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涼宮ハルヒの消失

テレビで情報バラエティなんて見てると、グルメ情報とかほとんど東京の話で、
関西在住のボクにとっては"そんなもん東京ローカルでやれよ!"って感じです。
でもドラマや邦画なんて観てると、よく東京がロケで使われてるじゃないですか。
近所がロケ地だらけなんて、なんかただドラマ見るにしても楽しそうです。
ずっとそこに住んでたりすると、そうでもないのかもしれませんが、
地方都市に住んでるボクには考えられないことで、ちょっと羨ましいです。
今日はそういう話。

涼宮ハルヒの消失
涼宮ハルヒの消失

2010年2月6日公開。
ライトノベル「涼宮ハルヒ」シリーズをアニメ化した作品の初の劇場版。

クリスマスまであと少しとなった冬のある日、いつものように登校したキョンは、普段と違うことに気付く。何と後ろの席に座っているハルヒがいなかったのだ。しかもその席には以前キョンを殺そうとし、長門に返り討ちにあった朝倉が座っていて……。(シネマトゥデイより)



ボクはテレビアニメは『クレヨンしんちゃん』以外一切見ません。
それはアニメが嫌いだからとかじゃなくて、むしろ好きすぎて、
迂闊に見ると嵌ってしまうから自戒してるんです。
本も雑誌以外一切読まないので、ライトノベルも読んだことないです。
だから本作は名前しか知りませんでした。
でも本作は、なんでも半券2枚ごとに特典として"本編切り出しフィルム"が
貰えるんだそうで、本作のオタク的大ファンの(もう既に一回観てる)知り合いが、
特典を大量ゲットしたいがために自分の席以外に余分に2席も予約。
映画大好きを公言しているボクに一席タダでくれました。
当然スルーだと思ってた作品だし、丁重に断ろうかと思ったんですが、
彼曰く「絶対面白いし、オマエだったら絶対ビックリするはず!」とのこと。
ビックリの意味わかんないけど、それならばってことで厚意に甘えることにしました。
どうせならちゃんと楽しみたいってことで、予習したいとお願いすると、
コミック版『涼宮ハルヒの憂鬱』2巻まで貸してくれて、
"もう時間無いからこれだけ読んどけばほぼ大丈夫"と…。
そんな半端な予習で、ホントに大丈夫かと思ったけど、ホントに大丈夫でした。
100%では無いんだろうけど、たしかに楽しめたし。さすがはオタク、的確です。

そして彼の言うとおり、ホントにビックリしました。
始めのうちは全然気がつかなかったけど、劇中に特徴的な小豆色の電車が…。
「あれ?これって阪急電車じゃない!?」
「お、この踏み切り、見たことある!?」
「もしかしてこのファミレスってボクの母校の近くのサイゼリア!?」
「てことはこの甲陽園学園って、夙女!?」
…どうやら作品の舞台がボクの実家の近くだったみたいです。
そうなるとドミノ倒しのように世界が広がっていきます。
「キョンの通う学校ってボクの兄弟や友達の母校だ!」
「山の手の住宅地、なんか見たことある!」
「図書館の長門ゆきが座ってるとこで、いつもキネ旬読んでた!」みたいな。
過去には『火垂るの墓』や小説『細雪』の舞台になったこともあったし、
個人的には自慢の我が街だけど、取り立てて何かあるわけでもない郊外です。
そんなところがロケ地になり、しかもアニメで緻密に再現されてる。
ノスタルジーが大爆発して、感動で泣きそうになりました。
お陰で風景を見るたびに自分の青春がフェードバックしてきて、
ストーリーどころじゃなかったですが…。
近年一番ビックリした映画は『バーン・アフター・リーディング』だったけど、
あれの10倍はビックリしたなぁ…。
でも地元で『涼宮ハルヒ』が話題になったことなんて一回もないなぁ…。

ストーリーどころじゃなかったけど、一応ストーリーの感想も。
漫画読むまでは本作は男子生徒がハーレム状態になる学園ラブコメだと思ってたけど、
セカイ系SFファンタジーだったんですね。(まぁハーレム状態ではあるけど?)
ある日、主人公の少年キョンのクラスメイト、涼宮ハルヒが突然と姿を消す。
周りの生徒達は彼女の存在を忘れてしまっているようだ…。
漫画で予習してなかったら『チェンジリング』や『フライトプラン』みたいな
陰謀モノと思っただろうけど、漫画読んでセカイ系なことは勉強済みだったんで、
パラレルワールドものであることは容易にわかりました。
(まだ阪急電車にも気付いてない)中盤まではSFサスペンス的でハラハラしたけど、
終盤タイムパラドックスが絡んで来てからは、急激にややこしく…。
でもタイムパラドックスものは整合性を考え出すとドツボにはまるので、
ナンデモアリと思っておけばそんなに問題はないです。
(それにコミック2巻だけではちゃんと理解できるわけもないだろうし。)
とはいえ『のび太の魔界大冒険』的な決着はまぁいいとして、
『のび太の魔界大冒険』のラストシーンにあたる部分がないのが何とも中途半端。
続き(ホントの決着)は次回に持ち越し、みたいな展開は映画としてはダメです。
それで納得してくれるのは原作知ってる(先を知ってる?)ファンだけ。
まぁ自分で補完できないほどでもないけど、あの後どうなったかは気になるでしょ?
なんならあの後が一番盛り上がるところじゃないの?
犯人を前にした時のキョンの葛藤なんて、すでに選択の余地無いと思うんだけど、
それでも事件の決着よりも、個人の気持ちの決着が重視される…。
それがセカイ系たる所以だけど、何か釈然としないですよね。
でもまぁそこ以外は概ね楽しめた気がするし、タダで観れてラッキーでした。

もちろん半券は奢ってくれた知り合いに返したけど、
もし特典の"本編切り出しフィルム"が、踏み切り付近のシーンなら、
ボクも記念に欲しいかも…。
(前半の景色も再確認したいし)もう一回くらいなら自腹切って観てもいいけど、
半券2枚はちょっとなぁ…。
しかもそのうち1枚は27日以降のものじゃないとダメだとか…。
シネコン全盛で2週で打ち切られる映画も多い中、ロングランさせるうまい手ですね。
いやいや、そんなファンを食い物にする悪どい商売は良くない!
他の映画との公正な競争も阻害してるし、やっぱりもういいや。
でも『涼宮ハルヒ』には興味持ったし、レギュラー放送のDVD借りてこようか…、
…おっと危ない、自戒しないと。

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