ブログデンティティー

blog-dentity since 2013

少林少女

GW映画の感想。2作品目。

少林少女
少林少女

2008年4月26日公開。
亀山千広とチャウ・シンチーがタッグを組んだ日本・香港合作映画。
おそらく今年のGW映画としては一番の目玉作品になるんだと思いますが、
内容はあまりにもお粗末。
でもこのキャスト、制作陣からアクション映画として素晴らしい映画を
期待している人もいないでしょうから別にそれでいいかも。

ボクも本当は見に行く気なかったけど、劇場で予告編見たとき、
主演の柴咲コウのポニーテール姿が妙にかわいくて、それ目当てで見に行きました。
普段テレビで見る彼女はやけに大人びててキツそうに見えるけど、
この映画の彼女は年相応かちょっと若いくらいに見えてかわいかったので。
まぁそこにしか期待してなかったから、そこそこ楽しめる映画でした。

逆に俳優のファンとかじゃない人にとっては、なにも見どころのない映画です。
アクション映画としても、スポコン映画としても、コメディとしても中途半端。
格闘シーンでも柴咲コウはほぼスタントを使わずに演じたってことで、
やはり本場のカンフー映画に比べると動きが凡庸すぎます。
なので魅せ方は特殊効果頼りになるんですが、
なぜか本家『少林サッカー』に比べてもかなり地味な演出で…。
かと思いきや、最後のバトルではもはやカンフーと呼べる代物ではないくらい
特殊効果使いまくりの異能力バトルに…。
ウケを狙ってるようでいて展開はシリアスなので混乱します。

ストーリーはツッコミどころ満載のハチャメチャな展開。
まず主役の桜沢凛(柴咲コウ)は驚異的な身体能力を持った少女だけど、
どうやらこれは少林拳によるものというよりも生まれもった特異な能力らしい。
少林拳をサッカーに応用して活躍する本家『少林サッカー』とは全く違い、
馬鹿力な少女がラクロスをするだけで、彼女が少林拳の使い手である必要が全くない。
それでいいのかチャウ・シンチー。

この映画の売りのひとつである田村龍司役ナイナイ岡村ですが、
はじめは凛たちに親しげな三枚目キャラだったが実はその本性は…
みたいなドンデン返しになるわけだけど、テレビスポットや予告編で
岡村が敵サイドの役だってみんな知ってるわけで、全然驚けません。
むしろ本来なら伏線になるはずの岡村の行動の不自然さが気になると思います。
芸人岡村が希代の人気女優柴咲の顔を蹴るシーンはたしかにインパクトはあるけど、
そこは予告に使っちゃダメでしょ普通。
しかも実際に柴咲の顔を蹴ってるのは岡村のスタントのおっさんです…。

どうにも納得できないのはやはり最後の戦いですかね。(以下ネタバレあり)
敵のボスである大場学長(仲村トオル)の設定ですが、
ただのバトル狂で、あれこれ手をまわして凛と戦おうとするくせに、
いざ戦いになると何人も手下を彼女にぶつけてくるという支離滅裂っぷり。
手下だけならまだしもトラップを使って彼女を殺そうとするなんて
実は戦いたくないんじゃないのか?と思わせる演出です。
たぶん『死亡遊戯』的なことがしたかったんだろうけど…。

まぁそれはいいとして、最後わけのわからない超能力バトルの末に、
決着がつくわけでもなく凛の慈悲により学長はなぜか改心しちゃうんですが、
殺人・誘拐・爆破などなど、非人道の限りを尽くしてきた奴なのに、
そんな簡単に許していいのかと。
ぶち殺せとまではいわないが、病院送りにして社会的制裁があってもいいはず。
なのにエンドロールでほのぼのラクロス観戦してるし…。

とりあえずポニーテールの柴咲コウはかわいいし、他の女優もかわいい娘ばかりなので、
画面の見栄えだけは『少林サッカー』よりいいです。

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://blrpn.blog.fc2.com/tb.php/24-fab45827
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

FC2Ad