誠一、永山絢斗、濱田マリ、松村雄基…。(50音順)
誰が脇役で誰が主要ゲストか一目瞭然です。
もうちょっと格を揃えるか、ミスリードできそうな俳優を入れればいいのに…。
露骨すぎて逆にレギュラーキャストが怪しく感じたりもしたけどね。

レギュラー放送のファンとしては裏切り者X以上に気になるのが、
シーズン2で引っ張り続けてきた謎であるライアーゲーム事務局の真の目的。
今までのゲームもほぼゼロサムゲームで、胴元の主催者は儲からないシステムですが、
このファイナルステージはどう足掻いても胴元が大損するシステム。
これはよっぽど意表を突くような、感動的な目的があるんだろうと期待しましたが…。
まぁ原作が未完だから妥当な落としどころとも思いましたが、やっぱり期待はずれ。
あれだとファイナルステージだけで事足りるわけで、
長々やってきた今までのステージは何だったのか、って感じです。

でもエンドロール後の大オチにはホッコリできたんで、まぁ楽しめました。
これで完結しちゃうのは寂しいですね…。
特に秋山演じる松田翔太と、福永演じる鈴木浩介はハマリ役だったんで、
これで見納めかと思うと残念です。
直ちゃん演じる戸田恵梨香は、バカ正直キャラというより悪女キャラに見えました…。
(シーズン2以降、ユル巻きヘアーになってからは特に…。)
でもオープニングでの彼女の可愛さは異常です。
あ、主題曲も印象的で抜群によかったですねー。

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