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花のあと

いつからかわからないけど、ウチが購読している毎日新聞の映画案内欄から、
TOHOシネマズ(伊丹と西宮OS)の欄が消えてしまいました。
今はネットで予約の時代だし、経費節減か何かで、掲載するの止めちゃったのかな?
それとも常時二十数作品公開してるから、枠に書ききれなくなったとか?
ボクなんかは新聞の映画案内欄で上映時間調べることが多いんで、何気に不便…。

なので今後はMOVIXに行く機会が増えるかも…。
今日感想を書く映画は近所のMOVIXではやってなかったんで、
ネットで調べてTOHOシネマズに行ったけど…。

花のあと

2010年3月13日公開。
藤沢周平の同名短編小説を、中西健二監督が映画化。

女でありながら男顔負けの剣術の腕を持つ以登(北川景子)は、一度だけ竹刀を交えた江口孫四郎(宮尾俊太郎)に一瞬にして恋心を抱く。しかし、以登、孫四郎ともに決まったいいなずけがおり、以登はひそかな思いを断ち切って江戸に留学中のいいなずけの帰りを待ち続ける。数か月後、藩命で江戸に向かった孫四郎が自ら命を絶ったという知らせが入る。(シネマトゥデイより)



今、最も注目されている若手女優といえば、"憧れの女優"ランキング1位の北川景子。
今までそんなに意識しなかったけど、最近この映画の宣伝で、テレビ番組などで
彼女を見る機会が多いんですが、たしかに言われてみるとかなり可愛いです。
この映画もボクの守備範囲外のロマンス映画だと思っていたので、
観に行く予定はなかったんだけど、彼女につられて急遽観ることにしました。

でも今の女の子が憧れるような顔だけあって、やっぱり現代風な顔立ちだからか、
あんまり日本髪は似合ってないような…。
剣術をする時のポニーテールに胴着姿の彼女は抜群に可愛いんだけど、
普段の日本髪を結った和服姿は普通です。
そういえば時代劇の女優を綺麗と思ったことがないんで、日本髪が嫌いなのかも…。
いつもは女優を気にして時代劇観てないから気付かなかったけど…。
そんなことが気になりだすと、女優の日本髪だけじゃなくて、
イケメン俳優のチョンマゲってのも変に感じたりしますね。
でもそんな中で、市川亀治郎のチョンマゲの似合い具合は半端ないですね。
職業柄馴染んでるってのもあるでしょうが、表情に力がある俳優じゃないと
時代劇のカツラは似合いませんね。みんな同じに見えます。

本作は『たそがれ清兵衛』『隠し剣 鬼の爪』『武士の一分』など、
藤沢周平原作の時代小説の映画化最新作です。
全部観たわけではないけど、藤沢周平原作の作品は、サラリーマンというか
勤め人の悲哀みたいなものを、封建社会での武士の生き様に見立てた感じで、
ボクも社会人になってからは、妙に胸を打たれるようになりました。
本作も職務の末に命を落としてしまう下級の武士・孫四郎(宮尾俊太郎)を通して、
勤め人の悲哀も描かれますが、今回は主人公の以登(北川景子)は武家の娘で
女性のということもあり、いつもよりロマンス色が強いです。
でも封建社会の中でのロマンスだから、当人同士の思い通りにいく訳もなく、
傍目には悲恋のような気もするんだけど、本人達もそれが当然と信じ込んでいるんで、
あんまり悲恋って感じでもないし、恋物語って感じでもないです。
以登は孫四郎が好きなはずだけど、恋愛感情があるわけでもなさそうなんで、
後に彼女は孫四郎の仇討ちに立ち上がるわけですが、
そこまでしようというモチベーションがイマイチ伝わりにくいというか…。
ロマンス色は強いけどロマンス映画としては観にくかったかな?

孫四郎の死後、以登は許婚の才助の協力を得て孫四郎の死の真相に迫ろうとします。
この辺はサスペンスぽい展開で面白いんですが、事件の核心シーンが事件の前にあり、
観客はだれが犯人か、どうゆうトリックなのかも予想できちゃうんですよね。
だからミステリーとしてはあまり楽しめないし、なんの驚きもありません。
あの展開はミスリードを挟むとか、人間関係を複雑にするとか、
もうちょっとミステリーぽくした方が絶対いいです。
まぁあくまでロマンス映画なんで、サスペンスは必要ないってことなんでしょうが…。

それでもそのサスペンス展開が面白く感じたのは、
ひとえに探偵役となった許婚・才助(甲本雅裕)のキャラのお陰です。
才助は大飯食らいでちょっとスケベで容姿もイマイチ。
初恋の人が死ぬという、下手すると暗くなりそうな展開なのに、
飄々とした3枚目キャラの才助が笑いを取ってくれるので楽しく観れます。
剣の達人でイケメンの孫四郎とは正反対のキャラだけど、実は理解のあるいい男です。
若い女の子は孫四郎みたいなタイプに憧れがちだけど、
結婚するなら才助みたいなタイプの方がいいんじゃない?、みたいな。
そんな才助に次第に以登も…、ってのがふたつ目のロマンスで、
これはけっこういい展開なんだけど、はかなり駆け足で描かれてて勿体無かったな。
どう考えても、孫四郎切腹事件が起こるまでに時間使いすぎですよ。

時間使いすぎてる理由のひとつが、当時の作法を忠実に再現しすぎで、
所作のひとつひとつが無駄に長いことです。
障子なんてガーッと開けてバーッと入ればいいだろ!、みたいな。
まぁこの作法や礼儀みたいなものが、切腹事件の重要なポイントになんだけど…。

ロマンス色が強すぎたのはボクにはイマイチでしたが、
とにかく胴着姿の北川景子が眩しいほど可愛かったんで、そこそこ満足です。
女剣士役として、試合や殺陣シーンの立ち回りもすごく様になってたと思います。
今後も映画女優として期待していきたいんで、いい映画にもっと出て、
あんまりテレビドラマには出てほしくないかな?

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